B.B.B. 激闘編
5の馬鹿 〜燃え萌ゆる…R-1? 後編〜



馬鹿の科学力を世界に知らしめるがため、R−1に参加した馬鹿……そこには何と阿呆も参加しており……
両者は今、決勝戦を迎える……
天四斗あまよと、某所
阿呆「行けぇ!ハウリングソードB!」
ギュオンッ
巫女さんの手にした剣が唸りをあげる
馬鹿「バカが!ビームブローム」
バスッ
だが、それは箒に仕込まれたビームカッターにより斬り裂かれる
馬鹿「実剣がビームに勝てると思うか!」
阿呆「何の……ここからが真骨頂よ!!ハウリングソードE!」
バビ〜〜〜ン
ビームで刃が形成される
司会者「うおおおお〜〜〜!コイツは凄い!!両者ともビーム兵器を繰り出しております……う〜〜む、あんな
 ちっぽけな体にどれだけ高性能なジェネレーターが詰まっているのでありましょうか!!?」
ガインッギインッ
……双方……互角!
馬鹿(ぬぅうう〜〜〜阿呆のくせに……やりやがる!!)
阿呆(ちぃいい〜〜、馬鹿めぇ……)
司会者「双方譲りません……全くの互角!凄いぞ!メイドさん!巫女さん!!」
馬鹿「くそっ……こんなことならフライパンとおたまをつけるべきだったぜ……」
※何のこっちゃ!!?
阿呆「ええい!こうなったら……」
ぎゃううう〜〜〜
と、イキナリ後退させる阿呆
阿呆「奥の手ッ!!いけぇ!!ライン・ヴァイスリッター!!ハウリングソードX!!」
※ついに名前の元ネタになった機体名と間違えたぁああ!!!(え!!?)
ヴオムウウッ
手にした剣が展開し、ビームが巨大化する
馬鹿「ぬ!!?」
阿呆「わはははは!!行けぇえ!!!」
ゴアッ
と、ライン・ヴァイスフリーズはそのまま馬鹿めがけて突撃
司会者「おおっとぉ!!どうした巫女さん!!?メイドさんはそっちだぁ……」
馬鹿「フンッ!」
ゴガッ
光のオーラを纏った左手でビームを受ける馬鹿
馬鹿「ハッ!ロボットじゃなく俺を斃して勝ちを得ようなんざ卑怯千万な考えかただなぁ!阿呆!!」
阿呆「だから、阿呆じゃないし……ってか俺そんな操作してないし……あれ!?何でぇ!!?」
馬鹿「ええい!いいわけは見苦しいぞ!!阿呆!!ハッ!」
ドゴギャアアアッ
そのままライン・ヴァイスフリーズを叩き壊す
阿呆「うわあああ!!!!俺のライン・ラグナブレードがああ!!!」
※また間違えてます……阿呆、お前覚えてないだろ……
司会者「……あ〜〜これは……どうなるんでしょうか!!?人間を狙った阿呆……さんとやらも反則で
 すが……相手のロボットを素手で叩き壊した馬鹿も反則……に」
馬鹿、阿呆「ぬわにぃ!!?」
・
・・
・・・
しばし会議が行われ……
司会者「あ〜〜、判定を申し上げます……今大会の優勝者は……」
ダララララララララララララララッ
みな、固唾を呑んで見守る……
司会者「……無し!」
一同「なっ!!?」
司会者「判定の結果……人間を狙った巫女さんも反則であり、相手のロボットを素手で破壊した馬鹿も反則
 である。よって双方反則負けにより今大会の優勝者はなし。賞金も進呈されません」
馬鹿「阿呆!!貴様ぁああ!!!」
阿呆「どええええ!!!?だから、何故俺のせいにするんですかあ!!!」
馬鹿「死んで詫びろ!!うおおぉおおりゃああ!!!」
ドゴンッ
ズギャンンッ
光のオーラを纏った拳が阿呆に飛ぶ
阿呆「うひぇえ!!!死ぬぅ〜〜、死ぬ〜〜〜!!!」
司会者「……では、また来年♪」
※何事も無かったかのようにしめる司会者……ある意味ツワモノだ!
……ちなみに、破壊された巫女さんロボットだが……背中にメイド・バイ・偽馬鹿との刻印が押してあったり
したのだが……馬鹿も阿呆も気がつかなかったようだ……
※だから奥義は馬鹿を斃さんと突撃したんですね……ってか阿呆が偽馬鹿から買って戦いを挑むより偽馬鹿が
 直接戦いを挑めばよかったのでは!?
……ともかく、R−1はある意味無事に終わり……また、馬鹿と偽馬鹿との因縁も……まだ続くこととなる


END

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