B.B.B. 激闘編
118の馬鹿 〜激突!黒帝団戦役 その1〜



天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
木美きび椎造「あ〜〜、てめぇら……たまには死んで見たいなんて思う事無いか!?」
一同「あるわきゃないでしょうが!何なんですか!?一体!?」
椎造「いや、『死なない程度に頑張れ』ってのもなんだか言い飽きてきてな……」
生徒「おいおい……」
椎造「ま、それはそれでいいとしてだ……今日はいつにもましてハードなレッスンを用意しているから……
 まずはリッスン〜〜♪」
一同「ダジャレかよ!?」
と、そのとき……
ガラッ
初雪そゆきカズラ「……来る……敵が来る!」
窓を開けて呟くカズラ
椎造「なぁにぃ!?今ここに重陽子ミサイルを落としてみろ……この俺に火をつけることになるぞ!」
金盞花こがね・せんか「あなた真ドラゴン第一形態ですか!?」
一同「いやいやいやいや……あのなぁ……」
馬鹿「……で、敵と言うと……?」
ザムッ
グラウンドに6人の人影が……
椎造「なっ……アイツらは!!?」
一同「え!?知っているんですか!?」
椎造「こういうセリフを言うとみな食いつくんだよな……」
一同「つまり知らんのかいッ!!!」
椎造「ハッ!何を言う!知っているに決まっているだろう!この俺を誰だと思っている!?天四斗あまよとに名を覇す
 朔の夜叉の主催者なるぞ!……天四斗あまよとはおろか東西日本の裏社会のことならなんでも俺に聞け!!」
と、自分の自慢をしている椎造の隣で……
カズラ「……黒帝団……少し前に結成された組織。主催者はヘルメス・トリスメギストスを名乗る……」
馬鹿「なっH・Tだと!!?」
淡々と話すカズラ……
椎造「ってか俺の話は無視かテメェら!いい度胸じゃねぇか!!」
一同(いや、自分の自慢をしているひまがあったらとっとと話してもらいたかったんだけど……)
ひや信子「でも、そのH・Tいないよ〜〜」
馬鹿「……確かに……」
嘘阿呆「おい、それよりもあの女……」
盞花せんか「が何!?」
嘘阿呆「持っているあの削岩機……」
狗訴くそ「見たことあるんですか!?」
嘘阿呆「いや……でも、威隻いせき研究所の倉庫をブチ破ってLODを奪っていったってのは……アイツなんじゃ
 ないかな〜〜って……」
偽馬鹿「おお、なるほど……」
馬鹿「ぬぅ!?……あ……いつは……朱人章チュー・レンチャン!!?……懲りずにまた……」
偽馬鹿「脱獄したってクチか!?」
椎造「……おい!馬鹿らそこの人外ズ!」
と、今まで蚊帳の外にいた椎造が叫ぶ
馬鹿一行「誰が人外だ!」
椎造「ムカっ腹立つからとっととあの6人ブチ殺して来い!俺が許す!!」
一同「ンなこと許可するなよ!!」
偽馬鹿「まぁ、この際だ……とっととお帰り願おうぜ……」
馬鹿一行「おう!」
・
・・
・・・
と、言うわけで、馬鹿一行はグラウンドへ赴く
怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
朱人章チュー・レンチャン「フッフッフ……どうやら臆せずに来たようだな……馬鹿……」
馬鹿「てめぇも懲りないヤロウだな……人章レンチャン!」
人章レンチャン「おう!てめぇら!とっととヤツらを殺すぞ!!」
坂牙羅星斗らせいと「おい、いつからテメェが俺たちを仕切るほど偉くなったってんだ!?」
と、突っかかるキレやすい高校生の代表、坂牙羅星斗らせいと……
人章レンチャン「え!?……いや……だから……」
羅星斗らせいと「いいか!ここは初期メンバーたる俺に従ってもらおうじゃねぇか……」
零零奈那子ななこ「私も初期メンバーなんだけどね……」
羅星斗らせいと「うるせぇ!ななこ!テメェは人参でも食ってろ!!」
奈那子ななこ「ちょ、私はそんなキャラじゃないわよ!!」
馬鹿「……」
偽馬鹿「……」
鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかま「……お前等……仲間割れしていたんじゃ勝てる死合も負けるぞ?」
一同「ぐっ!?」
人章レンチャン「と、とにかく……1人1殺!いくぜ!」
一同「うぉう!!」
ドドッ
そして飛び掛る黒帝団……かくして馬鹿一行VS黒帝団の全面衝突は始まった!!


続

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