真価を発揮したジェーンとバグデム・・・そして２人の死闘は始まった・・・
オー＝ディルの塔・・・
風と土の魔法の対消滅の反動で吹き飛ばされたジェーンとバグデム
バグデム「・・・フフフ・・・ハハハハハ・・・楽しいなぁおい！！」
ジェーン「・・・こんな闘い・・・とっとと終わらさなくちゃいけない・・・」
バグデム「終わるのは貴様の生命が終わる時よおお！！」
ジェーン「・・・どっちが終わる時かしらね？」
バグデム「減らず口をお！！」
ドドッ
電気エネルギーの刃で斬りかかるバグデム
ジェーン「はああっ！」
ガギイイッ
光の刃で受けるジェーン
塔の屋上では・・・
レイ「・・・第２幕開始ですね・・・」
イオン「そんなサラっと・・・」
ユラ「しかし・・・今の俺達に手出しできるような雰囲気じゃねえぞ・・・」
セレナ「ええ・・・これが・・・神王、魔王に匹敵すると言われた・・・ソーサロードの力・・・」
ジェーン、バグデム「ハアアアア！！」
ズガガガガガガッ
そして始まった鍔迫り合い・・・
・
・・
・・・
＊「主人（マスター）起キテ下サイ・・・主人・・・」
ファイロ「・・・ぐ・・・く・・・」
ばっ
眼を覚ますファイロ
ファイロ「なん・・・だ！？」
バレオス「大丈夫デスカ？主人（マスター）・・・？」
ファイロ「ああ・・・問題・・・ん？・・・」
バレオス「何カ？」
ファイロ「のあああああ！？って何でお前が喋って！！？」
バレオス「・・・如何シマシタ？主人（マスター）？」
ファイロ「ええい、一体・・・何がおきているんだ！？くそっ・・・森の奥で光が見えたと思いきや・・・何か
　が私の中に入り込んできたよう・・・」
水面に映る自分の顔
ファイロ「ななな・・・何だぁ！？この顔・・・いや、眼はあ！？」
紅き眼・・・
ファイロ「ど・・・どうなっているんだ！？」
＊「・・・こっちだ・・・」
ファイロ「何だ！？」
＊「来るのだ・・・ソーサロードの最後の子よ・・・」
ファイロ「・・・声が・・・聞こえる・・・」
バレオス「オー＝ディルノ塔カラデス・・・」
ファイロ「・・・オー＝ディルの塔！？」
バレオス「私ハ今マデモ主人ニ語リカケテイマシタヨ・・・デスガ、ソレガ、急ニ、疎通出来ル様ニナッタノ
　ハ・・・」
ファイロ「・・・オー＝ディルの塔・・・さっきの光が原因ということか？」
バレオス「ソウ言ウコトデス・・・」
＊「お前にも・・・真実を・・・ブラッディ・アイズの・・・ソーサロードの・・・」
ファイロ「・・・この声も気になることだしな・・・」
ファイロ、バレオスを引きつれ、声に導かれるまま、オー＝ディルの塔へと進む・・・
ファイロ「・・・」
・
・・
・・・
で、話は戻り・・・
バグデム「インフィニティ」
ゴガガガガガガッ
メビウスの波動がジェーンを襲う
ジェーン「当たらないわ！そんなものっ！」
バグデム「だが、どう避けるかは分かる・・・そこだ！」
ガギュンッ
ジェーン「くっ・・・」
インフィニティは攻撃のためではなく、攻撃のポイントへと誘い出すためのもの・・・辛くもプラズマカッター
を受けるジェーン
バグデム「ちいい・・・」
ジェーン「フレアオブインフィニティ」
ズゴガガガガガガガガガッ
組み合った体勢から１人合体魔法・・・炎を纏ったメビウスの波動がバグデムを包み込む
バグデム「おごあああああ！？」
ジェーン「はぁ・・・はぁ・・・」
ジェーン「そろそろ・・・」
バグデム「ぬあああ！」
ドアアッ
気合で弾き飛ばす
ジェーン「くっ・・・」
バグデム「そろそろ何だ！？トドメと行くか！？」
ジェーン「・・・じゃあ・・・そろそろ終わりにしましょうか・・・バグデム！」
バグデム「フフフ・・・」
ズゴゴゴゴゴッ
両者・・・一歩も退かず・・・次の攻撃が最後の一手となるのか！？


続