そして、バレンタインはやってきた・・・みんな、それぞれ本命、義理、逆・・・チョコを貰えたりするの
だろうか・・・それとも・・・
ツクール学園、調理室
ルイン「ここは調理室だからな・・・スプーンの１本や２本位あると思うよ」
スプーンを用意してなく、どうやって食べようかと思っていると、ルインが喋る
リズ「あ、そうだよね・・・」
と、言うわけで、スプーンを近くで確保してきたルインは早速チョコムースを食べてみることに・・・
ルイン「うん、オイシイよ。」
リズ「本当！？良かった・・・まだあるからどんどん食べてね・・・」
と、冷蔵庫から・・・出るわ出るわチョコレートムース
ルイン「・・・あの、リズ・・・？」
リズ「えへへ・・・張り切って作り過ぎちゃった・・・」
ルイン「・・・」
とりあえず自分１人では食べきれないので、リズも一緒にどうかと誘ってみるルインであった・・・・
・
・・
・・・
一方、その頃、フィルは・・・
ツクール学園、図書館
フィル「・・・今日は早めに閉館するよ。」
いつもと違い結構早い時間で図書館を閉館したフィルはそのま調理室へ向かい、冷蔵庫からケーキの包みを
取り出す。
ルイン「フィル・・・それは・・・？」
フィル「ガトーショコラだよ。」
リズ「え！？何々・・・レインに貰ったの！？」
フィル「いや、今から私に行くところだよ・・・」
リズ「あ、そうなんだ・・・頑張ってね！」
・・・その後、フィルは自動販売機で手頃な飲み物も購入し、レインの居る武道館へと足を運ぶ
レイン「あ、フィル・・・」
フィル「今日はバレンタインだから・・・」
逆チョコだよ、とケースからガトーショコラを取り出し、紅茶のペットボトルと一緒に差し出す・・・
勿論、フォークも忘れていません。
レイン「フィル・・・」
そして、レインはガトーショコラと紅茶を受け取ると・・・ぽつりと呟く
レイン「・・・うん、嬉しいけど、どこで食べろと！？」
フィル「あう〜〜！？」
・・・ここは武道館・・・近くにテーブルはおろか、椅子も見当たらない・・・
※ガトーショコラを再びケースに戻し、テーブルのある場所まで移動してからおいしく頂いたそうです。
・
・・
・・・
一方、その頃職員室では・・・
ツクール学園、職員室
愛、竜一「失礼します。」
フリード「おや、愛さんに竜一君ではないですか？どうしました？」
にこにこしながら２人を迎え入れるフリード
竜一「愛とチョコを作ってきたので配りに来ました」
ライリス「あ、丁度よかったわ・・・私も旦那に渡すための張り切っていたらちょっと作り過ぎちゃって・・・」
折角だから、みんなで食べましょう・・・とライリス
芹沢慶治「ほう、私にも貰えるのか？」
ライリス「ええ、勿論です。」
ルシャーティー・エィユゥミス「バレンタインというと、ホームズがモリアーティーと共に崖に転落した日
　ですよね？」
と、そこへルシャも割って入る
竜一「・・・いや、それはコアなホームズファンしか知らないのではないですか？」
ルシャーティー「と、言うわけでして・・・崖に見立てたチョコレートファウンテンを作ってみました」
一同（いや、何が『と、言うわけ』なんだろう！？）
一同が疑問に思っている中・・・ゴソゴソ・・・とどこからともなくチョコレートファウンテンを取り出す
ルシャ
一同（・・・え！？・・・い、一体どこから取り出したんだ！？）
※ちなみに、ルシャは・・・オーパーツとかそんな技術を利用して転移させて取り出したのです。
・・・ともかく、竜一と愛、フリードに慶治、ライリスやルシャなど職員室にいた面々はみんなで和気藹々と
チョコレートを食べることに・・・
・・・さて、新八や蛍（けい）は一体、誰からチョコを貰ったのか・・・あるいは、あげたのか・・・
※話はもうちょっとだけ続きます。


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