B.B.B. 激闘編
138の馬鹿 〜天蓋てんがいあだ危機クライシス! その5〜



无疆むきょうともがら天蓋てんがいあだとカズラを急襲!……でも、なんとなく返り討ちに逢っていて……さて、どうなる!?
无疆むきょうともがらの命運!(あれ?何か話の本筋が変わってない!?)
天四斗、エルシオール
*「我ら5人の精鋭を前に……そしてお前の使用できる能力でどこまでやれるか……お手並み拝見と行こう
 じゃないか……」
初雪そゆきカズラ「……」
無言で5人の使徒を見るカズラ
*「どうした!?流石に5人を相手ではキツイか!?……フッ、だが手加減はせんぞ!何せ全宇宙の存続が
 かかっていることなのだからな……」
※お前ら……鬼か!
カズラ「……あなた方の作戦は失敗に終わった……」
*「ハッ……何を馬鹿なことを……」
*「行くぞ!」
一同「おうッ!」
ドドッ
5人、一斉に飛び掛る……
カズラ「真マッハスペシャる〜んVer.3.0」
*「ハッ!我々の調査ではその技は今までに1度も使われたことの無い技……」
*「ならば天蓋てんがいあだとの交信が必よ……」
ズオオオオオオッ
どこからともなく白い機体と合体したノイエの蒼き紋章機ブレイブハートと合体したイーグルゲイザー白い翼を携えたエデンの紫の紋章機テンション最高潮のハッピートリガーがやってくる
一同「なっ……馬鹿……な!?」
ドゴシャアアアアアッ
一同「ご……ごああ!!?」
……そして、无疆むきょうともがらの使徒を一掃……
*(な……何故……だ!?……何故この状況下でこんな芸当が出来る!?)
*(……けい……本国との応答が……)
*(な……にぃ!?)
*(まさか……既に本国は……天蓋てんがいあだに……!?)
*(馬鹿な……我々……无疆むきょうともがらが……そんな簡単に……)
*(だ……が……)
崩れ逝く意識の中で无疆むきょうともがらの使徒は虚しく自問する……
ボシュウウ〜〜〜
カズラ「……後は……この空間を戻すだけ……そのためには……」
ひゅおっ
カズラの姿がそこから消える……
グニャリッ
一同「な……なぁ!?」
と、そのとき。突然視界が歪む
馬鹿「こ……これは一体!?」
シュパアアアッ
一同「くっ……」
・
・・
・・・
ひや信子「ダーリン♪」
馬鹿「の……信子!?」
偽馬鹿「お、馬鹿……」
生徒「あれ!?……」
気が付けば全てが終わっていた……玄関近くに生徒ら一行がたむろし、ちょっと進んだ先に椎造……さらに
その先に偽馬鹿一行、そして馬鹿と信子……
カズラ「……もう、安心」
そして、カズラ登場
生徒「いや、安心って何が!?」
カズラ「无疆むきょうともがらは……もう来ない」
金盞花こがね・せんか「それは……つまり……无疆むきょうともがらが壊滅した……と!?」
カズラ「そう」
馬鹿「……」
木美きび椎造「おうっし!てめぇら……帰るぞ!」
一同「は!?」
椎造「あ!?てめぇら、ここに何をしに来たと思ってやがる……」
生徒「えっと、カズラの部屋を社会見学とかいう項目で覗きに……」
カズラ「……そう」
カズラの絶対零度の視線が生徒に(本当に)突き刺さる
生徒「ほげあ!?」
一同(コイツ!勇者だ!つわものだ!よく本人を目の前にそんなことを言えるな……)
椎造「とにかく、こうしてカズラも無事だったんだ!これ以上何を望む!?ああ!?」
馬鹿(……ああ、そうか、ヤツはカズラが苦手なんだ……)
信子(苦手というか……天敵!?)
椎造「おら!とっとと帰って授業だ!」
一同「は……はぁ」
……そして、一行は帰路に着く……
……こうして、ここでしつこく馬鹿を狙ってきた无疆むきょうともがらは消滅したのであった……彼らの最大の敗因は
……天蓋てんがいあだに喧嘩を売ったこと……哀れ未来から歴史を修正すべくやってきた无疆むきょうともがらも(え!?
そんな設定だったんかい!)宇宙人には対抗できなかったのだ……
馬鹿「……ヤツらの言う破滅の因子ってのは結局何だったんだろうな?」
偽馬鹿「さぁな……」


END

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