S.B.J.
FILE150 〜訪れたる和平!〜



コピーとの最終決戦・・・ついに戦いは最終局面へと突入する・・・?
ジェーン「ならばこっちだって・・・レイザーレイ、ディーエティレス」
ファイロ「エバープレゼント」
キュゴカアアアッ
2人も同じく光の刃に古代魔法を上乗せする
バグデムコピー「死ねぇえええ!!!闇蟒」
ドギャギャギャギャギャギャギャギャッ
闇の刃を天に掲げ、8つの闇の龍を作り出し、そのまま八方に放つ
ジェーン「こっちも行くよ警部ファイロ」
ファイロ「うむ・・・」
ジェーン、ファイロ「ツイン・メビウス・フェニックス」
ズドゴアアアアアッ
2匹の白き不死鳥フェニックスが舞い降りる
ユラ「ってええええ!?」
バグデムコピー「そんな鳥などっ!!」
ジェーン「そっちこそ、そんなもので!」
ファイロ「斃せると思わないことだ!!」
ガカアアアッ
8匹の龍と2匹の鳥が大激突
レイ(おそらくこれが最後の一撃・・・になるでしょう・・・)
バグデムコピー「ぬおおあああああああ!!!」
ジェーン、ファイロ「はああああ!!!」
バキバキバキバキバキッ
イオン「見て・・・」
闇の龍が少しずつ砕けていく
バグデムコピー「バ・・・馬鹿・・・なあ!?」
ファイロ「神を名乗るものは・・・たやすくその力に溺れ・・・」
ジェーン「そして滅びる!!まさしくあなたそのものよ!コピー!!」
ズバアアッバシュアアアアッ
そして最後の一閃。ジェーン、ファイロによる十文字斬り・・・
バグデムコピー「う・・・うごあああああああ!!!?」
ボシュアアアアアアアアッ
コピー・・・消滅
ジェーン「はぁ・・・はぁ・・・」
ファイロ「・・・終わっ・・・」
ドタリッバタリッ
イオン「あ、ああ、ジェーンさん・・・ファイロさん・・・」
・
・・
・・・
それから数日後・・・
ジェーン「ん・・・ん〜〜〜」
氷の城から一番近い街・・・ビョートで目が覚めた・・・
イオン「あ、ジェーンさん、気が付いた?よかった・・・」
ジェーン「う・・・ん・・・ここ・・・は!?」
レイ「最もトーア氷原に近い街。ビョートです。」
ジェーン「・・・そう・・・」
あの後、ヘラードは罰としてフェンリル1人に千年の夜の枷などの修復をさせていたようで・・・セレナは
一旦ディオネの研究所に戻って論文をまとめる・・・と・・・レイはなぜか律儀にビョートで待っているし
・・・ユラは相変わらず方向音痴・・・ってか迷子・・・
ジェーン「警部ファイロは!?」
イオン「隣で寝てるよ・・・」
ファイロ「ジェーン・・・こ・・・今度こそ逮捕だああああ!!!」
ジェーン「はう!」
・・・寝言・・・
レイ「それではボクはこの辺で失礼・・・あ、手が滑った・・・」
ゴインッ
ロッドがファイロに直撃
ジェーン「・・・」
ファイロ「痛いじゃないか!」
ジェーン「うえええ!!!レイ!アンタ!!」
忽然・・・
ファイロ「ジェーン!!約束どおり逮捕だぁ!!!!」
ジェーン「ここは逃げるわよ!!」
イオン「あ、待って・・・お兄ちゃんが・・・」
ジェーン「あの迷子っ!!」
バレオス「主人マスター・・・病ミ上ガリデスノデ、無理ハシナイデ下サイ・・・」
ファイロ「分かっておる!!」
・
・・
・・・
ファイロが病み上がりであったためかその場は何とか逃げ切る・・・
ジェーン「ふぅ〜〜・・・それにしても、レイ!!今度会うとき覚えておきなさいよ!!」
レイ「あははは〜〜〜」
ジェーン「ってレイ!あんたどの面引っさげてここに出てきたのよ!!!」
ギリギリギリギリッ
締め技・・・
レイ「わわわわ・・・や、やめてください・・・ジェーンさん・・・と、ところでジェーンさん・・・気付いて
 いました!?」
ジェーン「何がよ!?」
レイ「ファイロによってこの艦に発信機とか付けられているってこと・・・」
ジェーン「何ですってぇええ!?」
ギリギリギリギリッ
締め技パワーアップ
ジェーン「おのれは今まで黙っていたんかいっ!!」
レイ「うわわわわ・・・ギブギブ・・・!ジェーンさん!ギブ!!」
・
・・
・・・
レイ「あはは〜〜、どうも、ファイロ」
ファイロ「私はジェーンを追うのに忙しいんだ・・・用が無いのなら・・・」
レイ「はい、それなんですが、ジェーンさんからの伝言です・・・捕まえられるものなら捕まえてみなさい
 ・・・だそうです。・・・ハイ、これお土産・・・」
発信機と盗聴器を渡す
ファイロ「ぬぬぬぬ!!!ジェーン!!!私を馬鹿にしおってぇええ!!」
・・・ジェーンの窃盗技術とファイロのしつこい追跡により・・・もはやこの世界においても2人の存在を
知らない人はいないという・・・
ジェーン「警部ファイロ、私を逮捕できますか!?」
ファイロ「待ぁ〜〜てぇ〜〜〜!!!」
・・・そして・・・ジェーンとファイロの追いかけっこは今日も続く・・・


完

前の話へ 戻る 次の話へ