B.B.B. 激闘編
17の馬鹿 〜馬鹿VS偽馬鹿V! 前編〜



……何だか立て続けに馬鹿と偽馬鹿が死合っているイメージがあるが……気にしちゃダメだぞ!
天四斗あまよと、馬鹿研究所
バムッ!
狗訴くそ「馬鹿!!こ……これを見てください!!」
馬鹿「ん?どうした!?」
イキナリ研究所に飛び込んでくる狗訴くそ、そしてあるちらしを馬鹿に見せる
馬鹿「こ……これはああ!!?」
『偽馬鹿研究所 助手募集のお知らせ……貴方も偽馬鹿研究所にて世界最高峰の研究開発を行ってみませんか
 ……巫女装束の似合う可愛い女の子募集中 詳しくは裏面で……』
※うぉい!『巫女装束の似合う可愛い女の子募集中』って何だ!?偽馬鹿ってそぉんな趣味があったのか……
 いや、奴が作ったロボットとかパワードスーツを見れば大体察しがつくけどさぁ……ってことは……馬鹿
 はひょっとしてメイドに興味がおありで……?
馬鹿「……フッ……偽馬鹿め……ご丁寧に地図まで載せてやがる……」
狗訴くそ「こいつぁ……」
馬鹿「……だが、罠ってな可能性もあるんだが……」
狗訴くそ「……なるほど、わざと馬鹿にこれを見せて誘き出すって寸法ですか!?……どうします?馬鹿……」
馬鹿「フッ……たとえ罠があろうとも偽馬鹿打倒のためなから乗り出すのが漢ってモンよ!」
狗訴くそ「さすが馬鹿!!」
馬鹿「それに……アレも仕上がったことだし……起動テストにはもってこいだろ……」
狗訴くそ「そっすね……」
・
・・
・・・
そして……馬鹿は地図どおりに偽馬鹿研究所へと赴く……
天四斗あまよと、偽馬鹿研究所
狗訴くそ「……アレ……ですかね?」
馬鹿「フム……よし、HMR−017aルナ・ネイビー、行くぞ!」
ルナ・ネイビー「了解です」
※前まで遠隔操作型だったのにもう自律型になってるぅ!馬鹿……お前『馬鹿』じゃねぇ……稀代の天才
 だよ!おいおい、この物語……看板に偽りアリじゃねぇか!……あ、そうか、趣味にはとことん出来るけど
 勉強は出来ないってことか……うん、そうしよう。(おいおい)
一方……
偽馬鹿「……な……馬鹿!?……何故俺の研究所に!!?」
ドタバタドタバタッ
偽馬鹿慌てて登場!
偽馬鹿「馬鹿!貴様どうやってこの場所を発見した!!?」
ズビシィっと指を指して叫ぶ偽馬鹿
馬鹿「……コレ……」
募集要項を見せる馬鹿
偽馬鹿「しぃ〜〜〜まったぁあああ!!!!馬鹿が見るかもしれないってこと忘れてたぁ〜〜〜!」
※あらあら〜〜、ドジっ娘さんね〜(カル○ア風)←『女』じゃねぇだろ!
馬鹿、狗訴くそ「……」
偽馬鹿「くそっ……こうなったら仕方ねぇ……出ろ〜〜〜SMR−0136γぁ〜〜〜」
ズドオ〜〜〜〜ンッ
まるでガンダムでも呼ぶかの如く叫ぶと1体の(巫女型)ロボットがやってくる
偽馬鹿「行けぃ!キョウル!敵を殲滅せよ!」
キョウル「了解であります!」
※ちなみにキョウルって漢字で書くと『暁流』ね(おいおい……)……ってか偽馬鹿の作った作品って
 名前にあんまし統一性ないね……
ドッ
馬鹿「フン……」
ガギャイインッ
だが、キョウルの攻撃はルナ・ネイビーによって防がれた
※……何!?このオカしなロボット対決!?
偽馬鹿「ロボットにはロボットか……いいだろう!来い!今日こそ貴様を叩き潰す!!」
馬鹿「その言葉……そっくり返してやるぜ!」
ガギャインッ
言い終わるなり組み合う2人
馬鹿「のぉ〜〜りゃ!」
偽馬鹿「どおりゃあ!!」
ドオオンッ
そのまま弾き飛ぶ2人……
ザザザッ
偽馬鹿「ハッ!真空滅斬しんくうとうめつざん」
ドドドドドドッ
飛ばされつつも無数の真空の刃を放って馬鹿を斬り刻もうとする偽馬鹿
馬鹿「おおっとぉ……」
バヒュッ
上空に回避する馬鹿
偽馬鹿「そ〜〜こ〜〜だぁ!!」
ギュンッ
そしてその馬鹿目掛けて飛び掛る偽馬鹿
馬鹿、偽馬鹿「ぬぅおおおああああああ!!!」
ギンッ
……そして空中で激突!
※……え?狗訴くそが何のためにいるのかって?そんなこと気にしちゃダメです。

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