B.B.B. 激闘編
43の馬鹿 〜第3部隊の強襲! 前編〜



闇夜の狩人、第1部隊と第2部隊を退けた馬鹿一行だったが……まだ、5つの部隊が残っている……そして
……今回、その第3の魔手が……静かに忍び寄る……?
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
ジャリッ
*「……ここだな?」
*「ええ」
*「闇夜の狩人!第3部隊が禄存ろくそん!アルクトゥルス!スピカ様の命を受けて馬鹿一行の抹殺に
 参上した!」
一同「な……何!?」
颯爽と登場したる第3部隊……
アルクトゥルス「出て来い!馬鹿!我が配下、プロキオン、オルフェイス、タラゼドが貴様をブチ殺す!」
馬鹿「ハッ!面白ぇ!」
バッと振り向き
馬鹿「おっしゃ!行く……」
偽馬鹿、嘘阿呆「ZZZZzzzz……」
何か知らんが寝ている偽馬鹿、嘘阿呆
狗訴くそ「……寝てるし……」
曼珠沙華まんじゅ・さか「まぁ、無理に起こすこともないかと……」
※……ちなみに、今はどんな時間ですか!?授業中!?授業前!?休み時間!?(おいおい、お前がそんなんで
 どうする!?)
馬鹿「……そうだな……あっちは4人なんだし……丁度いいか……行くぞ!」
狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ「おう!」
ダダッ
そして4人はグラウンドへ……
※なんか馬鹿はともかく、狗訴くそも毎回死合っているような気がするんですが……変わらないのかな〜?
 (おいおい……)
怒零湖ドレイコ工業、グランド
ザムッ
アルクトゥルス「出てきたか!……む!?2人足りないようだが……」
スピカから敵は6人だと聞かされていた模様。
奴柱どじ「ヘッ……どうだっていいだろ、そんなこと……そっちは4人なんだから、こっちも4人ってことだ!」
プロキオン「フン……なるほどな……」
スラアアッ
一同、抜刀……
アルクトゥルス、プロキオン、オルフェイス、タラゼド「おりゃあ!!」
馬鹿、狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ「ハッ!」
ギンッ
両陣、突撃!!
一同「ぬおおああああ!!!」
・
・・
・・・
……と、いうことで、まずはタラゼドVS馬脱まぬけの死合を……
馬脱まぬけ「うおおう!雷電燒華爪らいでんしょうかそう!」
チュギョオオオンッ
雷を纏った刃で斬りかかる馬脱まぬけ。
タラゼド「真人蒼刃しんじんそうは死霊しにだま!」
ドドドドッ
それに対し蒼き4つの剣閃で相殺するタラゼド
タラゼド「その程度では我ら禄存ろくそんには遠く及ばん!」
馬脱まぬけ「そうかい……今のはほんの小手調べに過ぎないんだけどな……」
タラゼド「ほざけ!……真人蒼刃しんじんそうは死霊しにだま!」
ドドドドッ
馬脱まぬけ「ハッ!雷電三叉爪らいでんさんさそう」
チュギョオアアアアンッ
雷の刃3つで迫る4つのうち3つを相殺する馬脱まぬけ
タラゼド「ハッ!計算もろくに出来んのか!」
馬脱まぬけ「これも計算のうちよぉ!」
ズバウッゴッ
4つ目の剣閃を切り裂き、そのままタラゼドに襲い掛かる
馬脱まぬけ雷電十字爪らいでんじゅうじそう!」
ゴギャウウウンッ
そして雷のオーラを纏った十文字斬りを繰り出す馬脱まぬけ
タラゼド「チッ……真人蒼刃しんじんそうは咒界じゅかい!!」
ギャギイイッ
蒼きオーラを刃に収束させ一気に横に薙ぎ払って応戦するタラゼド
タラゼド「ぬううううあああ!!」
ドウンッ
そして、そのまま馬脱まぬけを弾き飛ばす
馬脱まぬけ「お……おおお!?」
ザザザザッ
タラゼド「身の程を知れ!痴れ者がッ!真人蒼刃しんじんそうは咒界じゅかい」
ドウンッ
収束された蒼きオーラの一閃が馬脱まぬけに飛ぶ
馬脱まぬけ「それはこっちのセリフだ!タラゼドォ!!霆虎刺縛ていこしばく!」
ズドオオオッ
雷のオーラを纏った刃を構えてそのまま突撃する馬脱まぬけ
馬脱まぬけ、タラゼド「ぬううあああ!!!」
ズドオアアアアッ
タラゼド「ご……ごおおお!!!?」
競り負けたタラゼドはそのまま弾き飛ばされ、感電する
タラゼド「ぐ……ぐぐぐ……馬鹿……な……」
……と、いうわけで、即効でタラゼドVS馬脱まぬけの死合は決着がつく……


続

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