S.B.J.
FILE078 〜現われた4人目ディスパラレ



アンゴシアの精神結界によって自分の最も恐怖する体験を味わっているジェーン、ユラ、レイ・・・そして
その3人を救うためにもイオンは1人アンゴシアに立ち向かうのであった・・・
アンゴシア「空を飛べるからといって・・・」
イオン「ハイドロプレスター」
ドオオッ
巨大な水の塊を作りだし、アンゴシアを押し潰そうとする
アンゴシア「ぬ・・・ぐおおあああ!怖闇衝鬼刃ふあんしょうきじん!」
ズドドドッ
3つの剣閃で水の塊を斬り刻み、相殺
アンゴシア「付け上がるな!!小娘がぁああ!怖闇衝種刃ふあんしょうしゅじん」
ドドドドドッ
恐怖の波動を秘めた球体が無数に精製、自分の周りにばらまく。
イオン「メイルシュトローム」
ドゴガアアアアッ
巨大な渦巻きが恐怖の種を弾き飛ばしていく
アンゴシア「・・・バカな・・・」
ペスカ「やはり・・・あれは神器!」
アンゴシア「ちちぃ・・・厄介なものを・・・」
スペラーレ(だが・・・まだイオンを使い手として認めていない・・・アレは神器が自分が傷つかないように
 力を発動しているだけ・・・)
リナシタ(ええ、どうにか認めさせて目覚めることが出来ればよいのですが・・・)
アボード(しかし、我々が手を出す事はできない。)
レイ、ユラ、ジェーン「ぐ・・・あああああ!?」
黒い霧の中から聞こえる叫び声・・・
アンゴシア「フフフ・・・どうした!?早く助けないと手遅れになるぜ!」
イオン「そんなことはさせない!!私が・・・私がみんなを助けるんだから!」
コアアアアッ
突如光りだすGAスタッフ
アンゴシア「ぐっ・・・強すぎる力・・・だ!?」
スペラーレ(認めた!!)
*「・・・イオン・・・行くぞ・・・」
イオン「へ!?・・・あ・・・うん・・・」
ギュオオオオッ
そのまま天高く舞う
アンゴシア「ふざけおってぇえええええ!!!死ね!!怖闇葬畏刃ふあんそういじん」
ゴオオオオッ
畏を孕みアー・コンスィーヴを三叉鉾に纏わせ、イオンを斬り裂きにかかる
イオン「翠の墓標ヴァーダント・グレイヴ!」
ドオンッ
緑色に光る球体がアンゴシアに飛んでくる
アンゴシア「なんの遊びだ!!!」
ドガアッ
BOOOOOOOMB!!
アンゴシア「ご・・・ごああああああ!?」
アンゴシアに触れたとたんに爆発が起こる
イオン「やった!!」
アボード「いえ、まだです・・・」
アンゴシア「ぐ・・・ぐくくく・・・おのれ・・・味な真似を・・・」
イオン「そんな・・・」
アンゴシア「死!!」
ドドスッ
アンゴシア「な・・・に!?」
背後から突き刺さる音・・・
イオン「ジェーンさん、レイさん・・・」
ジェーン「あんな体験はもうコリゴリよ・・・」
レイ「あやうく精神崩壊しかけました・・・フフフ・・・この借りは今すぐ返しますよ・・・」
アンゴシア「馬鹿な・・・我が畏を孕みアー・コンスィーヴを打ち破ったとでも!?」
ペスカ「まぁ、説明するまでもないですが、爆発の直撃を受けた弾みで抜け出せたのですよ」
アンゴシア「・・・ぬ・・・ぬうううう・・・」
ユラ「今度はお前が恐怖する番だぜ・・・メビウス・フェニックス」
ドギャアアアッ
上から下に下りてくる白き不死鳥フェニックス・・・アンゴシアを捕らえ一刀のもと斬り捨てる
アンゴシア「ぐ・・・ぐごごごご・・・ごああああああ!?」
ボシュアアアアアッ
ユラ「終わったな・・・」
リナシタ「ええ、ですがまだ完全に終わったわけではありませんよ。」
ジェーン「分かってる・・・」
イオン「残りの1人と、束ねるものだね。」
*「ほう、これは驚いた・・・まさかアンゴシアまでも斃されるとは・・・」
ユラ「な・・・んだ!?」
レイ「どうやらその4人目が来たようですね・・・」
天空に立つ神・・・
ディスパラレ「・・・我が名は絶望のディスパラレ・・・」
イオン「あれが・・・」
ついに現われた4人目の神・・・ディスパラレ・・・


続

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