Last Banisher
放浪の91 〜麒麟VS天然?〜



アンナ、ローズがそれぞれ生体兵器四天王ジェネシックスと闘っているとき・・・アテナは・・・
というと・・・
アテナ「ふぅ・・・お茶がおいしいですねぇ〜」
ずずず〜〜〜
大地麟「って何和んでんのさ!!」
1人戦場で和んでいた
アテナ「ええと・・・あなたは!?」
大地麟「あたい?・・・生体兵器四天王ジェネシックスが1人、大地麟よ!」
アテナ「はぁ、ロトシックスが1人、大地真央さん?」
※どんな間違いだ!
大地麟「だぁああ!!!違うわ!!」
アテナ「ん〜〜、とりあえず・・・」
スチャッ
眼鏡を外し
アテナ「楽に死ねると思うなよ!」
ドゴゴゴゴゴゴゴッ
鬼神覚醒!
大地麟「ぐっ・・・な・・・何だ!?このプレッシャーは!?あの女のものなのか!?」
異様な殺気を感じる
大地麟「まずはこれぇえ!磊麟線裂らいりんせんれつ」
ドオオッ
手刀による横一文字を放つ
アテナ「はああっ」
ズガシャアアッ
大地麟「な・・・何!?」
縮退刃の一振りで薙ぎ払いその衝撃で大地麟を吹き飛ばす
大地麟「ぐ・・・ああああ!」
ズザザザザザッ
退きつつも体制を立て直し
大地麟「ふふ・・・ふふふ・・・面白い!!生体兵器四天王ジェネシックスの中で最高の破壊力を持つこのあたいの技を
 薙ぎ払って返すなんて・・・ゾクゾクしちゃう!!」
アテナ「・・・そんなに強く弾いたつもりは無かったんだけどねぇ・・・」
大地麟「さぁて次は」
ドオウッ
一気に間合いをつめ・・・
アテナ「そこっ!」
ブンッ
大地麟を捕らえて斬りかかる・・・が
バシイッ
大地麟「残念・・・」
左手で受けられる
アテナ「くっ・・・」
そしてすぐさま技を放つ
大地麟「磊麟爆世らいりんばくぜ」
ドドドドドドドドッ
目にも留まらぬスピードで拳撃を繰り出す。
アテナ「くうっ・・・」
ズドダダダアアンッ
モロに直撃をくらって吹き飛ぶアテナ
大地麟「・・・あれ!?・・・遠くまで飛んだよね・・・」
アテナ「・・・やるじゃないの・・・」
ふらりっ
ふらつくアテナ
大地麟「クリティカル!?」
アテナ「でも破壊力はこっちの方が上よ!」
大地麟「ああ?なんだって!?」
ゴオオオオッ
殺気が膨れ上がる
大地麟「ふざけるのも大概にしなさいよ!!磊麟貫蓋らいりんかんがい」
ズドゴアアアアアッ
抉りを掛けた拳打で相手を貫通、破壊する
アテナ「はっ!玄武網甲縛げんぶもうこうばく」
ドゴオアアアアアッ
大地麟「ぐっ・・・体が!!?」
亀の甲羅のような剣閃で相手を封じ込め、動きを封じる。
アテナ「さっきのお返しよおお!!」
ドゴシャアアアアッ
大地麟「げふっ!?」
そのまま縮退刃の直撃を喰らって吹き飛ぶ
ドギャギャギャギャギャギャギャギャッ
大地麟「ぐ・・・ごごご・・・」
大地麟(なんて技・・・なんて威力・・・破壊力があっちの方が上ってのは間違いじゃなさそうねぇ・・・
 でも・・・だからって・・・負けてられないわ!)
大地麟「殺してあげるわよ!あんた・・・あたいに殺される事を光栄に思うのねぇえ!!」
ゴオオオッ
殺気が迸る
アテナ「弱い犬ほど良く吼えるのよ・・・」
大地麟「うるさぁあい!!!死ねぇええ!!磊麟潰震らいりんかいしん」
ドコアアアアアッ
ビキビキビキッ
地面を思い切り殴りつけ、地割れを起こしていく
アテナ「そんなものに飲み込まれる愚鈍じゃないわ!」
バウッ
宙を待って回避
大地麟「はっ!深き闇に落ちなっ」
ドオオッ
空中のアテナ向かって突進する大地麟
アテナ「なっ!?」
大地麟「とおおおおりゃあああ!!」
バコアアアアッ
アテナ「ぐうっ」
そのままアテナを亀裂に投げ飛ばす
ドゴスッ
大地麟「ばいばい!!」
ズガキンッ
アテナ「!!?」
亀裂が元に戻る
大地麟「・・・結構危なかったわねぇ・・・」
アテナ「玄武圧潰縛げんぶあっかいばく」
ドゴアシャアアアッ
大地麟「なっ!」
アテナが沈んだ地面が吹き飛び・・・アテナが現われる
アテナ「まだまだこれからですよ・・・」
大地麟「・・・面白いじゃないの!!」
果たして・・・決着は付くのか!


続

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