S.B.J.外伝
FILE零零捌 〜咆哮!最期の時〜



バグデムが持ち込んだ制御不能の魔獣、オコサ、ウラパン・・・その2つが融合し、ラスへと進化した・・・
ジェーン「だったら、コレは?・・・メビウス・フェニックス」
ドゴアッ
舞い降りる白き不死鳥フェニックス
ラス「・・・」
セレナ「動かない!?」
バグデム「いや・・・」
ラス「メビウス・フェニックス」
ゴアッ
白き不死鳥フェニックスに対抗する白き不死鳥フェニックス
バグデム「コピー機能だ・・・」
ドガアッ
ジェーン「このっ・・・本当に厄介な魔獣をおお!!!」
ドオオッ
・・・威力は・・・互角・・・辛うじてジェーンが競り勝ったのはラスの技の発動が遅かったからである
ラス「・・・ソーサロード・・・侮りがたし・・・強し・・・」
セレナ「ジェーンさん、コピー機能に気を付けてくださいね・・・手がなくなりますよ」
ジェーン「うるさい!!」
ラス「イモータルレイ」
キュゴガガガガッ
無数に走る光
ジェーン「えええい!!カーマインダークネス」
ズバアッバシュアアアッ
紅き闇の刃で相殺して行く
ジェーン「ヘヴンズゲート」
ゴカアアアッ
ゲートを開き、冥界に引きずり込もうとする
ラス「ヘヴンズゲート」
ズドゴカアアッ
同じ呪文による干渉・・・ゲートは消滅する
ジェーン「ちっ・・・」
ラス「メビウス・フェニックス」
ドッ
間髪いれずに襲い来る白き不死鳥フェニックス
ジェーン「・・・ディーエティレス」
ズドドドドドドドドッ
大量の光の粒子がラスを貫く
セレナ「ジェ・・・ジェーンさん・・・それまで使ったら・・・」
ラス「ごあああああ!!?」
ドゴアアアッ
弾き飛ぶラス
ジェーン「・・・これでもダメだっての!?」
バグデム「すばらしい!!さすがは俺の魔獣!!」
セレナ「・・・でも制御できないんじゃ意味ないですね・・・」
バグデム「・・・」
ラス「・・・殺す!殺す!殺す!殺す!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
殺気が高まる
セレナ「き・・・来ますよ・・・ジェーンさん・・・『神要らずディーエティレス』が!」
ジェーン「分かってるわよ・・・」
ジェーン、ラス「ディーエティレス!!」
ゴカアアアアアアアッ
大量の光の粒子が舞う・・・
セレナ「・・・あ・・・れ!?」
しかし、ラスの方は不発・・・
ラス「な・・・何故・・・だ!?バカ・・・な・・・我が魔力よりも・・・上の魔力の持ち主だとでも・・・」
ズゴアアアアアアッ
ラス「ぐ・・・ぐおおおおおおああああ!?」
ドバシュアアアアアッ
ジェーン「・・・」
なんだかアッサリと片付いてしまった・・・
セレナ「・・・結構間抜けだったんですね・・・あの魔獣」
バグデム「いやぁ!すばらしい活躍!!俺様感動しちゃったなぁ・・・」
すすすっ
後退準備
ジェーン「イムーバルキャプチャー」
バシュアアッ
バグデム「うひいっ!」
あっと言う間に拘束されるバグデム
ジェーン「さぁて、お待ちかね・・・」
セレナ「落とし前の時間ですよ〜〜〜」
バグデム「ひ・・・ひいい・・・ちょ・・・」
セレナ「1番、セレナの・・・マジカル人妻採集奥義!冥王浮気瞬獄殺・烈!」
ドギュオアアアアッ
両手に光の球を造ってバグデムに投げつけ、挟み込み、動きを封じ・・・
バグデム「ぐうえええ!!」
セレナ「烈ッ!!」
カカアッ
BOOOOOOOOMB!!!
そのままバグデムを爆殺する
バグデム「ぎょええああああ!?」
ジェーン「2番・・・ディーエティレス」
キュゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
大量の光の粒子がバグデムを貫く
バグデム「うひょえああああああああ!!!・・・ごめんなさぁ〜〜〜〜〜い!!!」
ドジュアアアアアアアッ
バグデム・・・再び消滅・・・
ジェーン「ふぅ・・・」
セレナ「あ〜〜〜スッキリした・・・」
・・・トンでもないストレス解消法である・・・
ジェーン「・・・さて・・・行きますか・・・」
セレナ「そうね・・・」
そして・・・ジェーンの旅は続く・・・


END

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