B.B.B. 激闘編
33の馬鹿 〜連続無限アレフ1嚮導きょうどう者来襲〜



銅露大附どろだいふにて行われている馬鹿一行VS闇夜の狩人、貪狼部隊……白熱する両者の戦いだが……どう決着する
のか!?
天四斗あまよと銅露大附どろだいふ
カノープス(……剣術は習っていない!!?)
レグルス(……ならばヤツラの剣腕は……ヤツラ自身のもの!!?)
アンタレス「ふざけやがって……」
狗訴くそ「何がだ!」
コカブ「消えろ!てめぇら!陽明蒼刃ようめいそうはハ翼ひよく」
ドドンッ
蒼き剣閃が左右に飛ぶ
馬脱まぬけ「ハッ!tらいでんさんさそう)」
チュギョオオンッ
電気で出来た3つの刃でそれを掻き消す馬脱まぬけ
コカブ「ちいっ……」
2つの剣閃は相殺され、三つ目の電気の刃が迫るが何とか回避
奴柱どじふうじんらんりゅうざん)!」
ドドドドドドッ
奴柱どじ奴柱どじでアンタレスに風の刃を乱れ撃ち
アンタレス「数があればいいってモンじゃねぇ……陽明蒼刃ようめいそうは・一閃!」
バチュインッ
無数の風の刃を縫うように蒼き剣閃が走る
奴柱どじ「ハッ!」
バッ
そして、それを回避する奴柱どじ
レグルス「はああ!!」
狗訴くそ「うおおおああ!!」
ガガガガガガガガガッ
そして鍔迫り合いを繰り広げる狗訴くそとレグルス
馬鹿(……さて……次は……)
カノープス「陽明蒼刃ようめいそうは一閃いっせん!」
ドッ
馬鹿「甘い!」
バッ
軽々蒼き剣閃を回避する馬鹿……と
キラッ
馬鹿「ん!?」
ズドオオオオオオオッ
一同「くっ……な……何ぃ!!?」
突如閃光と共に何かが落下してくる……
*「……破滅の……因子……」
そこに居たのは……アレフ−00ゼロに似た存在……
馬鹿「チッ……まさか……アレは……」
狗訴くそ「こんな時にぃ!?」
レグルス「……な……何だ!?」
*「我が名はアレフ−01ワン……破滅の因子を持つお前を排除する!」
グオオオッ
刀を馬鹿に突きつけ、そう啖呵を切るアレフ−01ワン
馬鹿(チッ……よりによってこんな時に……)
カノープス「フッ……どうやら貴様は俺ばかりと死合っていられないようだな……」
チキッ
そしてカノープスも馬鹿に刀を向ける
狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ「馬鹿……」
ドドドッ
レグルス、アンタレス、コカブ「おっと……てめぇら……俺を無視するんじゃねぇぞ!」
狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ「ちっ……」
3人もレグルスらに手一杯で馬鹿の援護に行けない
カノープス「フフフ……」
馬鹿(万事休す!?)
と、そのとき……
キュドゴガアアアッ
馬鹿「……これは!?」
突如炎と真空の刃が飛び、アレフ−01ワンに直撃する
偽馬鹿、嘘阿呆「俺たちを呼ばないからこんなことになるんだぜ!?」
一同「偽馬鹿……嘘阿呆!?」
偽馬鹿、嘘阿呆、アレフ−01ワンの前に陣取り、刀を向ける
アレフ−01ワン「お前ら……破滅の因子に組するというのか!?」
偽馬鹿「大体なぁ……その破滅の因子って何だこのやろう!」
アレフ−01ワン「……愚かな……全宇宙消滅の虞を招く存在に知らずに力を貸すなどと……愚の骨頂よ」
嘘阿呆「勝手にやってろ!」
アレフ−01ワン「……よかろう……その言葉、後悔するなよ!?……破滅の因子を持つもの……それに組
 するもの全ては我等『无疆むきょうともがら』の排除すべき標的!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
アレフ−01ワン「今より貴様らを破滅の因子と同格とみなす!」
そしてアレフ−01ワンの殺気が増す
偽馬鹿「ってぇワケだ……馬鹿!あの人型エイリアンは俺たちが始末する!お前はお前の敵を斃してろ」
馬鹿「……最初からそのつもりだ!」
嘘阿呆「……調子のいいヤツめ……」
チキジキッ
刀を構えなおす一行
カノープス「これで6人揃ったか……」
レグルス(あのアレフだか言うヤツは?)
カノープス(放っておけ……今は6人を抹殺する事が先決だ……それが済み次第考える)
レグルス、アンタレス、コカブ(御意……)
……そして、死合……仕切りなおし!へ……


続

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