天四斗（あまよと）スタジアムに野球観戦に来ていたＪ１一行……と、そのとき、闇夜の狩人が急襲！……馬鹿一行は
闇夜の狩人、第４部隊・文曲（もんごく）と死合うことに……
天四斗（あまよと）、天四斗（あまよと）スタジアム
偽馬鹿、嘘阿呆がミザール、アルコルと死合っている最中、馬鹿、狗訴（くそ）もまた、ポルックス、カストルと
死合っていた。
ポルックス「はああ！！」
カストル「ぬううん！」
ガギンッギギンッ
馬鹿、狗訴（くそ）「ちぃい……」
２人の正確無比な攻撃に梃子摺る馬鹿と狗訴（くそ）
ポルックス「フン……今までの部隊はこんな連中に梃子摺り……敗れていたのか！？」
カストル「やれやれ……話にならないね……こんなことなら俺達が最初から出張っていればよかった
　んだ……」
馬鹿「……死合の最中に談笑とは……」
狗訴（くそ）「余裕もいいとこだな！」
ガギャイッ
ポルックス、カストル「ぬ……う！？」
双子の刃を捌き、そして押し返す２人
馬鹿「うおう！光破十文字（こうはじゅうもんじ）！」
キュゴゴッ
狗訴（くそ）「氷砕魔覇閃（（ひょうさいまはせん）！」
ドオッ
光のオーラを纏った十文字斬りと冷気のオーラを纏った一閃がポルックス、カストルに迫る
ポルックス、カストル「ヘッ……玄冥蒼刃（げんめいそうは）・命散（みょうぢり）」
ゴドドンッ
蒼き剣閃が２つずつ馬鹿、狗訴（くそ）の左右から迫る
馬鹿「うお！？」
狗訴（くそ）「ちいっ……」
ババッ
と、咄嗟に回避すると……
ガインッ
馬鹿、狗訴（くそ）「げぇっ！？」
……見事に激突する
ポルックス「ハハハハ……」
カストル「無様だな……おい！！」
馬鹿「ちちぃ……」
狗訴（くそ）「だ、大丈夫ですか！？」
馬鹿「ああ、なんとかな……」
ポルックス、カストル「談笑とは笑わせる！玄冥蒼刃（げんめいそうは）・命散（みょうぢり）！」
ドドドドッ
先ほどとは逆の境遇な馬鹿、狗訴（くそ）
馬鹿「ええいっ！」
ヒュバウウッ
多少のダメージは何のその、敵の懐に飛び込む馬鹿
ポルックス「フン……」
ガギンッ
カストル「あえて渦中に飛び込みダメージを軽減するとはいい判断だが……まだ甘い！」
馬鹿「のはそっちだ！」
バッ
瞬時に距離を置く馬鹿
狗訴（くそ）「氷砕漆黒閃（ひょうさいしっこくせん）！」
ドドドドドドドッ
そして冷気の波動で作った７つの刃がポルックス、カストルへと放たれる
カストル「ちっ……」
ポルックス「なめおってぇ！」
ポルックス、カストル「玄冥蒼刃（げんめいそうは）・命散（みょうぢり）！玄冥蒼刃（げんめいそうは）・命散（みょうぢり）ッ！」
ズガガガガッガギャギャギャギャッ
２つずつである４つの剣閃を２回放って相殺
馬鹿「瑩龍輝刃（えいりゅうきじん）！」
狗訴（くそ）「冱狼鎗凍（ころうそうとう）！」
ドキュインッ
バキバキバキバキッ
さらに光を収束させた刃での一刀両断、そして地面から氷の槍をせり出させ猛攻に出る馬鹿、狗訴（くそ）
ポルックス、カストル「フン……玄冥蒼刃（げんめいそうは）・靈廃（みたますだれ）！！」
ズギャアアアアアアッ
２人で刀を構え、蒼きオーラを纏いつつ横に斬り抜ける
馬鹿、狗訴（くそ）「ぬ……なああ！！？」
ズドオオッ
咄嗟にガードするもガードごと吹き飛ばされる馬鹿、狗訴（くそ）
ポルックス「フフフフ……」
カストル「どうだ！双子パワーの味は！？」
ポルックス、カストル「お気に召したかな！？」
馬鹿「ぐ……ぐぐぐ……」
狗訴（くそ）「……馬鹿……」
馬鹿（あっちが連携攻撃を繰り出している以上、こっちも対応しないと勝ち目はねぇぞ……）
狗訴（くそ）（……了解です！馬鹿！）
すっく！
ポルックス「お！？」
カストル「まだやるか！？……我ら双子パワーは無敵だぞ！」
馬鹿「ヘッ……その双子パワーとやら……叩き崩してやるぜ！」
ポルックス、カストル「戯言を……」
狗訴（くそ）「……うおおお！！」
馬鹿「はああああ！！」
ゴオオオオオッ
馬鹿、狗訴（くそ）……殺気を吊り上げる
ポルックス、カストル「無駄な足掻きだ！！」
ズオオオオオオッ
……双子パワーＶＳ馬鹿、狗訴（くそ）……勝つのはどっちだ！？


続