『真黒』メイクを見に纏い、颯爽と現れたるは�K（くろ）い三連星……そして、ここに三神百合三姉妹と�K（くろ）い三連星
との死合が始まったのであった……今のところ、�K（くろ）い三連星が一歩リードする中、遂に死合は最終項目へと
突入！！
天四斗（あまよと）、怒零湖（ドレイコ）工業・グラウンド
台力抜君（たいりき・ばつぐん）「おっし、ついに最終死合の時間がやってきた……」
三神了承「任せて！お姉ちゃん頑張っちゃうぞ！」
三神受理「……なるべく頑張らないで……」
街亜弐（まちあ・そえ）「フン……今のところこっちが一歩リードしているんだぞ？」
麻手壱（あさで・ひと）「このまま突っ切れば我々の勝ちだ！」
抜君（ばつぐん）「最終死合はぁ……」
一同「ゴクリ……」
また、固唾を呑んで見守る一同……
抜君（ばつぐん）「兵器相撲だぁあああ！！！」
どど〜〜んと腕相撲のフィールドを登場させる抜君（ばつぐん）
一同「そりゃ『アームレスリング』違いだろうがぁああ！！」
馬鹿「ってか何で最後の最後で腕相撲！？」
風（ひや）信子「さぁ？」
抜君（ばつぐん）「フッフッフ、驚くこと無かれ、今回はとあるマンガにあるように……」
金盞花（こがね・せんか）「……敗者は腕を斬り落とされるとかいうオチじゃないでしょうね？」
抜君（ばつぐん）「ハハハハ……これが本当の『腕よさらば（A Farewell to Arms）』……」
一同「マテコラ！！」
※木人形（デク）狩り部隊ですかアンタ！？
抜君（ばつぐん）「……まぁ、流石に腕を斬り落とすってのは残酷なんでな……洋服を斬り刻むってことで……」
一同「セクハラだろうが！！！」
抜君（ばつぐん）「何を言う！テメェラ思春期なら女のハダカを見てみたいとは思わんのか！！」
一同「教師の言うセリフじゃねぇ！！！」
居手牙（いてめ）零「……で、競技の方は？」
了承「さぁ！どこからでも来なさい！！」
馬鹿（あ、何だかやる気満々なんだね……あの２人）
風信子（……確かに……）
抜君（ばつぐん）「さぁ！両者見合って見合って……」
零、了承「……」
バッ
腕を組む２人……
抜君（ばつぐん）「開始！！」
零、了承「うおおああああ！！！」
※ちなみにフザけた罰ゲームは撤去してあります。念のため……
零（くっ……コイツ……）
了承（強い！！）
膠着する２人
偽馬鹿「……これはこれは、凄い死合になってるな……」
嘘阿呆「……ああ」
三神却下「う〜〜ん、長引きそうねぇ……」
じろ〜〜っと受理を見る却下
却下「うふふふ〜〜〜」
抱きッ
受理「ちょ、姉さん」
却下「ほ〜〜らほらほら、早くしないと受理を盗っちゃうぞ〜〜〜」
了承「さ……せるかああ！！」
ドダンッ
一気に零を打ち負かす了承
零「んな！？」
了承「受理は私のモノぉお！！」
却下「はい来た！」
ドンッ
そのまま了承に受理を投げ渡す却下
受理「ちょ……や……め……てぇええ！！！！」
……受理……ご愁傷様です。
抜君（ばつぐん）「はい！競技終了！！以上より、この勝負……双方引き分け！！！」
却下「あ〜〜らら……」
一同「……」
信子（絶対了承を勝たせるためにあんなことしたんだよね？）
馬鹿（……）
壱（ひと）「くっ……やるじゃない！！」
零「まさかあんな方法を取るとはね……」
了承「さぁ、保健室に行きましょうねぇ♪」
受理「ちょ、誰か姉さんを止めてください！！貞操の危機がぁ！！」
ズルズルズルズル……
そのまま保健室へ連行される受理
一同「……」
却下「さぁて！まだ続けるっての！？」
弐（そえ）「フン、アンタ１人で私たち３人に挑もうっての！？」
却下「当然♪」
抜君（ばつぐん）「いいだろう……心置きなく死合え！！」
却下、零、壱（ひと）、弐（そえ）「うお〜〜〜りゃああ！！！！」
ドゴスッバキイッ
……で、その後、その４人は放課後まで死合い続けましたとさ……
了承「……ちなみに、私は放課後まで受理と愛し続けました（はぁと）」
受理「うう、もうこんな姉達なんてヤだ……」


ＥＮＤ