B.B.B. 激闘編
6の馬鹿 〜馬鹿VS偽馬鹿U! 前編〜



前回、馬鹿と引き分けた偽馬鹿……今回はそんな彼の雪辱戦の物語……である。
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・3−B
嘉禎京氏かてい・きょうし「お〜〜し、みんな揃っているな?いない奴は次見かけたら殺す!」
一同「だから、殺さないで下さい!」
一同(やっぱこの人、教員免許無いんじゃ!?)
※きっとデザートイーグルで校長を脅して就職したんじゃない?(うぉい!)
ガラッ
と、そのとき……ドアが開き……
偽馬鹿「勝負だ馬鹿ぁ!!!」
偽馬鹿乱入
ダンダンダダアンッ
偽馬鹿「のわっ!?ななな!?」
京氏きょうしの銃弾をそういいつつも受け止める偽馬鹿
京氏きょうし「てめぇ!どこの学級クミのモンだ!?今は朝学活、俺様の時間なんだよ!!」
一同(クミって……暴力団じゃないんだから……)
偽馬鹿「ハッ!銅鑼握ドラーク中学にその人ありと歌われるものがこの俺!偽馬……」
ダンダダンダガァンッ
またも銃弾乱舞
京氏きょうし「うっせぇ!なぜ他校の生徒がウチの学級に居るんだよ!そのほうが問題だ!」
偽馬鹿「ひっ……」
一同(ヒデェけど……正論だぁ!!)
一同はしみじみ思う……
偽馬鹿「ハッ!この俺様がここに来る目的はただ1つッ!!馬鹿!貴様を倒すことよぉお!!!」
馬鹿「フンッ……態々自分の学校を休んでくるとはつくづくバカな野郎だ……」
立ち上がる馬鹿……も、もっともなことを言う
京氏きょうし「おい、馬鹿……あんなキチガイとっとと始末しろ!俺が許可する!……ただし、今は俺様の時間、
 俺様の時間を汚す奴は誰であれ……」
キ〜〜ンコ〜〜ンカ〜〜ンコ〜〜ン……カ〜〜ンカ〜〜ンキ〜〜ンコ〜〜ン
京氏きょうし「ぬはぁ!終わっちまったじゃねぇか!俺の時間!!おのれぇ!阿呆!!」
ダンダンダンダンダアンッ
阿呆「げはっ……なな……何故俺ぇ!?」
京氏きょうし「銃弾だってなぁ受けられるよりも撃ち抜かれるほうが浮かばれるんだよ!」
阿呆「んな無茶苦茶なぁ!!」
京氏きょうし「おし!野郎ども!外へ出ろ!!今日は特別授業だ!!」
一同「何の!?」
・
・・
・・・
と、言うわけでグラウンドへ出る一行
銅鑼言ドラゴン中学・グラウンド
京氏きょうし「お〜〜し、いいかぁ……今日は馬鹿と偽馬鹿の死合を鑑賞する!いいな!」
一同「なっ……何故に!!?」
ダアンッ
空に向かって撃つ京氏きょうし
京氏きょうし「ああ!?何か問題でも!?」
一同「い、いえ、滅相も……」
京氏きょうし「お〜〜〜、では……はじめぇえ!!」
ガウンッ
ゴング代わりの銃弾と共に……
馬鹿、偽馬鹿「ぬおおああああ!!」
ガギンッ
両者刀で組み合う
馬鹿、偽馬鹿「ぬっ!!?」
馬鹿、偽馬鹿(いつの間に刀を!?……)
バッ
とっさに距離を取る2人
馬鹿「ただ刀を振るっているだけじゃ俺には勝てん!光破一文字こうはいちもんじ!」
チュインッ
光のオーラを刀に纏わせ相手を横に薙ぎ払う
偽馬鹿「ハッ!その言葉そっくり返してやるぜ!真空覇斬しんくうとうはざん!」
ゴビュンッ
刀から真空波を発生させて飛ばし、相殺する
馬鹿、偽馬鹿(くっ……出来る!!)
藻零離愁「ひゃひゃひゃひゃ……活きのいい木偶じゃわい!」
一同「どこから湧いて出た!?アンタ!!」
京氏きょうし「いいかぁ……よく馬鹿の動きを見ておけ……次のテストに馬鹿がどんな型のときどんな技を出すのか
 出すぞ!!」
生徒「それじゃああまりにも馬鹿に有利です!」
京氏きょうし「ああん!?だったら偽馬鹿なら文句ないだろ!?」
銃口を突きつける京氏きょうし
一同「……はい」
馬鹿、偽馬鹿「ぬおおおあああ!!」
ドンッ
バギャアアッ
チュイイ〜〜ン
飛び交う光のオーラと真空波……それらがぶつかり合い、逸れ合い、グラウンドが破壊されていく
京氏きょうし「……む〜〜、イマイチ盛り上がらないな……」
一同「これ以上何をするって言うんですか!!」
京氏きょうし「なに、ちょっと舞台を部隊で埋めるだけだ……」
パッチンッ
バラララララララッ
一同「アパッチぃい!」
かくて、天四斗あまよとの空にアパッチ部隊が……部馬鹿と偽馬鹿の死合はどうなる!?


続

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