つくがく de SS
2時限目 Part4



クリスマスに向けて家庭科の授業の一環としてクリスマスパーティーを行うことになった一行・・・
衣食住のグループに分かれ、早速計画や準備、材料の購入に走ることに・・・
『衣』のグループがパーティーで着る衣装をあれこれ考え、『食』のグループがパーティーで出す料理を
あれこれ考えているとき、『住』のグループはと言うと・・・
ツクール学園、体育館
ササ「・・・じゃ、ぱぱっと飾り付けを考えようと思うけど・・・」
竜一「クリスマスツリーは必須だと思うが、他に必要な飾りつけは何かあるか?」
ここぞとばかりにリーダーを志願して、場を取り仕切る竜一。
・・・と、そんな時、けいがぽつりとつぶやく
天然蛍あましか・けい「・・・ん〜〜、100万ドルの夜景とか?」
一同「どうやって用意すると言うんだ!!」
確かに、それがあったら盛り上がるかもしれないけど、物理的に不可能だ!と一行
フェア「・・・ここでパーティーをするのなら、テーブルとイスも必要だね!」
ササ「え〜〜、テーブル運ぶの面倒じゃん・・・用具室にある卓球台で代用しちゃダメ!?」
竜一「いやいや、そこは面倒くさがらずに机を運ぼうぜ・・・」
うら美「・・・音楽も必要ですよね・・・クリスマスソングと言うと・・・」
けい「アカハナのゴ○グとか・・・?」
一同「待て待て!」
※ゴ○グのパイロットはアカハナだけではないだろうに・・・と、言うか、彼、アカハナであっているの?
・・・そういえば・・・うら美はここぞとばかりに歌ってみたりするのだろうか?
とりあえず、クリスマスソングは適当に見繕うとして、会場のセッティングに話を戻す
竜一「机を配置して、ツリーを設置するまではいいとして・・・あと足りないものは・・・」
けい「鎖がいるよね」
突如けいが叫びだす・・・しかし、よりによってなぜ鎖!?
一同「いや、いらないから!」
けい「え〜〜!?でも、よくパーティーとかで鎖を飾っているのを見かけるよ・・・」
フェア「・・・紙で作った色とりどりの・・・あれ?」
けい「うん、それ。」
折り紙を輪っかにして鎖状にしたもののことなのか?とフェアは思い、尋ねてみると案の定そうであった。
一同「鎖って言うと普通金属製の方を思い浮かべるから!」
※他にプラスチック製のものもあるけど・・・
・
・・
・・・
と、言うわけで会場セッティングチームの出費としては、大がかりなツリー一式(飾りやライトを含む)と
折り紙。値段がスゴイ違う気がするが・・・と、いうか、費用は足りるのだろうか?
※いや、しかし折り紙で作った輪っかをだだっ広い体育館に飾り付けるにしても、大量に必要になると思うん
 だが・・・
竜一「みんながびっくりするようなデッカイツリーを飾ろうな・・・」
フェア「・・・ちゃんと体育館ここに入るサイズを考えてる?」
ただデカいものを買うだけじゃダメだよ・・・と釘をさして見るフェア。
けい「そういえばさ・・・」
フェア「はい?何か?」
けい、突如呟く
けい「ライトアップするんだったら、電気代も費用に含めるの!?」
一同「そこは学園持ち!」
そんなところまで考えてお金を考えていたら何もできなくなるぞ・・・と、一同猛突っ込み。
竜一「・・・後残っているのは・・・ツリーやテーブルの配置か・・・そういえば、料理を置くテーブルに
 ついても考えないといけないな・・・」
竜一は想像する・・・幾つぐらいテーブルがあればよいのかを・・・
※あれ!?そういえば・・・けいが絵を描いてこんな配置とかにしよう・・・ってなのは・・・結局無しになった
 のか!?
うら美「ときに・・・テーブルクロスは必要ないのですかね?」
一同「・・・」
うら美の発言に一同、失念していた・・・と沈黙。
竜一「うん、テーブルクロスも追加・・・ツリーで費用が割かれるようなら、布のキチンとしたものじゃなく、
 がんぴでいいと思うが・・・」
※がんぴ・・・B1サイズの模造紙。紙の王様・雁皮がんぴ紙から来ているのか?・・・ずっと共通語だと思っていた
 けど富山弁だそうです。
・・・ちなみに、購入する班とせっせと内職(折り紙で輪っか作り)と、更に分割して会場のセッティングを行う
みたいです。


続

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