Last Banisher
放浪の83 〜ミズガルズ滅亡〜
レッドの攻防一体の特殊能力、六芒防御壁の前に歯が立たない生体兵器四天王(
と、その時、氷水龜は弱点を見切ったのだった・・・?
氷水龜(とにかく、左右2手に分かれて強力な一撃を放ってくれればいい。)
天空龍(そんなことしたって六芒防御壁(にはじかれるだけだぜ)
氷水龜(後は俺が殺る)
火炎鳳(しくじるんじゃないよ)
氷水龜(任せてよ)
大地麟「さ、待たせたわね!次で殺すわよ!」
レッド「何の相談をしていたのか知らないけど、俺を殺すことはムリだよ・・・死ぬのはアンタらの方さ」
天空龍「やってみろ!」
ババッ
とっさに左右2手に分かれる生体兵器四天王(
レッド「お!?2手に分かれて攻撃?無駄だよ・・・」
大地麟「はっ!磊麟線裂(」
ズギャアアアアアッ
左からは手刀による横一文字
天空龍「天龍霹落(!」
THUNDER!!
火炎鳳凰「火鳳燒尾(!」
ゴギャアアアッ
右からは落雷と幾本もの炎の糸が襲い掛かる
レッド「無駄だよ無駄無駄!!」
バウッ
両手を広げて防御すると、そのとき・・・
氷水龜「もらいました。」
ドガッ
レッド「がっ!?」
一同「何ぃ!?」
氷水龜の腕がレッドを貫く
天空龍「六芒防御壁(を・・・抜けた!?」
氷水龜「違いますよ・・・六芒防御壁(の効果範囲はその正面に対してのみ・・・よって側面、背面からの攻撃は
このように!」
ズバガアアアッ
レッド「ご〜〜ふぁ〜〜!?」
そのまま一刀両断・・・ってか引き裂く
火炎鳳「左右2手に分かれて攻撃させたのはこのためだったの?」
氷水龜「そうですよ。」
大地麟「だったらトドメはあたいがしたかったな」
氷水龜「大地麟(はもうレッドの目の前に出てきてしまっている、だから、3つに分かれて攻撃して
しまったら気づかれてしまうだろ・・・」
天空龍「・・・確かにな・・・」
氷水龜「それに・・・まだ終わっちゃいないよ・・・」
大地麟「へ!?」
火炎鳳「我々にケンカを売ったのはあのガキじゃなくってミズガルズ(さ・・・」
大地麟「・・・そうだった・・・じゃ、フィナーレに向けて楽しもうぜ!」
バッ
と、言うわけで4人は別れ別れ破壊行動を繰り広げる
*「王!ロック王!・・・こ、これは一体どういうことだ!?」
ロック「な・・・何が!?」
*「ミズガルズの神童は破れ、生体兵器四天王(はあちこちで破壊行動を繰り広げておりますぞ」
ロック「馬鹿な・・・」
エストレヤ「レッド・・・」
フラリッ
ロック「エストレヤ!?」
血相を変えてどこかへ走って行くエストレヤ
ロック「ま、待て!エストレヤ!ドコへ!?」
大地麟「見つけたよ・・・石ころの王様」
ロック「へ!?」
ズドガシャアアッ
振り向いた瞬間殺される
大地麟「あたい達に挑んだ報いだよ!」
ロック「エ・・・スト・・・」
大地麟「何?エストポリス伝記?」
※なんでそうなる!?
*「た・・・大変だ!姫様が・・・核破壊装置(の中へ・・・」
*「なんだと!?あの星一つを粉微塵にするというあの!?」
*「んな説明はいい!!とにかく、やめさせるんだ!」
大地麟「核破壊装置(・・・!?・・・なんだかヤバそうな感じ・・・」
核破壊装置(の内部
エストレヤ「・・・さようなら・・・ミズガルズ・・・私の愛した国・・・」
ガッ
核破壊装置(起動!
バムッ
*「姫様早まら・・・」
扉を開けて核破壊装置(の中にやってきた人々・・・が、しかし、時既に遅し
ガカカカカカカッ
BOOOOOOOOOMB!!
ミズガルズ消滅
天空龍「アブねぇ・・・」
火炎鳳「大地麟が石ころの王様を殺しにいかなかったら死んでいたわ・・・」
氷水龜「何も星ごと無理心中すること無いのに・・・」
大地麟「さ、ユグドラシルへ帰りましょっ」
天空龍「・・・そうだな・・・」
ギュオアッ
後日、ミズガルズ滅亡のニュースは世界を駆け巡ったのであった・・・
END
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