B.B.B. 激闘編
128の馬鹿 〜シッパイDIE作戦!〜



无疆むきょうともがらの新たな策略、馬鹿のコピーをけしかけて破滅の因子・馬鹿を斃すことだったが……コピーには
破滅の因子が無かったようで……アッサリ勝負は終わり……でもって今度はコピーをけしかけた本人が
勝負を挑む……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
アレフ−05ファイブ「はああ!!!」
馬鹿「おっ……!?」
ガガガガガガッ
狂ったかのような猛攻のアレフ−05ファイブ……
四星天剣(どうやら……作戦に失敗した以上帰っても死ぬだけのようだな……)
馬鹿(それで必死ってことか!?……)
四星天剣(……フッ……)
アレフ−05ファイブ19レピュニット・ナインティーン!!」
ズドドドドッ
『数』のデータを圧縮して無数の波動の刃として打ち出す。
馬鹿「おおっとぉ……」
ザザッ
迫る波動の刃を回避……と、同時に
アレフ−05ファイブ1031レピュニット・ワンサウザントアンドサーティーワン」
ゴキュオオッ
相手を絡め取り、動きを封じる『数』のデータを圧縮した波動を打ち出すアレフ−05ファイブ
馬鹿「フン!擾悪覇王吼じょうおはおうこう!」
バアッシュッ
蒼き粒子が舞い、数の波動ごとアレフ−05ファイブを斬り飛ばす
アレフ−05ファイブ「な……にっ!?」
馬鹿「ハッ!」
ダンッ
そして一気に間合いを詰め、横薙ぎを繰り出す馬鹿
アレフ−05ファイブ「ぬうん!」
ズガザザザザザッ
辛うじて回避……
馬鹿「ちっ……」
アレフ−05ファイブ(クッ……強い……破滅の因子がこうも強いとは……だが……負けられん!このまま
 おめおめと帰っても死……)
アレフ−05ファイブ「冗談じゃねぇ!!俺は……まだこんな場所で死ぬわけにはいかん!」
ズオオオオオッ
邪気が増す
アレフ−05ファイブ「破滅の因子!!貴様さえいなければ……貴様さえ!貴様が!!貴様が憎い!!」
馬鹿「逆恨みもここまで来るとたいしたものだな……」
アレフ−05ファイブ「五月蝿い!何も知らぬ大罪人が!消えろ!!13メルセンヌ・サーティーン!」
ズドゴアアアッ
『数』のデータを圧縮した波動で朱雀を具現化し解き放つ
馬鹿「うおお!!擾悪覇王吼じょうおはおうこう」
ズドムッ
青く光り輝く粒子を撒き散らしながら迫る朱雀を斬り飛ばす
アレフ−05ファイブ「ぬぐ……ならば……」
グオオッ
次の手のために気を溜めるアレフ−05ファイブ
馬鹿「遅いっ!」
ひゅおっ
だが、馬鹿の方が動きが早く……瞬時に間合いを詰められる
アレフ−05ファイブ(くっ……間に合わん……このまま……このまま……)
ドンッ
モロに斬撃を喰らうアレフ−05ファイブ
ニヤリッ
馬鹿「!?」
四星天剣(退け!今すぐ!)
馬鹿「チッ」
アレフ−05ファイブ「遅いわ!」
ガッ
そのまま馬鹿の腕を掴むアレフ−05ファイブ
アレフ−05ファイブ「このまま死んでもらうぞ!破滅の因子!」
ズオオオオオオッ
アレフ−05ファイブの気が暴走し始める
馬鹿「くっ……」
四星天剣(……現在のブーストレベルは3か……)
馬鹿(四星天剣……何をイキナリ!?)
四星天剣(ブーストレベルを上げろ!)
馬鹿(は!?)
四星天剣(お前なら出来る……いや、出来なければ死ぬだけだ……)
馬鹿(チッ……くそっ……)
馬鹿「うおおおおおお!!!!」
両手で刀を持ち、気を高める……
コオオオオオッ
アレフ−05ファイブ「な……に!?……この輝き……はあ!!?」
刀身の輝きが増し、刃に星4つをかたどったような紋様が現れる
アレフ−05ファイブ「フル……ブースト!!?」
カッ
ボシュアアアアッ
……そして、アレフ−05ファイブは消滅した……
馬鹿「はぁ……はぁ……終わった……か……」
四星天剣(フフッ……上出来だ……)
……こうして、怒零湖ドレイコ工業J3の面々は無事に授業を受ける事ができたのであった……
※あれ!?何か違くない!?


END

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