B.B.B. 激闘編
125の馬鹿 〜複製コピー人間は高くつく?〜



*「……全ては失敗に終わったか……」
*「いや……まだ終わってはいない……」
*「いかにも……破滅の因子が活性化したことは確かだが……まだ滅亡の日までは時間がある……我々の
 最終目的はそれを阻止する事にある……」
无疆むきょうともがら、談義す……
※ねぇねぇ、无疆むきょうともがらが馬鹿にちょっかいを出すたび彼らの言う破滅の因子の活動が活発になっているような
 気がするんですが、その点について何かありません……?(それ、何てパラドックス!?)
*「……しかし、我らで……破滅の因子を葬る事が本当に可能なのか!?」
*「何を言う……」
*「だが、ヤツは純粋にパワーだけなら我らも上回っていた欠陥品ハミルトンでさえ……」
*「フン、ヤツは所詮欠陥品……だからこその結果だ……それは当然と言えよう……」
一同「……」
*「問題はだ……」
*「心配には及ばん……今度こそ……破滅の因子を葬る事ができるだろう……」
と、豪語するものが1人
*「……アレフ−05ファイブ!?……」
アレフ−05ファイブ「前任までの戦闘結果は全て蓄積されている……」
※それでも負けたのはどこのどいつですか!?
アレフ−05ファイブ「それに、今回は絶大なる自信がある……フフフ……今までなぜこんなことに気がつかな
 かったのか不思議な位に……」
一同「ほう……?それは……!?」
アレフ−05ファイブ「破滅の因子を葬る為には同じ破滅の因子を向かわせればいい……」
一同「!!?」
・
・・
・・・
と、言うわけで……アレフ−05ファイブは馬鹿のクローン(馬鹿コピー)をつくり、破滅の因子、馬鹿を滅ぼそうと
目論む……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
カッズドオムッ
一同「うおう!?ななな……何だ!!?」
突如の轟音と閃光に一同、グラウンドを見る
偽馬鹿「隕石か……」
嘘阿呆「あるいはメテオか!?」
曼珠沙華まんじゅ・さか「……それって同じじゃない?」
偽馬鹿、嘘阿呆「……」
木美きび椎造「J3のHR俺様の時間にこんな騒動を起こすとはいい度胸じゃねぇか!ああ!隕石!」
一同「何に対して怒りをあらわにしているんだテメェは!」
ひや信子「……ダーリン……あれ……」
煙が晴れ、そこに居たのは……
馬鹿「……俺ぇ!?」
……なぜか馬鹿……
椎造「馬鹿……てめぇ、よくもJ3のHR俺様の時間を滅茶苦茶にしてくれたな!」
馬鹿「ちょ、待て……俺じゃねぇ!!」
信子「そうだよ!ダーリンがそんなことするわけないじゃない!!」
椎造「ああ!?だったらグラウンドにいるあの馬鹿は何だ!?」
初雪そゆきカズラ「馬鹿のコピー……」
淡々とカズラが答える
一同「コピー!?」
金盞花こがね・せんか「つまり、クローンってこと?」
カズラ「そうともいえる……」
狗訴くそ「……しかし、一体誰が何の為に!?」
信子「そんな……いくら私でも一度に2人のダーリンの相手は……自信が無いよ……」
馬鹿「いや、信子……?」
カズラ「……あれは无疆むきょうともがらが……破滅の因子を葬る為に作り上げた固体……」
偽馬鹿「ハッ……无疆むきょうともがらぁ!?」
嘘阿呆「ついにネタ切れか……自分たちじゃ斃せないからって馬鹿のクローンに任せる……か!?」
盞花せんか「……ちたものね、无疆むきょうともがらも……」
椎造「フン……何でもいい!馬鹿!!J3のHR俺様の時間を滅茶苦茶にした責任はとってもらうぞ!?」
馬鹿「だから、俺じゃねぇし!」
椎造「うるせぇ!」
馬鹿「八つ当たりかよ……」
カズラ「……酷い話……」
椎造「とにかくとっととあのドッペル馬っ鹿ーを斃して来い!!」
馬鹿「何ですかそのムチャクチャな造語は!?」
椎造「五月蝿い!!とっととしろ!!早くしないと今日の授業はストライキだぞ!」
一同「何故!!?」
……と、言うわけで……馬鹿、馬鹿コピーに挑む……


続

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