Last Banisher 外伝
放浪の弐 〜R・Rラヴィアン・ローズが来る!〜



サングリアで暴れまわっていた宇宙海賊・・・今回は彼等の話・・・なのかなぁ!?(ヲイ)
サングリア
アンケンサツ「・・・ヤツはまだ見つからないか・・・」
*「アンケンサツ様・・・この辺でプッツリと消えているんですよ・・・」
アンケンサツ「・・・ここは・・・伝説によるとゲイトがあった場所らしいな・・・」
*「ゲイト・・・なんです?それ!?」
アンケンサツ「この世界と、この世界ではない別の世界とを繋ぐトンネルのようなものだ・・・」
*「では・・・もしかすると・・・」
アンケンサツ「ああ・・・あいつは・・・この世界にいないのかもしれない・・・フ・・・だが、この艦、
 ローズマリーにだってゲイトを開くシステムはある・・・行くぞ!」
一同「はっ!」
ヴオンッ
・
・・
・・・
トールでは・・・
*「放浪王様!大変ですぞ!!」
ロードス「へ!?何!?」
ユノ「何があったのですか?」
*「トール近辺で・・・ゲイトが開いた・・・との情報を・・・」
アリス「ゲイト・・・?」
ゴロー「待て待て・・・ゲイトを開くにはEF0に搭載されているような特別なシステムがいるハズだろ?」
*「はい・・・」
ロードス「行くぞ・・・」
アリス「あ、私も行く〜〜」
アンナ「当然私も・・・!!」
ロードス「・・・遠足じゃなんだからな・・・」
アンナ「分かってる!!」
ドドドドドドドッ
ってなわけで、EFO、SCI、アスモデウスはゲイトが開いた場所へと向かう・・・
ロードス「こ・・・こいつは!?」
そこに居たものは・・・
アリス「なんです?あれ!?」
アリサ「ローズマリー・・・ですが、カラーリングが違いますね・・・」
ローズ「あの派手な真っ赤な艦・・・そしてR・Rの文字・・・間違いない・・・」
ロードス「厄介なヤツがやってきたもんだぜ・・・」
ゴロー「・・・」
アンナ「宇宙海賊・・・R・Rラヴィアン・ローズ」
アリサ「でも・・・ローズマリーにはゲイトを開くシステムは搭載されていないはずですよ。」
ゴロー「じゃあ・・・どうやって!?」
アンケンサツ「その声は・・・ゴロー・・・フフフ・・・ついに見つけたぞ!!ゴロー!!」
ローズ「アンケンサツが・・・ゴローと知り合い!?」
アンケンサツ「ゴロー!戻って来い!!お前もかつてはゴオウサツと言う・・・名の知れた宇宙海賊・・・
 俺の弟ではいないか!!」
ローズ「ゴローがアンケンサツの弟!!」
アテナ「ゴオウサツって変な通り名ですねぇ・・・」
アイ「ゴローの本当の名前はゴロー・オウト・サッシュ・・・」
ロードス「・・・アンケンサツの本名って・・・確か・・・」
ユノ「アイリン・ケイン・サッシュ・・・」
アンナ「みんなローズと同類項なのね」
ローズ「ちょっと待てや!!」
アリス「で、ゴオウサツさんはなんでR・Rラヴィアン・ローズから抜けたんですか?」
ゴロー「ゴローって言ってくれよ!!」
アンケンサツ「あれは・・・ある有名なプログラマーの艦を襲ったときだった・・・」
アリス「何回想に入ってんですか!?」
アンケンサツ「作戦は成功し、奪ったプログラムを山分けしていたとき・・・」
ロードス「・・・まさか・・・」
アンケンサツ「ゴローはこともあろうにAIに恋をし、説得され、R・Rラヴィアン・ローズを抜け出しやがった!」
アイ「いやん♪」
一同「・・・」
アリサ「すさまじくふざけてますね・・・」
アリス「・・・そのAIってのが・・・アイなわけね・・・」
アンケンサツ「ゴロー・・・R・Rラヴィアン・ローズに戻れ!お前の居場所はここだ!そこにいるのは間違っている!!」
ゴロー「ふざけるな!兄さんこそ宇宙海賊なんて間違っている!!」
ロードス「いや、AIにゾッコンってのが間違っている気がするぞ・・・」
ゴロー「うっさい!」
アリス「だいたおローズマリー1隻で何ができるって言うんですか!?」
アンケンサツ「フフフ・・・」
ゴロー「何がおかしい!?」
アンケンサツの不敵な笑み・・・ローズマリー1隻で・・・勝算があるとでも言うのか!?


続

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