B.B.B. 激闘編
42の馬鹿 〜全ては塵芥ちりあくたへと消ゆ!〜



海上都市、シー・ファクトリアルにて行われた闇夜の狩人・巨門こもんVS馬鹿一行……その死合結果は
馬鹿一行に軍配が上がった……
シー・ファクトリアル
ひや信子「ダーリンッ……大丈夫?」
抱きっ
馬鹿「だ〜〜、ケガしてんだから抱きつくな〜〜〜!!」
ちなみに、奴柱どじ馬脱まぬけなど無傷やあんまりケガを負ってないやつが巨門こもんの見張りをしています
フォーマルハウト「ぐ……ぐぐぐ……なぜ……だ!?」
馬脱まぬけ「おっと?まだやるか!?……」
奴柱どじ「それ以上闘うと……どうなるか分かってるよな?」
ジキジキッ
一応刀を突きつけて脅してみる2人
※思いっきり悪人だぁ!
偽馬鹿「……おい、馬鹿……」
馬鹿「あん?」
偽馬鹿「……お前も……分かっているんだろ?」
馬鹿「……」
ビリビリビリビリビリッ
さっきまで死合っていたことが前座であったかのような強烈な殺気……
凌霄花しのぎ・そうか「な……何ですの!?……これ……」
フォーマルハウト、リゲル、コロカロリ、フェルカド「あ……あああ……あああああ!!!」
一同思った……スピカ(ヤツ)が来る……と……
ツカツカツカツカツカツカ……
スピカ「フフフ……実に楽しかったぞ……」
一同「スピカ!!!」
フォーマルハウト「ス……スピカ様……此度の戦いは……」
スピカ「良い。お前達はよくやった……」
フォーマルハウト「……では!?」
スピカ「英雄譚をたっぷり聞かせてやってくれ……」
ゴゴゴゴゴゴッ
スピカの殺気が高まり……
スピカ「黄泉に居る、貪狼どんろう部隊にな!」
フォーマルハウト、リゲル、コロカロリ、フェルカド「ひっ……」
ズドムッ
荒れ狂う蒼き剣閃
フォーマルハウト、リゲル、コロカロリ、フェルカド「ぐ……があああ!!!!?」
一同「う……ああああ!!?」
……巨門こもん部隊……殲滅!
狗訴くそ(やはり……あの漢……バケモノだ……)
馬脱まぬけ(くっ……どうする!?……)
奴柱どじ(どうするったって……この状況……切り抜けることが出来るのかよ!?)
くるり……
スピカが振り向きビクっとする一同
スピカ「……さて……巨門こもんを斃したお前達にも褒美をやらんとな……」
偽馬鹿「……いらねぇよ……ンなもん……」
スピカ「何……俺がお前らを殺しはせんよ……フフフ……」
バラバラバラバラバラバラバラバラッ
嘘阿呆「……ヘリ!?」
スピカ「もし、貴様らが無事にここを脱出できたら……そして、我らが部隊のうち斗魁とかいを斃すことが出来た
 なら……我らがアジトへ招待してやろう……」
バッ
そしてヘリから降ろされたはしごにつかまり去っていくスピカ
一同「何ぃ!?」
スピカ「フフフ……楽しみに待っているぞ!ハハハハハ!!!」
バラバラバラバラバラバラバラバラ……
……そして……スピカが完全に居なくなった後に……
奴柱どじ「……アイツ……何言ってんだ!?無事に脱出できたら!?」
霄花そうか「……それは……ひょっとして……」
一同「ひょっとして……?」
霄花そうか「……シー・ファクトリアルこの場所に爆弾でも仕掛けてあるって意味では……」
一同「!!!!?」
馬鹿「……急げぇ!!!」
一同「おう!!!」
・
・・
・・・
ドズグオオオオオ〜〜〜〜ンッ
水瓶すいへい栄司「……間一髪でしたね……」
霄花そうか「ええ、アブないところでしたわ……」
馬鹿「……シー・ファクトリアルは塵と帰ったか……」
英司「お嬢様……そろそろ帰りませんと……」
霄花そうか「ええ、そうね……そうしましょうか……」
……そして、艦は天四斗あまよとへと帰還する……
馬鹿(……闇夜の狩人……俺達は……斃せるのか!?……あのバケモノを!?)
……闇夜の狩人に狙われた馬鹿一行……彼らに未来はあるのか!?


END

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