つくがく de SS
課外活動の8・後篇



ある日のつくがく・・・みんなでお芝居をやろう・・・という話が出、話し合いの結果、演劇を行うことになった
一行・・・演劇のジャンルやシナリオが決定し、あと残っているのは・・・
セナ「じゃあ、次は配役の話に進むけど・・・」
天然蛍あましか・けい「やっぱ破壊神は茜薙せなだよね・・・」
氷菓子茜薙ひがね・せな「・・・予測はしていたが・・・それは私が本当に破壊神をこの身に宿しているからか?」
けい「・・・」
黙りこむけい
茜薙せな「・・・」
けい「・・・で、神殺しの男は・・・ムサシで。」
一同「ムサシ!?」
茜薙せなの言葉をサラっと無視したけいの発言・・・ムサシって誰だ!?と一同
中倉新八「それはもしや、『ベンケイ』殿のことを指しているのではござらぬか?」
けい「うん、それそれ・・・ベアー号とかポセイドン号に乗りそうな人。」
ゲッ○ーかよ!ってかネタが分かる人はあまりいないぞ!と一同。
ちなみに、残りの配役は・・・黒板に書かれているものをあげると『序盤で男にアッサリやられる神』、
『破壊神の付き人』、『大道具、その他』くらいなものである。
ひとまず、けいは台本の制作に取り掛かるから一旦席を離れ・・・残りの配役をどうするか考える一行。
※・・・ちなみに、レインとセナが神と付き人を行う・・・ことに決定しました・・・
茜薙せな「じゃ、あとは・・・台本が仕上がるのを待つだけだが・・・」
けい「出来た!!」
一同「早いな!?」
けいにそんな文章作成スキルが!?と一同は驚きつつ、けいを見ると・・・
けい「演劇のタイトル・・・が出来たよ!」
一同「あ・・・そう・・・」
それはまぁ、あとで別に考えるとして、今は台本を作ってくれ・・・と思った一行なのであった。
・
・・
・・・
翌日
けい「今度こそ、台本できたよ!」
一同「おお!」
けい「・・・ってなことで喜んでいたら目覚ましが鳴った・・・」
一同「待てやコラ!!」
ここにきて夢かよ!と一同は怒る
けい「・・・冗談なのに・・・」
いや、だから時と場合を考えて・・・と一同。
・・・ともかく、台本を手に取る茜薙せな、セナ、レイン、新八
茜薙せな「ふむふむ・・・」
そのままシナリオを読んで台詞の覚えに入る4人・・・
その間・・・残りの3人はと言うと・・・
フィル「・・・じゃあ、僕たちは何をしようか・・・」
けい「暇だから、昼寝でもする?」
うら美「暇だからって昼寝をするのはどうかと・・・」
けい「じゃあ、制作秘話とか裏話・・・何か無い?フィル?」
フィル「はい!?僕!?・・・いや、天然あましかさんがこのシナリオを作ったんですから、僕に制作秘話とかを振られ
 ましても・・・」
突然自分に振られてあたふたするフィル
けい「じゃ、続編のことだけど・・・」
うら美「既にシリーズものにするつもりなんですね、あなた・・・」
けい「世界が危機に瀕した際、世界を作り直す聖剣が出現するという噂がある・・・そんな世界での・・・」
うら美「・・・その話、前作・・・と言いますか、今作とどのような繋がりが?」
けい「ん?何もないよ・・・」
シレっと言うけい
フィル「・・・それ、続編と言わないよ・・・」
と、そのとき・・・
新八「・・・台詞も・・・まだ完ぺきとは言えんが覚えたので、一度合同演習をしてみたいのだが・・・」
早速練習やってみよう・・・と4人。
・・・と、いうわけで台本を片手にいざ練習を行ってみる・・・前に・・・
レイン「・・・あ、フィル、この漢字、何て読むの?」
フィル「えっと・・・『ほふ・る』・・・」
レイン「ほふ・・・る・・・ん〜〜、難しいわね・・・こんな字、日常生活で使うの?」
フィル「・・・えっと・・・」
レイン「あと、ここの『はらから』・・・?ってとこ、『どうほう』じゃダメなの?」
フィル「それは・・・えっと・・・」
台本をにらめっこ・・・のレイン
セナ「レイン・・・大丈夫?」
レイン「オッケー。任せて・・・」
心配に思ったセナが声をかけると、どうやら大丈夫な様子です。
・
・・
・・・
と、いうわけで、気を取り直して・・・練習をやってみる。
※・・・ちなみに、ネタバレってなことになるので・・・練習シーンは割愛・・・とさせていただきます。
 申し訳ありませんが、次回の演劇本編をご覧になってくださいませ。
・・・そして、淀みなく、練習は進み・・・ダダ〜〜〜ンと締めのサウンドエフェクトがなり、終幕となる。
・・・すると・・・
一同「・・・」
一同、黙り込む・・・
けい「・・・あれ!?」
シ〜〜ンと静まり返った一行に、何か失敗したかな?とけいは思うのだが・・・
レイン「この演劇・・・絶対成功させるわよ!」
一同「おう!!」
気合十分。一行は決意を新たに更に練習を続ける。
けい「じゃ、俺は・・・映像特典でも作ろうか・・・初回限定版には何を入れたら喜ばれると思う?」
一同「既にDVDか、BD化を視野に入れている!?・・・」
流石に驚愕する一同・・・一体、どこまで考えているんだ!?と驚きを隠せない・・・
・・・と、いうこともありましたが・・・いよいよ、次回、本編上映となります・・・


END

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