B.B.B. 激闘編
47の馬鹿 〜球技場スタジアムでの死合! その2〜



天四斗あまよとスタジアムに野球観戦に来たJ1一行……が、突如……なぜか闇夜の狩人、第4部隊、文曲もんごく
が登場し、馬鹿一行との死合を要求……野球観戦に興味の無かった馬鹿は死合を承諾することに
なり……
天四斗あまよと天四斗あまよとスタジアム
偽馬鹿「さぁて……行くぜ!」
嘘阿呆「おう!」
ミザール、アルコル「フッ……お前ら如きに我らがコンビネーション……打ち破れるか!?」
ヒュンッ
すぐさま偽馬鹿、嘘阿呆の周りを高速で移動するミザール、アルコル……
偽馬鹿、嘘阿呆「……」
ミザール「はあっ!」
アルコル「てぇい!」
ギュゴアッ
そして一瞬の隙を突いて偽馬鹿、嘘阿呆に飛び掛るミザール、アルコル
偽馬鹿「それしき……」
嘘阿呆「コンビネーションが聞いて呆れるぜ……」
バッ
軽々と回避する2人に対し……
ミザール、アルコル「かかったな!玄冥蒼刃げんめいそうは麟音りんね」
ドキィインンッ
轟音を立てて蒼きオーラを纏った斬り下ろしが偽馬鹿、嘘阿呆に迫る
偽馬鹿「チッ!真空ч斬しんくうとうかいざん」
嘘阿呆「火流貫焼牙かりゅうかんしょうが!」
ドドウウウッ
真空のオーラを纏った刃で斬りかかり、炎を纏った刃で突きかかり防御する2人
ミザール「フッ……それしきで防いだつもりか!?」
偽馬鹿「何ぃ!?」
アルコル「ヌルいわ!!」
ヒュッ
嘘阿呆「ぬ!?」
すぐさま刃を退き逆手に持ち直し……
ミザール、アルコル「玄冥蒼刃げんめいそうは天猖てんしょう!」
ズゴアアアッ
そして蒼きオーラを纏った逆手の斬り上げが偽馬鹿、嘘阿呆を狙う
偽馬鹿、嘘阿呆「ぬ……ぐう!?」
ズドオオオンッ
咄嗟に防御したものの、双子のパワーに圧し負けてはじき飛ぶ
ミザール「フッ……」
アルコル「弱い!!」
偽馬鹿「……ちぃ……厄介な敵だぜ……」
嘘阿呆「……ええ、全くです……」
ミザール、アルコル「はあ!!玄冥蒼刃げんめいそうは麟音りんね!」
ズギョアアアアッ
偽馬鹿、嘘阿呆に迫る兇刃
偽馬鹿「ならば……真空滅斬しんくうとうめつざん!」
ドドドドドッ
無数の真空の刃を放って応戦する偽馬鹿
ミザール「フハハ!ムダだ!」
ミザール、アルコル「死ぬがいい!!玄冥蒼刃げんめいそうは天猖てんしょう!」
ズギャオオオオッ
回避したその次には斬り上げが襲ってくる
偽馬鹿(ええい……くそっ……)
嘘阿呆(……どうする!?)
偽馬鹿(どうするも……こうするも……)
スタタッ
距離を取るミザール、アルコル
ミザール「フフフ……どうした!?」
アルコル「我ら双子パワーの前に手も足も出ないか!?……」
偽馬鹿「ふざけるなよ!」
ミザール「ほう?強がりか!?……フフン……」
嘘阿呆「貴様らの手は見切った!!」
ミザール、アルコル「ハッ……笑えない冗談だね……」
偽馬鹿「行くぞ!」
嘘阿呆「おう!!」
バッ
2人一斉に飛び掛る
ミザール、アルコル「フン……まぁいい、ならばここいらで幕引きだ!」
ミザール「玄冥蒼刃げんめいそうは麟音りんね!」
アルコル「玄冥蒼刃げんめいそうは天猖てんしょう!」
ドギュオアッ
ミザールの斬り下げとアルコルの斬り上げとが偽馬鹿、嘘阿呆に迫り……
嘘阿呆「フッ」
バッ
突如嘘阿呆が後退し……
ミザール「ぬ!?」
偽馬鹿「霄凰震鐶しょうおうしんかん!」
ドギュオアアアアアッ
ミザール、アルコルを真空の渦に引き込む偽馬鹿
※自分は巻き込まれないように注意を払ってます……
嘘阿呆「はあ!爍蠍球砕しゃっかつきゅうさい!」
ズドオオムッ
そしてそこに炎のオーラを収束して作った火の玉をぶつける嘘阿呆
ミザール、アルコル「ぬ……ごおおああああ!!?」
偽馬鹿「ヘッ……そっちが同時襲撃ってんならこっちは時間差攻撃ってわけよ!!」
ミザール「馬鹿な……我らがコンビネーションが……」
アルコル「……敗れたなどと……!!?」
ミザール、アルコルの双子……敗北す!


続

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