つくがく de SS
4時限目 Part2



クリスマスに向けて家庭科の授業の一環としてクリスマスパーティーを行うことになった一行・・・
そして、パーティーの日は訪れ、一行は食事にありついたのだが・・・
ツクール学園、体育館
ライリス「芹沢先生、料理はみんなのものですから・・・」
芹沢慶治「・・・ならば、仕方がない・・・」
コトっと皿をテーブルに置く・・・かくて、チョコいちごはみんなの手に
一方・・・
ルシャーティー・エィユゥミス「・・・」
天然蛍あましか・けい「・・・」
先ほどからずっとルシャを見ているけい
ルシャーティー「あの・・・けいさん・・・私に何か?」
けい「アンドロイドも食事をするのかとずっと気になって・・・」
・・・しかし、そんなにじろじろ見られていると食事なんて出来やしない・・・
氷菓子茜薙ひがね・せな「何をやっているんだ、お前は・・・」
すかさず茜薙せなが突っ込みを入れる。
※ちなみに、ルシャも当然食事はします。が、どうも摂取したものはエネルギーに変換されるわけではないよう
 です。え!?だったら食事の機能なんていらないんじゃないかって!?そんな冷たいこと言わないで・・・
と、その時若干照明が暗くなり・・・
うら美「1番、うら美、歌います〜〜〜」
マイクを取り出し、オンステージを開始。曲目はジングルベルロック・・・結構ノリノリだ・・・
ルイン「ならば、こちらは2番、シャンパンによる射的!」
と、まだ開封していないシャンパンを片手にルインが立ち上がる。
的を用意するとそれを目がけて討ち放つ
一同「おお〜〜〜」
ルイン「まだまだっ!」
と、次は両手でシャンパンを持ち、二挺拳銃のように構え・・・
パンパァ〜〜ン
ルイン「あっ!?」
調子に乗ったのがいけなかったのか、片方の栓はたまたま近くを浮遊していたフェアに
フェア「な・・・なんですって〜〜〜!」
茜薙せな「むむっ!」
バシッ
いち早く気がついた茜薙せな・・・しかし、両手が塞がっていたのだが・・・ここは槃導邏パンドラの髪の毛マジックハンド
で綺麗に受け止める
一同「お、おお〜〜」
見事な受け止め方に一同拍手喝采
けい「アンコール、アンコール!」
面白かったので、もう一度・・・とけい茜薙せな「いや、見世物ではないッ!・・・それから、ルインも私に照星を合わせるのはよしてくれ!」
ビクっとするルイン。けいに唆されてちょっとその気になっていたのだが、冷静になってシャンパンをテーブルに
置く
ライリス「・・・そもそも、開けたのなら、ちゃんと飲まないとね・・・」
ルイン「・・・あ、ああ・・・」
バツが悪そうなルインであった・・・
そして、うら美、ルインに続いて一行は宴会芸のようなものを見せ合うことに・・・
中倉新八「ではわしも一肌脱ぐと・・・って待つでござるよ・・・何本当に脱ごうとしているでござるか!?」
ベンケイに主導権を握られそうになったところを辛うじて制止する新八
竜一「・・・ふぅ・・・」
そんなころ、竜一は・・・少し1人になりたくて、ちょっと遠くからそれを眺めていた・・・
竜一「ん?」
気がつけば、体育館の入り口の方に愛が立っているのを見つける。竜一はそのまま愛の元へ・・・
竜一「どうした?疲れたか・・・?」
愛「竜一君・・・雪だよ!」
竜一「へ!?」
見ると、いつの間にか外は雪が降っていた・・・
ファイン「ふぁえええ〜〜、雪だ!」
フェア「うそっ!?」
ファインの驚きの声に、一同も反応する
ササ「本当・・・いつの間にか雪になってるね。」
キララ「雪・・・降ってくれましたね・・・」
ライリス「ええ。ホワイトクリスマスになりましたね。」
レイン「よっし、じゃ、みんなで雪合戦しようか!」
フィル「あう〜〜、雪合戦ができるほど積もってないよ〜〜」
キララ「あれ!?みなさん、雪合戦しないんですか!?」
と、気付けばグラウンドにキララ先生
一同「キララ先生、なんでそんなところにいるの!?」
いつの間に移動したんだ!?・・・と一同は首をひねる。
・
・・
・・・
と、そんなこともありまして・・・暫く食べて、歌って、踊ってのどんちゃん騒ぎが続き・・・パーティーは
終焉へと向かうのであった・・・


続

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