B.B.B. 激闘編
22の馬鹿 〜可付番無限アレフ0の彼方 その1〜



これは……はるか宇宙の彼方より地球を監視るものと……馬鹿との大いなる戦いの幕開け……
某所(宇宙の彼方)
*「……この数値が示すとおり……アレが全宇宙を揺るがす存在であることは間違いない……」
何やら幾何学的なグラフが中央に表示されている……
*「しかし、まだ目覚めていないようだが……」
*「何を悠長なことを言っているのか!?……目覚めた後では遅いのだ……」
*「そうだ!これは我らの……いや、全宇宙の未来と存続をかけた戦い……その元凶となるものはどんな
 小さな禍根であれ断たねばならぬ……」
*「……確かに……だがな……」
*「貴様ら穏健派は……そうやって敵に情けをかけていたからこそ、未来は断たれたのだ……」
*「……だが……それでも……」
*「フン、我ら『无疆むきょうともがら』の計算能力に間違いがあるとでも言うのかね?……我らこそはこの
 銀河の中で最も計算能力に秀でた種族……」
*「更にその最たる総領が弾き出した計算だ……狂いなどあると思うか……?」
*「……ああ、そうだな……そうだ……我らは心を鬼にしてでも、あの忌まわしき元凶を葬らねばならぬ
 ……世界を……宇宙を……未来を奪うものを!!!」
一同「そうだ!!これは未来を守るための聖戦である!!无疆むきょうともがらに栄光あれ!!!」
……そして……无疆むきょうともがらの刺客は解き放たれる……果たして……全宇宙の未来と存続をかけた戦いとは
……宇宙を、未来を奪う元凶とは何なのか!?……今は、まだ作者しか知らない。
※うぉい!
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学
ズドグオオオアアアアッ
突如として轟音と閃光が巻き起こり……
生徒「あ……あれは!!?」
グラウンドに出来たクレーター……そして……
生徒「何だ何だ!?隕石か!?」
生徒「いや、違う……見ろよアレ……人っぽいものが……」
生徒「ま……まさか……ターミネーター!?」
一同「何でやねん!!」
生徒「大体ターミネーターだったら登場の仕方が違うだろ!」
生徒「そこも何か違うから!!」
生徒「じゃ、やっぱり……宇宙人!!?」
と、そこへ……
嘉禎京氏かてい・きょうし「ああ?何だ貴様ら!?何を騒いでいやがる!」
生徒「あ、先生……その……エイリアンが……グラウンドに……」
京氏きょうし「はぁ〜〜!!?」
と、グラウンドを見……
ダアンッ
天井に一発
京氏きょうし「テメェら馬鹿か!」
一同(ひっ……やっぱ傍から見れば人間だよな……)
京氏きょうし「エイリアンなんてのはなぁ……タコみたいな姿をしているヤツのことを言うんだよ!!」
一同「それは偏見だぁあ!!!」
※ってかいつの時代の人間だよ!と一同心の中で突っ込む。
ガウンッ
京氏きょうし「黙れ!誰がガンダムシリーズの人物の話をしている!!」
一同「いやいや、それは『へんけん』違いだからッ!!!」
そして、当のエイリアンは、と言うと……
*「……目標の人間は……どこだ……」
学校を見上げるエイリアン……
*「……そこか!」
ドオンッ
一同「うわあ!!?」
と、イキナリ3−Bへ向かって衝撃波を打つ侵略者
生徒「なな……何だってんだ」
馬鹿「阿呆、お前、まさか宇宙人にケンカ売ったんじゃねぇだろうな!?」
阿呆「んなっ……誰がそんなことするかい!!」
奴柱どじ「ああ、何かありえそうな話」
阿呆「ねぇよ!ンなもん!」
生徒「いや、それは信じられないな……」
生徒「ああ、そうだ……お前、ちょっと宇宙に詫びて来い!」
阿呆「なっ!?何でやねん!!絶対にそんなことは俺はしないからな!!」
一同「そうか……だったら解決のために尊い犠牲になりやがれ!!」
阿呆「ちょ、何でそうなるの!!?」
ドゴスカッ
・
・・
・・・
かくて、阿呆は尊い犠牲となり……
阿呆「だから、俺は……」
……と、まぁ、戯言はここまでにして……突如来襲した宇宙人に対し、馬鹿一行は……?


続

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