B.B.B. 激闘編
30の馬鹿 〜闇夜の狩人の始動 その5〜



闇夜の狩人、襲来!それに対し馬鹿一行が応戦、一方高校の内部でもシステム破壊のために馬鹿らの彼女一行
が奮戦し……
ここで話はシステム破壊の前に戻ります。
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
レグルス、アンタレス、コカブ「陽明蒼刃ようめいそうは一閃いっせん!」
ドドドッ
蒼き剣閃が3人に飛ぶが……
ババッ
3人とも難なく回避し反撃に移る
馬鹿「光破一文字こうはいちもんじ!」
偽馬鹿「真空覇斬しんくうとうはざん!」
嘘阿呆「火流線壱牙かりゅうせんいつが!」
ドドドォッ
光、真空、炎の一閃がそれぞれ3人に飛ぶ
レグルス「ぬぅ……なめおってぇ……」
アンタレス「闇夜の狩人に逆らう愚か者の末路を見せてくれるわ!」
コカブ「楽に死ねると思うなよ?」
ギャガンッギンギンギギンッ
そして組み合い、鍔迫り合いを繰り出す3組。
馬鹿「はああ!光破二文字こうはにもんじ」
キュゴガッ
レグルス「何のっ!」
アンタレス、コカブ「消えろ!陽明蒼刃ようめいそうはハ翼ひよく」
ドババッ
蒼き剣閃を左右に放って3等分に斬りかかる2人
偽馬鹿「おおっとぉ……」
ズアッ
嘘阿呆「火流貫焼牙かりゅうかんしょうが!」
ゴガアッ
軽々と回避する偽馬鹿炎を纏った刺突で対抗する嘘阿呆
嘘阿呆、コカブ「ぬ……ぬうううう!!!」
偽馬鹿「おりゃっ!てめぇの相手は俺だぜ!」
ギギンッ
コカブに加勢しようとしていたアンタレスに斬りかかる偽馬鹿
アンタレス「ちっ……」
※ちなみに馬鹿とレグルスも鍔迫り合いを繰り広げてます
馬鹿、レグルス「うおおおお!!!」
ギャギャギャンッギャインッ
一行「はああ!!」
バババッ
そして再度距離を取る6人
レグルス(くそっ……予想以上に梃子摺る相手だ……)
アンタレス(どうする!?)
コカブ(ぱっぱと終わらせるぞ……チマチマした小技じゃヤツラは仕留められないって分かったんだ……)
レグルス(……仕方あるまい……)
と、ここで場所が変わり……
天四斗あまよと、暗黒街
・
・・
・・・
カノープス「……やれやれ……作戦は失敗か……敵には大したエキスパートがいるものだな……」
パソコンのモニターを見ながらカノープスが語る……
カノープス「……退き時か……仕方あるまい……」
……そして、カノープスは3人がいる場所へと赴く……
・
・・
・・・
んでもって話は戻って……
レグルス「フッ……なかなかしぶといじゃねぇか……」
偽馬鹿「ハッ!そっちこそだ!」
嘘阿呆「だが、次はどうかな!?」
グッ
2人が一斉に踏み込もうとしたとき……
馬鹿「ん?」
キラッ
何か光が走る
馬鹿「いかん!!伏せろ!」
偽馬鹿、嘘阿呆「うおっ!?」
ドオオンッ
そして遠方より来る剣閃……
コカブ「……これは!?」
*「お前ら、退け!」
ズカズカズカズカッ
一行の前に現れたる新たなる闇夜の狩人の漢
アンタレス、レグルス、コカブ「カノープス様!?」
カノープス「作戦は失敗だ……これ以上の交戦も無意味だ!」
レグルス「なっ!?……一体……どういうことです!カノープス様……」
カノープス「……お前らがグズグズしている間にシステムは破壊され、軍事衛星は太陽への衝突コースを
 取った……」
アンタレス「そんな……!!?」
カノープス「以上だ!」
レグルス「……分かりました……」
ザッ
そして3人は去っていく
カノープス「……貴様ら……我が貪狼どんろうの者と互角に渡り合えたようだが……所詮はそこまでだ……」
嘘阿呆「何ぃ!?」
カノープス「フッ」
すっ
刀を右手で水平に構えるカノープス
偽馬鹿「馬鹿!退け!」
キュゴアッ
嘘阿呆「ぐっ!?」
蒼き剣閃と共に去りぬ……
カノープス「フフフ……フハハハハハ!!」
馬鹿「……確かにこいつぁ厄介かもな……」
……馬鹿一行VS闇夜の狩人……両者は今、永き戦いへの縁が結ばれた……


END

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