B.B.B. 激闘編
46の馬鹿 〜球技場スタジアムでの死合! その1〜



天四斗あまよと天四斗あまよとスタジアム
台力抜君たいりき・ばつぐん「おっし!では、これより弱さがジーマンズ対半”神”タリバンズの死合を観戦する。なお、今回は特別な
 ルールがあるらしく……みんな最後まで観戦するように……」
馬鹿「……どんなルールなんですか?」
抜君ばつぐん「麻雀で言うハコ下なしだ」
一同「どんなルールだよ!!」
金盞花こがね・せんか「つまり、どんなに点差が広がろうとも、キッチリ13回裏まで行うってことよ」
抜君ばつぐん「そういうことだ!」
一同(麻雀のルール……知ってるんだ……)
馬鹿(ってか弱さだけがとりえの球団とそうじゃない球団との試合ってことは……延々と半”神”タリバンズ
 が点を取る試合を見続けるってことじゃないのか!?)
狗訴くそ(うわぁ……)
ひや信子(ダーリン、そんなときは私を見て♪)
馬鹿(いや、信子……)
※ってか、プロ野球って……天四斗あまよとで観戦できるものなんですか!?……知らなかったです。(うぉい!)
と、いうわけで、一行は拷問の様な野球観戦を行うことになったのだが……
・
・・
・・・
抜君ばつぐん「何だぁ!?一行にはじまらないじゃないか……ああ?どうなってんだ!?」
抜君ばつぐん、キれ、どう見ても銃剣には見えないドイツ語で『銃剣』を意味するビームサーベルを取り出す
一同「ちょ、落ち着いてください。先生……」
抜君ばつぐん「ああ!?これが落ち着いていられるかってんだ!いいか……」
ブツッ
と、そこに……放送がかかる……
*「あ〜〜〜、我々は闇夜の狩人、第4部隊が文曲もんごくである……」
一同「何っ!?」
*「馬鹿!!貴様がここにいるってなことは先刻から分かっている!!」
*、*「さぁ!野球の試合を続けてほしかったら……我ら文曲もんごく部隊と死合え!!」
馬鹿「……なんだそりゃ!?」
信子「……だってさ、どうする!?ダーリン!?」
馬鹿「……うむぅ……野球観戦に興味は無いが……態々この試合のためにチケットを買った人もいるんだ
 ……放っておくわけにはいくまい……」
※何!?その理由……
抜君ばつぐん「いいだろう!!闇夜の狩人の一味よ!!神聖なるコールドゲームの場を汚した罪は貴様らのその生命で
 贖って貰うぞ!!抗ってもムダだ!!」
キ〜〜〜ンっとどこからともなくメガホンを取り出して叫ぶ抜君ばつぐん
一同(『贖う』と『抗う』って……ダジャレですか!?)
※ってか『神聖なるコールドゲーム』って何さ!?
抜君ばつぐん「おし!行け!!馬鹿!!こうなったら、野球の試合の観戦じゃなく、馬鹿達と闇夜の狩人の死合の観戦と
 シャレこもうじゃねぇか!」
キィイ〜〜〜ン
次は馬鹿に向かってメガホンで叫ぶ
馬鹿「……目の前でメガホンを使わないで下さい!!」
抜君ばつぐん「ああ!?聞こえんなぁ!!?」
キィ〜〜〜ン
またもメガホン……
※ちなみに抜君ばつぐんは自分の声がデカすぎて聞こえないだけです。(うわ……最悪!)
一同「うるさい!!」
偽馬鹿「……まぁ、退屈していたところだし……行くか!」
馬鹿「おうよ!」
・
・・
・・・
と、言うわけで……馬鹿、狗訴くそ、偽馬鹿、嘘阿呆がマウンドへと降り立つ
※今回は奴柱どじ馬脱まぬけがお休みの番なんですね……
ザムッ
*、*「フフフ……」
*、*「来たな……」
馬鹿「なっ……双子……!?」
偽馬鹿「……が2組!!?」
やって来たのは2組の双子……
*「その通り!我が名はポルックス!」
*「そして俺はカストル!」
*「ミザールだ!」
*「アルコルよぉ!」
ポルックス「我ら双子の部隊こそ闇夜の狩人、第4部隊・文曲もんごく」
カストル「フフフ……貴様に我らが双子のコンビネーションが打ち破れるかな!?」
狗訴くそ「ヘッ……面白ぇ……」
嘘阿呆「そのフロストコンビネーション……俺達が打ち破ってやるぜ!」
※カテゴリーFの兄弟じゃないっすから!!
馬鹿、狗訴くそ、偽馬鹿、嘘阿呆「……行くぜ!!」
ズラララッ
抜刀する一行
ポルックス、カストル、ミザール、アルコル「来やがれってんだ!!」
スラランッ
こちらも同じく刀を構える……
……馬鹿一行VS闇夜の狩人・文曲もんごく部隊……激突!!


続

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