ジェーン一行がレックスの酒場でわいわい騒いでいる頃・・・エンセラダスの西側では・・・
ザザ〜〜〜ンザザ〜〜〜ン
＊「・・・見えた・・・あれが・・・魔の国・・・」
＊「エンセラダス！！」
＊「・・・我等は・・・ついに・・・来たのだ」
＊「だが・・・払った代償も・・・大きかったな・・・」
＊「ええ・・・弾薬半分消失・・・人員に至っては８割以上の損耗です。」
＊「・・・言うな・・・だが、我々の切り開いた航路こそが明日へと繋ぐ橋となるのだ・・・」
＊「エローニア・ソル・ズィー・ハイゾン様！！」
エローニア「気を抜くな・・・まだ魔物がいるんだぞ！」
一同「はっ！！」
・
・・
・・・
海岸線では・・・
＊「何だありゃ！？艦か！？バカな・・・外海からやってきたとでも・・・フフ・・・面白そうだな・・・」
艦は・・・グレオの近くの海岸に到着、一行は上陸を開始する
＊「ここが・・・」
＊「我々とは違う文明を持つ国・・・エンセラダス・・・」
＊「やっと来たな・・・外海からはるばると・・・」
ズダダンッ
１人の漢がやってくる
エローニア「何だ？キサマは！？」
＊「俺か！？俺はな・・・天下一の魔導師！ケイン・Ｓ・クリプトミリア様よぉ！！」
※大法螺吹き！！
エローニア「天下一の・・・魔導師！？」
＊「ほう、こいつは面白い・・・」
ケイン「キサマら他所のモンが俺の縄張り（シマ）を荒らそうなんざ１００年早いんだよ！」
※何を言っているんだ？コイツ！？
＊「フン・・・どうします？エローニア様？」
エローニア「面白い・・・イサベル・ロッホ、リカルド・アズル、フェルナンド・ブランコ！」
イサベル、リカルド、フェルナンド「ティンテ三銃士・・・参る！」
ズラララッ
一同抜剣
ケイン「フン、来いや！」
抜刀
イサベル「ハッ！」
リカルド「ハッ！」
フェルナンド「ハアッ！」
ヒュヒュヒュンッ
素早い速さで刺突を繰り出してくる３人
ケイン「お・・・おおお！！」
ガギギンッ
リカルド「むぅ！？受けた！？」
イサベル「やりますね・・・」
フェルナンド「ならば・・・」
バババッ
３人身を退き
ケイン「ケッ！センディングウルフ」
ゴゴウッ
２つの炎のウルフヘッドを作り上げて相手に飛ばす
フェルナンド「なっ！？」
リカルド「あれが・・・魔法！？」
イサベル「はやっ！」
ＢＡＮＧ！ＢＡＮＧ！ＢＡＮＧ！ＢＡＮＧ！
咄嗟に拳銃で応戦・・・
カッ
ＢＯＯＯＯＯＯＯＯＯＭＢ！！
一同「ぐっ！？」
銃弾の火薬と炎とが爆発を起こす
ケイン「くう・・・なんだってんだ！？」
リカルド「炎に火薬は厳禁ですよ・・・イサベル」
イサベル「・・・むぅ・・・」
フェルナンド「一気にきめるぞ！」
リカルド「おう！」
イサベル、リカルド、フェルナンド「トリオ・デ・ミラージュ」
ドッ
３人が一気に間合いを詰めて突きかかり、そのまま突き飛ばす
ザクッ
ケイン「ぐおおお！？な・・・めるなああああ！！ディープエクスプロード！」
カカアッ
自分を中心に辺り一面を爆発させる
ＢＯＯＯＯＯＯＯＯＯＭＢ！！
一同「ぐおおおお！？」
エローニア「これが・・・魔法・・・魔の国の力ですか・・・」
イサベル「ぐ・・・ぐぐ・・・」
ケイン「はぁ・・・はぁ・・・」
エローニア「気に入りましたよ！アナタ！」
ケイン「ああ？」
エローニア「私と共に・・・世界を支配したくはないですか？」
ケイン「けっ！世界を支配だあ！？」
ドッ
エローニアに一足飛びにかかり
＊「エローニア様！？」
ザッ
イキナリ土下座
ケイン「ぜひとも！！！」
一同「おい！」
エローニア「・・・フフ・・・フフフ・・・」
ケイン「世界は・・・我等がものぉおお！！！！」
一同「ハハハハハハハハ！！！」
土下座までするかケインよ・・・ってか一体どうなるんだ・・・この先・・・


続