B.B.B. 学園編
51の馬鹿 〜2年最初の伝説は…!〜



かくて、狂乱に満ちた1年編は終わり(え!?もうなの!?)……馬鹿一行は2年へと進級する……だが、
これは……更なる狂乱の始まりでしかなかったのだ……
そう、これはそんな怒零湖ドレイコ工業の学園生活を綴った物語伝説……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J2
木美きび椎造「は〜〜……全員進級できて……よかったね……はい、ごくろうさん」
どうでもいいように喋る椎造
一同「ちょ!先生!!」
椎造「だが、しかし……こんなことでウカれていたら、死ぬぞ!?」
一同「だったら、殺すような授業を行わないでくださいッ!!」
椎造「フン……断る!!」
馬鹿(いや、断るなよ……)
椎造「と、まぁ、前置きはこれまでにしてだ……お前らに嬉しいお知らせだ……」
生徒「おお!?」
椎造「このたび、朔の夜叉に晴れて新たなる盾要因が補充されました!!」
※無論、阿呆のことです。さて、阿呆が何故、朔の夜叉に入ることになったのかは、外伝を参照してくださいね。
しぃ〜〜〜んっ
一同……沈黙……
椎造「……おい、お前ら……『おお〜〜〜』とか歓声上げないのか!?」
狗訴くそ「いや、授業とか学校とか全然関係ないし……」
椎造「ああ!?折角、俺が朔の夜叉に纏わるニュースを教えてやったってのに……」
首を左右に振る椎造
椎造「貴様ら、そんなんじゃ、卒業後、朔の夜叉にスカウトされんぞ……」
一同「しないでくださいッ!!」
一同、叫び倒す!
椎造「あと、もうひとつ嬉しいお知らせがある……」
一同「先生、それは学校のことですか!?それとも」
椎造「朔の夜叉のことだッ!!」
即答する椎造
一同「……あっそ……」
そして、一行は呆れる……
椎造「よぉく聞けぇい!てめぇら……」
初雪そゆきカズラ「……先日、伝説の殺戮者を倒したことで自分の格が上がった……と……」
と、カズラ、颯爽と淡々とそのお知らせを話す
※ちなみに、その件は激闘編にて描かれています。
一同「へぇ〜〜〜」
椎造「カズラ……てめぇ、折角、俺がみんなに伝えようとしたことを先に伝えるなんざ……」
ガッ
どこからともなく2本つなげることができるレーザー対艦刀を取り出す椎造
金盞花こがね・せんか「って、エクスカリバー!!?」
ヅカヅカヅカヅカッ
椎造「天誅!!」
バシッ
そのまま一刀両断!!!……だが、しかし、Iフィールドハンドを素で持つ(え!?本当か?それ……)
カズラには通用せず……
カズラ「……」
椎造「しぃまったぁ!!」
カズラ「正当防衛を開始します……」
椎造「だが……甘ッ」
ズドゴシャアアアッ
椎造「ホヴェラ!!?」
だが、カズラの動きに椎造はついていけず……撃沈。
・
・・
・・・
暫くして復活する椎造
椎造「くっ……」
椎造(このままではイカンぞ……生徒にナメられちゃ教師はおしまいだ……)
※いや、そもそも、アンタが悪い……
椎造(これは、何としてでも、カズラ対策委員会を設立せねばならんな……)
※しかも個人限定ですか!?
椎造「あ〜〜、最後に業務連絡……2年からは工業実習が始まる……てめぇら……作業着はちゃんと持って
 いるだろうな?1年で使わなかったからって質に入れてないだろうな!?」
一同「入れませんよ!!誰も!!」
椎造「それから……合唱コンクールがあることも忘れるなよ!?……俺のクラスならば絶対白組優勝だ!」
一同「白組優勝って……それは合唱コンクールじゃなく紅白歌合戦じゃ!?」
一同最もな突っ込みを入れる……
キ〜〜〜ンコ〜〜〜ンカ〜〜ンコ〜〜〜ン
カ〜〜〜ンカ〜〜〜ンキ〜〜ンコ〜〜〜ン
椎造「おっし、以上でJ2のHR俺様の時間を終える……じゃ……てめぇら……2年の途中で勝手に
 野たれ死ぬんじゃねぇぞ!?」
一同「だったら死と隣り合わせな授業を行わないでください!!!」
……かくて、2年の伝説は……始まる!


END

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