タラッサにやってきた一行にまたしても襲い掛かるは生体兵器四天王（ジェネシックス）が一人、火炎鳳・・・
宙舞う相手にローズは勝利を収めることができるのか！？
火炎鳳「さぁ・・・じゃんじゃん以降か！！火鳳焦翼（かほうしょうよく）」
ドジュアアアアアッ
刀を振り下ろすとともに熱気を帯びた剣閃がローズに襲い掛かる
ローズ「ええい！麒麟嘶月舞（きりんせいげつぶ）！」
ドギャアッ
剣圧で具現化した麒麟で消し飛ばす
火炎鳳「ハッ！やるじゃないのさ！！」
ロードス「中空に浮いているあいつじゃあ結構厳しいんじゃないのか？」
ユノ「確かに、そうですね。」
アテナ「う〜〜ん、何とかがんばって飛べませんかねぇ？」
ロードス「『跳べ』ても『飛べ』ないと思うぞ・・・」
アテナ「残念ですぅ・・・」
火炎鳳「はああああ！！！」
ドガッバシュアアッギンッドオッ
空中から一気に下降してローズを斬りつけ、すぐさま上空へ逃げるという戦法でローズは苦戦を強いられる
ローズ「ちっ・・・くそっ」
火炎鳳「あははは・・・飛べないっての不便だよね・・・」
ローズ「ケッ！お前こそ斬っては逃げ、斬っては逃げ・・・卑怯じゃねえか！」
火炎鳳「笑止・・・死合は勝てばそれでいいのです。」
ローズ「そうかい・・・だったらやってみやがれ！！」
火炎鳳「強がりはやめることですね・・・火鳳焦翼（かほうしょうよく）」
ドンッ
熱気を帯びた剣閃がローズを狙う
ローズ「はっ」
とっさに身を引くローズ、が、
ＢＯＯＯＯＯＯＭＢ！！！
直後に爆発が起こる
ロードス「くっ・・・」
アテナ「煙でよく見えません〜〜」
ロードス「眼鏡取るなよアテナ」
アテナ「取りませんよぉ・・・」
火炎鳳「ハッハッハバラバラだな・・・」
ローズ「誰がだ！」
ズバアアッ
火炎鳳「ごあっ」
爆煙の中からローズが飛び出してきて火炎鳳を斬り付ける
火炎鳳「何！？」
火炎鳳（まさか・・・爆発と同時に跳躍し、飛距離を稼いだのか！？く・・・なんたるヤツ・・・）
ローズ「はあっ麒麟嘶月舞（きりんせいげつぶ）！！」
ドゴアアアッ
そしてそのまま麒麟を解き放つ
火炎鳳「ええい！小癪なっ・・・火鳳燒尾（かほうしょうび）」
ドガガガガッ
幾本もの炎の糸が麒麟を貫き焼却する
ズダダンッ
その間に着地するローズ
火炎鳳「ふん・・・もはやキサマの挑発には乗らんぞ・・・このまま上空からゆっくりいたぶってあげるわ！」
ロードス「あちゃあ・・・」
アテナ「じゃ、手伝いましょぉか？」
チャッ
眼鏡に手をかけるアテナ
ローズ「いや、あんなヤツごとき、俺一人で十分だ！」
ロードス「何格好つけてんだよ・・・」
火炎鳳「フン・・・死ね！！ローズ！火鳳燒尾（かほうしょうび）」
ドドドドドドドッ
幾本もの炎の糸が大地に突き刺さり、辺りを火の海へと化していく
火炎鳳「燃えろ燃えろ！！」
ローズ「はっ！麒麟嘶月舞（きりんせいげつぶ）」
ドガッ
地面に虐殺の鉾（ジェノサイド・ピーク）を突き刺して麒麟を解き放つ
火炎鳳「ふふふ・・・何も起きないじゃないか・・・」
ドガンッ
と、その時、いくつもの麒麟が炎の糸を使って火炎鳳に襲い掛かる
火炎鳳「ぐっ・・・何！？」
ローズ「麒麟�U駈舞（きりんこうくぶ）！」
ドギャアアアッ
そして火炎鳳が怯んだ隙に剣圧で具現化させた麒麟に乗り、そのまま宙を舞う
火炎鳳「ぬ・・・おああああ！！」
ズバンッ
火炎鳳「ぐああああ！？」
浅かったらしく火炎鳳を両断することは出来なかったが、それなりにダメージは与えた
ローズ「ちいいっ・・・やっぱ空中の敵相手だと難しいな・・・」
火炎鳳「ぬ・・・ぬぐぐぐ・・・おのれ・・・ローズ・・・今回はここまでだ！」
フオンッ
そういい残し火炎鳳は去って行く
ローズ「・・・賢明な選択か・・・」
と、そこへ
アンナ「はぁ〜〜〜喰った喰った。さ、次行きましょうか！！」
アテナ「・・・今までずっと食べてたんですかぁ？」
ロードス「どんな胃袋してんだよ！！！」
アンナ「ふふ・・・私の胃は４次元空間を通り越して５次元空間なの」
一同「どんな空間だああ！！！」
本当に・・・なぜ胸に栄養がいかないんだろう？


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