B.B.B. 激闘編
7の馬鹿 〜馬鹿VS偽馬鹿U! 後編〜



銅鑼言ドラゴン中学に乗り込んできた偽馬鹿……その目的は無論打倒馬鹿!かくして京氏きょうし監修のもと、馬鹿VS偽馬鹿
の死合が始まった
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・グラウンド
バララララララララッ
嘉禎京氏かてい・きょうしの指パッチンとともにやってくるアパッチ部隊
生徒「……先生……あの……これって……」
嘉禎京氏かてい・きょうし「一斉射撃!!」
ドガガガガガガガガガガガガガッ
馬鹿、偽馬鹿「うおっ!」
突如の銃撃も難なく回避する2人
京氏きょうし「お〜〜〜、いいぞ〜〜これで死合らしくなってきたぁ!!」
一同「どんな死合ですか!!」
偽馬鹿「馬鹿!何なんだ!?アイツ!?なぜ軍の一個団体みたいな集団を呼び出せるんだよ!」
ガギッ
銃弾を回避しつつ馬鹿に斬りかかる偽馬鹿
馬鹿「知るか!知りたいんなら本人に直接聞け!俺は聞きたくない!!」
ギャインッ
刀を捌きつつ馬鹿が叫ぶ
ガルルルルルルルルルルルルルッ
そして無慈悲にも銃弾は降り注ぐ
偽馬鹿「ええい……この忙しいとき……どけぇ!俺の邪魔をするなぁ!!真空ч斬しんくうとうかいざん!」
ズドバシュアアアアッ
カッ
ズグオオオアアンッ
刀に真空を纏わせ、アパッチ4〜5台を一気に横に薙ぎ払う
馬鹿「ハッ!やるな……偽馬鹿……ならばこっちもぉ……光破一文字こうはいちもんじ!」
バビュイ〜〜ン
ズグオオオオオムッ
光のオーラで横に薙ぎ払いアパッチを5〜6台叩き斬る
馬鹿、偽馬鹿「どおだああ!!」
京氏きょうし「んじゃ、おかわりな……」
パッチン……
ダダッ
ザザンッ
ドドオン!!
再び指を鳴らすと今度は完全に武装した兵が大量にやってくる
狗訴「……先生、この特殊部隊みたいなの……何ですか!?」
京氏きょうし「なぁに、ちょいとした知り合いよ〜」
一同「どんな知り合いだ!!!」
馬鹿「……おい、偽馬鹿……勝負方法の変更を提案する」
偽馬鹿「ヘッ……どっちが沢山倒したか競うってんだろ……いいだろう……」
馬鹿、偽馬鹿「行くぜぇ!!!」
ドッ
特殊部隊にも怯みもせず突撃する2人
馬鹿「ぬおああああ!!光破一文字こうはいちもんじ光破一文字こうはいちもんじ光破一文字こうはいちもんじ光破一文字こうはいちもんじ!!」
ザシュッ
バシュッ
ドシュンッ
偽馬鹿「はあああ!!真空覇斬しんくうとうはざん真空ч斬しんくうとうかいざん真空覇斬しんくうとうはざん真空ч斬しんくうとうかいざん!」
ズバウッ
バシュアアアッ
ドオンッ
荒れ狂う光のオーラと真空波……そして、悉く弾き飛ばされる特殊兵……
兵士「ひっ……に、逃げろ……あんなバケモノに勝てるわけがねぇ……」
ダッ
敗走しだす兵士も後を絶たないが
馬鹿、偽馬鹿「勝手に逃げるなぁ!!!」
ドオオンッ
ズバウアアッ
※馬鹿、偽馬鹿……アンタら鬼だ!
・
・・
・・・
数十分後……
馬鹿、偽馬鹿「はぁ……はぁ……くそっ……引き分けだと!?」
勝負の結果は……馬鹿、偽馬鹿ともに100人斬り……
阿呆(おお!今2人は消耗している……つまり、ここで2人を斃せば……俺が1番!)
ダッ
飛び出す阿呆
阿呆「馬鹿!偽馬鹿!!覚悟ぉおお!!」
馬鹿、偽馬鹿「するのはテメェの方だあ!!」
ズドバカッ
阿呆「のは〜〜〜れぇ〜〜〜!!!!」
キラ〜〜ン
見事に返り討ちに逢う阿呆
京氏きょうし「フム。阿呆早退っと……」
一同「え!?」
藻零離愁もれ・りしゅう「ひゃはっ……久しぶりに面白いモンが見れて良かったワイ……」
生徒(この人は……)
偽馬鹿「おい!馬鹿!!……今日はここまでだ……」
馬鹿「フン……」
偽馬鹿「だがなぁ……次に逢うときこそは……貴様が死ぬときだと思え!!じゃあな!!!」
スタスタスタスタ
そして、偽馬鹿は去っていく
馬鹿「ヘッ……いつでも来いってんだ!返り討ちにしてやるぁ!」
京氏きょうし「おっし!特別授業はこれにて終了。みな、撤収!!」
一同「……はい」
・
・・
・・・
放課後……
離愁りしゅう「ひゃっひゃっひゃっひゃ……どうだった?偽馬鹿よ……」
偽馬鹿「馬鹿のヤツ……いつの間に剣術なんぞを覚えたんだ!?」
※ってか離愁りしゅう!アンタ偽馬鹿にも剣を教えていたのかよ!!
……と、いうわけで、因縁はまだ続く……


END

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