B.B.B. 激闘編
85の馬鹿 〜ツキマ全面戦争! その1〜



ついに月夜の魔獣との最終決戦が始まった……五行相克に乗り込んだ馬鹿一行だが、突如馬鹿がトラップに
はまり、落とし穴へ……馬鹿の安否を気遣いつつ5人は5つの扉をそれぞれくぐったのだが……
某所、五行相克・水晶の間
クリスタル「ようこそ……水晶の間へ……」
シトリン「チッ……馬鹿はナシか……つまらねぇ……」
アメジスト「仕方あるまい……ヤツはブラッド様、コランダム様の獲物だ……」
モリオン「ここはヤツで我慢しな……」
狗訴くそ「好きなことを……」
クリスタル「話し合いなど無用……五行七振ごぎょうななふり水鋼すいこうのサビとかせ!」
シトリン、アメジスト、モリオン「ハッ!水辰陰殺すいしんおんさつ!」
狗訴くそ「相手が悪かったな……氷砕飛刀閃ひょうさいひとうせん!」
ガキイイインッ
水のオーラを纏った剣閃は冷気のオーラを纏った剣閃で凍り付いていく
アメジスト「ぬ!?」
クリスタル「フン……水辰陽刃すいしんみょうは」
ゴバウアッ
流れる水のように華麗に舞い、氷を切り刻んでいく
クリスタル「相性が悪いのははたしてどちらか!?……」
シトリン、アメジスト、モリオン「思い知るがいいわ!水辰陰殺すいしんおんさつせきッ!」
ドバババババババッ
大量の水の刃が狗訴くそに襲い掛かる
狗訴くそ氷砕漆黒閃ひょうさいしっこくせん!」
ガガガガガガガキィンッ
対する狗訴くそは7つの氷の刃でそれに応戦
クリスタル「フム……水辰陽刃すいしんみょうは狗訴くそ「ぬん!」
ガギイイイッ
華麗なる動きでの斬撃を受ける狗訴くそ
クリスタル「ブーストを割とうまく使いこなせているようだが……」
シトリン、アメジスト「甘いぜぇ!水辰陰殺すいしんおんさつせき」
ドドドオッ
モリオン「水辰陽刃すいしんみょうはちん」
迫る無数の水の刃、そしてモリオンの兇刃
狗訴くそ「ちっ」
ババッ
ズドオオンッ
咄嗟に回避、狗訴くそがいた場所が水の部隊の技により陥没する
狗訴くそ(流石に4人相手はキツいか?……しかし……やれるよな?)
コォオオオオ〜〜
刀に問いかける狗訴くそ……刀はそれに呼応するかのようにブーストレベルを上げる
クリスタル(ぬぅ!?)
シトリン(クリスタル様……?)
クリスタル(面白い……)
クリスタル「五行七振ごぎょうななふり……水鋼すいこうの力……我が名の元に顕現せよ!」
ズオオオオオオッ
クリスタルの言葉に反応するように邪気が高まる水鋼すいこう
クリスタル「行けい!」
シトリン、アメジスト、モリオン「ハッ!水辰陰殺すいしんおんさつせき」
ズドドドドドドドッ
さっきよりも威力を上げて大量の水の剣閃を狗訴くそへ浴びせる
狗訴くそ「そんな剣閃なんかで……俺は止められん!!冱狼鎗凍ころうそうとう!!」
バキバキバキバキバキバキッ
地面から氷の槍が突き出し、迫る水を悉く凍りつかせていく
シトリン「な……に!?」
狗訴くそ「ハッ!冱狼潰智ころうかいち!」
ドオンッ
冷気の波動を集めて巨大な氷を作り、投げつける……が……
クリスタル「水辰陰陽陣すいしんおんみょうじん」
ズバチュインッ
狗訴くそ「ぐ……く!?」
スパアアアッ
鋭利な切断面で氷と狗訴くそを斬り付けるクリスタル
狗訴くそ(ウォーターカッター!?)
クリスタル「水こそ我が僕……凍りつかせるだけの貴様の技など我らには通用せん!!」
シトリン、アメジスト、モリオン「水に溺れて死ぬがいい!!水辰陽刃すいしんみょうは」
ドドドッ
3人が一斉に飛び掛り……
クリスタル「水辰陰陽陣すいしんおんみょうじん」
バチュインッ
さらに後方援護でクリスタルが斬りかかる
狗訴くそ「ぬ……おおおおおおお!!!冱狼牙鐫ころうがせん」
バキバキバキバキバキッ
一同「なっ!!?」
冷気の波動で具現化させた狼の牙をもってして辺りを凍りつかせ……
狗訴くそ「ハッ!」
ズバキャアアアッ
そのまま懐に飛び込み水鋼すいこうを砕き千切る
クリスタル「な……」
狗訴くそ「終わりだ!」
バキンッ
一同「ぐおおあああ!!?」
そのまま、氷の海に沈む水の部隊……水の部隊……ここに潰える……
※展開がめがっさ早いのは都合です。(おい!)

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