B.B.B. 学園編
150の馬鹿 〜狂瀾きょうらんの学園祭…! その7〜



怒零湖ドレイコ工業3年のに1度の学園祭!!そんな中売り上げ泥棒が発生し……犯人に一番近いアノ2人組は……
成敗を行っていた……が、しかし……それは狂言ではとの疑惑が浮上し……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・E2
初雪そゆきカズラ「……泥棒はあなたたちではないけれど、泥棒を操っているのはあなたたち……」
台力抜君たいりき・ばつぐん「馬鹿馬鹿しいことを……俺たちは泥棒などという卑劣な行為を繰り返す悪党を成敗している正義の
 味方なんだぞ!」
木美きび椎造「おう!そして、その報酬に各クラスの売り上げの1割を貰っているだけだ!」
馬鹿「ちなみに、どうやって貰ったんですか?」
椎造「おう。ちょっとビームサーベルに頼んで……いや、違う……これは間違い!」
一同「へぇ〜〜〜〜」
冷たい視線が刺さる
馬鹿「そういえば……さっきの黒尽くめ……朔の夜叉の一員じゃなかったか!?」
偽馬鹿「ん?そういえば……」
馬鹿「木美きび椎造親衛隊とか何とか……」
椎造「バ……馬鹿なことを……何故に俺が身内を吹き飛ばさなきゃいけないんだ!?」
と、そこへ……絶妙のタイミングで黒服が登場し……
*「あの、椎造様……J科にはいつ来る……」
椎造「バカヤロウ!!!今こっちに来るんじゃない!!」
すかさず廊下にその漢をつれて去っていく椎造
一同「……これで、決定だな……」
抜君ばつぐん「ぬぅ……フレンド……まさか身内を仕掛けていたとは……なんというやつだ……」
一同「てめぇも本当は分かっていたんだろう」
抜君ばつぐん「ハッ!何を根拠にそんなことを言う!?ああ!?」
ガシャッ
アロンダイトを展開して抜君ばつぐんが言う。
一同「どの口がそれを言うか!?」
馬鹿「カズラ……お願いします」
カズラ「任せて……」
すたすたすたすた……
抜君ばつぐんに近づくカズラ
抜君ばつぐん「……か……カズラ……いや、あの……これは決して金が目的ではなくてだな……」
じりじり……
抜君ばつぐん「そ、そうだ……俺たちがせしめた……じゃなくって貰った報酬の1割をお前にあげよう……な、
 なんなら今話題の天使のブラなんてのも……」
ズドゴンッ
抜君ばつぐん「おごへあああ!!!?」
カズラの怒りの鉄拳によって吹き飛ばされる抜君ばつぐん
※胸のことに触れてはいけませんよ……抜君ばつぐん
カズラ「……要らないって言っているのに……」
椎造「うお!?どうした!?フレンド!!?」
黒服をほったらかしにして椎造が教室に戻ってくる……
くるり……
椎造「うお!?かか……カズラ!?」
すたすたすた……
そして椎造に歩み寄るカズラ
椎造「ま、マテマテ……カズラ……こうしよう……俺たちが分捕った……じゃない、貰った報酬を
 使って校庭のド真ん中にカズラの銅像を建ててあげよう……ど、どうだ!?悪い話ではないだろう?」
一同(似たような考えなんだな……こいつら……)
カズラ「……そんなもの……要らない」
椎造「何!?……じゃ……じゃあ、カズラの等身大抱き枕とか……」
一同「どうしてそこでそれになるんだ!?」
椎造「無論表は普通で裏はお子様には見せちゃダメ……」
ズドゴガンッ
言い終わる前に鉄拳が椎造に直撃
椎造「おごへあああ!!!?」
*「椎造様〜〜〜〜今、助けに参りますぞ〜〜〜〜お前ら、もう教室に乗り込むのは中止だ!最強生物、カズラ
 に吹き飛ばされた椎造様を救いにいくんだ!」
一同「OK!!」
ドダダダダッ
黒服ズはあわただしく去っていく……
一同「……」
カズラ「……では、楽しい学園祭を……」
すたすたすたすた……
馬鹿「……おし、じゃ、俺たちも教室に戻ってみるか!?……」
ひや信子「そうだね。ダーリン」
・
・・
・・・
ちなみに、その後、椎造、抜君ばつぐんの妨害も無く、つつがなく学園祭は終了した……
また、後日談だが、J3の喫茶店の売り上げは学校1だったそうな……
金盞花こがね・せんか「よし!次は本当のお店で……」
一同「やめれ!!」


END

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