S.B.J.
FILE068 〜敵は西にあり?〜



ロヴィナ「・・・アニエントは滅びたか・・・」
アンゴシア「我らが滅ぼされるとは・・・久しぶりに面白い世界に出会えましたね・・・」
ディスパラレ「フフフ・・・だが、たとえ我らが全て滅びようとも、我らが主が居られる限り我らが消えること
 は無い!!」
アンゴシア「フフ・・・」
一同「フハハハハハ!!!」
・
・・
・・・
ユラ「なぁなぁ・・・なんで俺達移動してんだ?」
ノールの箱舟の中・・・
ジェーン「アンタねぇ・・・」
イオン「だからぁ・・・」
アニエントを斃した後・・・
レイ「あはっ・・・ちょいとアーウェルンクス様に呼ばれたのでひとっ走り行ってきますね・・・」
ジェーン「あ、そう・・・」
ユラ「お土産忘れずにね〜〜」
一同「ありません!!」
・
・・
・・・
ユラ「で?」
イオン「それでぇ・・・」
レイが戻ってきた後
レイ「どうやら、あのお客さん四闇神は西の国に居るみたいですねぇ・・・」
ジェーン「西の国って・・・ってか何で分かったのさ?」
レイ「いえいえ、アーウェルンクス様に呼ばれたのはその件でして・・・」
ユラ「西の国・・・ってアレか!?外海渡らなきゃいけないという・・・」
イオン「外海!?」
ユラ「外海・・・それは魔獣が跋扈する恐ろしい海!!」
レイ「ノールの箱舟でひとっ飛びですよ〜」
ジェーン「・・・だね・・・」
と、言うわけでノールの箱舟に乗っているのである・・・
ジェーン「分かった?似非ガウリィ」
ユラ「似非って何だよ!?」
レイ「つまり、脳みそスライムってことです。」
ユラ「なっ・・・俺の脳みそはスライムじゃねえ!!」
イオン「お兄ちゃん、それ違うから・・・」
ジェーン「それにしても・・・西の国ねぇ・・・」
レイ「デスロゴスを解放したのも西の国・・・迷惑なお客さん四闇神がいるのも西の国・・・」
ジェーン「ああ、なんだか西の国が嫌いに・・・ってか偏見を持ちそう・・・」
ユラ「なぁなぁ・・・西の国って・・・」
ジェーン「ああ、もう、ジェーナス地方って前に言ったでしょうが!!」
レイ「詳しくはジェーナス大陸とヘレネ島からなる地方でして、葡萄で有名だとか・・・」
ユラ「武道が有名・・・そいつは楽しみだ・・・」
ジェーン「・・・」
※そういえば・・・ジェーナス地方って艦の技術はすごいけど、飛行機は造られて無いのか・・・むぅ・・・
 空を飛びたいとか思った人は居ないんだろうか?(お前なぁ・・・)
と、そのとき・・・
ジェーン「ソナーに感あり!?前方に敵!?」
*「フフフ・・・フフフフ・・・フハァ〜〜〜〜ッハッハッハッハッハ!!!!」
ユラ「な・・・四闇神か!?」
とっさにデッキに飛び出すと・・・
イオン「あれって・・・」
巨大烏賊クラーケンに乗ったケイン
ジェーン「・・・なんでアンタがこんなところにいるのよ!」
ケイン「久しぶりだなぁ!ジェーンとその他有象無象」
ユラ「誰だっけ!?」
イオン「お兄ちゃん・・・エンセラダスを売ってジェーナスに付いた人だよ」
ケイン「おいおい何だその凄まじくイヤな文句は!?」
ユラ「文句?・・・ああ?イオンの文句は俺に言え!」
ジェーン「おいおい・・・」
レイ「で、何のようなんですか?あなた?我々は今大変忙しく・・・」
ケイン「西の国にはいかせんぞう!!」
ジェーン「はっ!?」
ケイン「もし、どうしても西の国に行き・・・」
ジェーン「サンダーブラスト!!」
THUNDER!!!!
雷の渦でクラーケンごとケインを閉じ込めて焼き尽くす
ケイン「ぎょええあああああ!?」
ジェーン「さ、行きましょ。」
ユラ「ああ・・・そうだな・・・」
と、言うわけで、ケインを無視して一行はジェーナスへ向かう・・・
ケイン「お、おのれ・・・ジェーン・・・次逢うときこそ貴様を超える!!」
果たして・・・西の国には一体どんなものがあるのだろうか・・・


続

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