B.B.B. 激闘編
2の馬鹿 〜馬鹿VS偽馬鹿T! 後編〜



馬鹿を倒して主役の座を奪おうとするもの=偽馬鹿……馬鹿を斃すべく馬鹿研究所を襲撃(?)まずは咬ませ犬
の阿呆を倒し……そして、今、馬鹿との因縁が始まる!
天四斗あまよと、馬鹿研究所
偽馬鹿「馬鹿……貴様の意思など関係ないッ」
馬鹿「はっ……だが、はいそうですか……と主役の座を渡すと思うか!?」
偽馬鹿「フン……だろうな……ならば……主役の座をかけて……いざ尋常にぃ……」
馬鹿、偽馬鹿「先手必勝」
ガガッ
と、2人ともいきなり飛び掛る
※ってか2人とも同じ考えとは恐れ入ったわ!
ドンッ
馬鹿「むっ……」
偽馬鹿「できる!!」
激突し、組み合ったまま双方動かず……
偽馬鹿「喰らえやぁあ!!」
バヒュアッ
真空の刃を飛ばす
馬鹿「ふんっ!甘いわっ!」
ズシャアアッ
光の刃を飛ばす
ズギャアアアンッ
馬鹿、偽馬鹿「ぐ……ぬあああ!?」
2人とも直撃(ま、至近距離から放てばね……)そのまま2人とも吹き飛ぶ
ザザザッ
馬鹿「ちい……やるじゃねえか」
偽馬鹿「なるほど、阿呆さっきのヤツが肉の塊だというだけのことはある」
バババッ
そして、体勢を立て直して双方が咆える
馬鹿「だったら、これはどうだぁ!!」
偽馬鹿「ハッ!あまいわっ!」
ドドンッ
ズゴアアアアッ
光と真空の刃が吹き荒ぶ
馬鹿「おおおぅ!」
偽馬鹿「はああっ!」
……そして、互いに互いの拳撃を回避しつつ……死合は膠着状態へ縺れ込む
馬鹿(くそっ……真空の刃か……見えないとは厄介なものを……)
偽馬鹿(チッ、光の刃かっ……見えはするが……その速さに対抗するのは限りなく困難……)
バシュッ
ビシュウアアッ
馬鹿、偽馬鹿「くっ……」
互いに互いの拳に困惑する両者……
馬鹿「……やるじゃねぇか……偽馬鹿ッ!!」
偽馬鹿「ヘッ……てめぇの方こそだ!流石主役のだけはある!」
※主人公特典でダメージ軽減〜ノーダメージってことですかね?(何その反則……)
ババヒュアアッ
そして、距離を置く2人
馬鹿、偽馬鹿「……」
ズオオオオオオオッ
そのまま距離を保ちつつ、殺気を上昇させる……
馬鹿「……だが!次で決める!!」
偽馬鹿「……この俺様がなぁ!!」
ダダッ
馬鹿、偽馬鹿「はあああああ!!!」
殴りかかると同時に真空波で相手の体を貫くという偽馬鹿に対し光の刃で横一直線に薙ぎ払う拳で応戦する馬鹿
ドゴアアアアッ
・
・・
・・・
偽馬鹿、馬鹿「ぐ……ぬうううう……」
だが、馬鹿と偽馬鹿の放った技の威力は互角……つまり、双方相打ちとなったのだ……
ドタリッ……
バタリッ……
そして、2人とも倒れ、大地に頽れる……と、それを見ていた肉塊にすぎないもの……=阿呆は……
阿呆「……と、言うことは……」
バッ
突如、勢いよく起き上がる阿呆
阿呆「次回からは俺が主役ってことだな……はっはっはっは!!やぁったぜ!馬鹿も偽馬鹿も……俺の
 右脳の前には……」
※『右脳』じゃなく、『頭脳』な……
と、復活した阿呆は漁夫の利宣言をする……のだが……
ババッ
そこに、イキナリ2人が起き上がり……
馬鹿、偽馬鹿「そんなことは天地がひっくり返ってもありえんわぁ!!!」
ドゴガアアアアッ
阿呆「グフエアアアアアッ」
馬鹿と偽馬鹿……2人の鉄拳により豪快に飛んでいく阿呆であった……
偽馬鹿「ふん、馬鹿!どうやら今日の勝負は引き分けのようだな……」
馬鹿「どうだか……」
偽馬鹿「だが!次逢うときこそキサマを斃す!!楽しみに待っていろ!!ふはははあっ」
バババッ
そう言い残し去っていく
馬鹿「ヘッ、いつでもきやがれ!!」
……そう、馬鹿と偽馬鹿……因縁の対決は始まったばかりだ……!
※でも、馬鹿と偽馬鹿って……似た者同士なのかも……
……そして、その後、阿呆を見た者はいない……
阿呆「だから、俺は死んでないってば!!」


END

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