S.B.J.外伝
FILE零零壱 〜酒仙のピンチ?〜



主に第1章で活躍した(?)2人・・・ダマスクスとシルビアのその後は・・・
アルエド・・・錬金術研究所
バスコウェアー「ミーさん、やっと帰ってきましたよ!!」
ミー「黙っとけ!!」
ディオネのエスト研究所まで行ってきた2人・・・ちなみにジェーナスの艦の技術をエンケラウで徹底調査し
ついに定期便は外海を渡ることができるようになったとか・・・
バスコウェアー「やっぱり我家が一番ですよね〜〜〜ミーさん?」
ミー「だからうるさい!!いい、これから私は論文をまとめなきゃいけないの!!」
バスコウェアー「はいはい。分かってます。そこでいろいろと協力してほしいんでしょ?もう、ミーさんって
 ば素直じゃないんだから・・・意地張らないで・・・」
ズゴゴゴゴゴッ
魔法発動用意
バスコウェアー「うわわわわ!!」
バキキンッ
オリハルコン錬成
ミー「いい?邪魔したら・・・殺すから!」
バスコウェアー「ひっ・・・」
と、とりあえず中へ入る・・・
ミー「何よ!真っ暗じゃないの!!」
バスコウェアー「兄さん・・・ひょっとしてお楽しみの最中ですか?」
シ〜〜ン
ミー「普通、音1つ立てずにできるもん?」
バスコウェアー「いや、分かりませんよ、完全防音の密室を錬成してそのなかで・・・その・・・つまり・・・
 愛を育むと・・・ま、レシアさんもいますし・・・」
ミー「ってかレシアの声もしないのはなんでよ!!」
バスコウェアー「まさか・・・兄さん・・・3人で!?」
ズゴゴゴゴッ
魔法発動用意
ミー「マジメに考えてくれる!?」
バスコウェアー「ひぃっ・・・」
と、そのとき
レシア「ああ、お帰りなさい。ミーさん、バスコウェアーさん」
ミー「ちょっと、どういうこと!?この暗さ!?」
レシア「はぁ・・・実はですね・・・3日前からこの有り様で・・・」
どよ〜〜〜ん
バスコウェアー「うわぁ!!あんなところに兄さん!!闇の中にいるかわわからなかったよ・・・」
ミー「で、何があったってわけ?」
バスコウェアー「下手だとか言われたとか!?」
ミー「いい加減に下ネタから離れなさい!このエロ錬金術師!!」
レシア「コホン・・・ええ、つまり、ですね・・・3日前にシルビアさんがふらっと出て行ったんです・・・」
ミー「はぁはぁ、つまり逃げられた・・・と・・・」
キュゴゴゴゴゴゴゴッ
バスコウェアー「ミ、ミーさん・・・後ろ!!」
背後から魔法発動用意
ミー「ああ?何!?」
ズゴゴゴゴゴゴゴッ
凄まじい殺気に怖気づくダマスクス
バスコウェアー「きっと・・・悪い男に騙されているんですよ・・・うんうん、きっとそうです」
ダマスクス「な・・・なんだってぇええ!?」
ズゴゴゴゴゴッ
凄まじい形相で襲ってくる
バスコウェアー「ちょ、待ってください、兄さん!!兄さん!!兄さん!!」
ミー「どうでもいいけどとっとと灯りをつけなさいよ!!」
レシア「は・・・はい、ただいま・・・」
パチッパッパパパッ
※あれ?この音は電気式の音な気が・・・ま、いっか・・・どうでも・・・
と、そこへ・・・
シルビア「・・・ただいま・・・」
ダマスクス「シルビアさん!!一体どこに入っていたんですか!?ものすごく心配したんですよ!!」
ダッ
シルビアのもとへひとっとび
シルビア「・・・お墓参り・・・」
ダマスクス「え・・・お墓参り・・・何だ・・・そうだったんですか・・・」
シルビア「・・・置手紙を残したはず・・・」
ミー「置手紙いぃ!?」
レシア「はて?そんなものありましたっけ?」
ダマスクス「ああ、これですか!?」
金庫の中から取り出したるは未開封の置手紙
ミー「ってなんで金庫の中に入れてるのよ!!おかしいでしょうが!!」
ダマスクス「いやぁ、シルビアさんから貰った大事な手紙ですからこうやって永久保存しておいたんですよ」
ミー「ってか中身読め!!」
全くだ・・・ダマスクス、シルビア組はミー、バスコウェアー組と比べるとラブラブだとか何とか・・・


END

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