Eighter -Practical Era-
23rder 〜盗まれてモーター B〜
#3
成金が出資している沼斑モーターから新型モーターが盗まれる事件勃発……もし、これがボル○イや大○軍団の
手に渡れば世界は破滅を迎える(そんな馬鹿な……)
と、いうわけで、成金は立ち上がったのであった。
天四斗(、沼斑(モーター本社
*「はっ、こ、これはこれは、成金様……」
成金を見かけるや否やゴマをするような感じで話しかけてくる沼斑(モーターの人間。
どうでもいいけど、ここでも成金って呼ばれてるのか……
品辛斬子(「みんな、またとない機会だ、ここで技術を盗んで今後に生かすんだぞ」
生徒一同「いやいやいや、何を勧めてるんだよ!」
ちなみに、特別授業、社会見学……という位置づけで斬子(率いる3-Jはここへやってきたのだが……
別クラスたる心もちゃっかりやってきているのはまぁ、オマケってことで……
*「ちょ、ちょっと困りますよ、技術を盗んでもらっちゃ……」
斬子(「何を言うか、盗まれる程度の技術の方が悪い」
*「ぐっ……それを言われるとぐうの音もでない……」
生徒一同「いやいやいや、そこは反論してくださいよ!」
ってか、盗難事件があってすぐなのにこんなにゾロゾロ団体さんがお出ましってのは困りますよ……ではないの
だろうか?
ちなみに、斬子(は冗談で技術を盗めとか言っているわけで、3-J全てを産業スパイにしたいわけではないのであ
らかじめご了承ください
※いや、分かるから!
成小路金厭(「では、事件が起きた際の事情をもう一度……」
*「はっ……」
あれは先日……徹夜続きでテンションが怪訝(しくなってきた作業員が、その怪訝(しなテンションのまま作業をし
ていたところ、なんとびっくり!新型モーターができてしまったのだと言う
いや、そんなんで新型モーターができてもな〜〜ってかなんていうか……
まぁ、話がそれたので戻すが、その後、その怪訝(しなテンションの作業員は怪訝(しなテンションのまま社長室に
殴りこみ完成した新型モーターを嬉々として披露。
最初はノックもなしに入ってくるとは貴様何考えているんだ!と思った社長だったが、開発された新型モーター
に免じてそれを許したのだとう……
*「……そして、気が付いたら新型モーターが無くなっていたのです」
生徒一同「いやいやいや、肝心な部分が抜けてるんですけど!」
と、いうか、それはどう考えても怪訝(しなテンションだった作業員が何かやらかしたのでは?
それ以外には考えられない気がするんだが……
樫木(堅「事件は現場でおきているんじゃない……起きたと思ったその時には既に遅し、全てが終わった後なのだ」
生徒一同「あんたは黙ってろ!」
#4
斬子(「おっ、みんな、これを見てみろ!」
生徒一同「ええ?」
と、自分の家の如く色々勝手に家探しやら何やらしていた斬子((アンタ一体何やってんの?)は従業員名簿を勝
手に持ちだしてみんなに見せる
*「ちょ、どこからそんなの持ってきたんですか、困りますよ」
斬子(「ああ?なんだ?文句あるのか?」
*「あ、いえ……その、何と言いますか……」
そこは、折れなくていいじゃんと思う一行であった
楠木南「で、先生、従業員名簿がどうかしたんですか?」
斬子(「だから、ここを見ろ!」
ズビシっと指を差す斬子(……そこには壬屈縛紀(の名があった
生徒一同「あの人何やってんの?」
あいつは教師目指してたんじゃなかったのか……まぁ、そういえば、知られていない(と、言うか知られてはい
けない?)が奴はタイムマシンを開発してしまうような怪訝(しな(良い意味で……)頭脳の持ち主である。
ならば、何かのはずみで新型モーターを開発しても怪訝(しくはない
※いや、怪訝(しいから!
*「ああ、その人ですよ、徹夜続きで新型モーターを開発しても〜た〜人物は」
生徒一同「……」
何故にダジャレを挟んだのか?謎である
テ金(心「……なるほど、つまり、また、この世界の未来を左右しかねない何かに触れてしまってまたしても作成し
たモーターを取り上げられたのでは?」
生徒一同「……」
確かに、前科あるかなら〜と思ってしまう一行
*「やはり、あの新型モーターがボル○イや大○軍団の手に渡れば、世界は闇に閉ざされてしまうということです
か……」
ってか、アンタもかい!
堅「つまり、ここには既にボル○イや大○軍団の手の者が紛れ込んでいて……」
と、そんな折、ここぞとばかりにしゃしゃり出てくる天四斗(の逆コナン。
*「なっ、まさか……既にあちらの手に渡っていると?」
堅「ああ、この俺が言うんだから間違いない!」
その何の根拠もない自信はどこから出てくるのやら……ってか、ぽっと出の高校生の言葉を信用するのかよ
*「こ、こうしちゃいられない……大至急社員の中でボル○イや大○軍団に繋がっている奴を見つけ出して排除し
なくては……」
心「そんな必要は無いですよ!」
と、扇子片手に自称天四斗(工業みんなの姉こと、生徒会長の心が宣言
*「一体どういうことなんです?」
心「盗まれたモーターは私が取り返してきた!」
ばぁ〜〜んとモーターを取り出す心
*「そ、それはぁ!確かに、盗まれたモーター!い、一体どこで?」
心「何、私なりに犯人ならどういった行動をとるのかプロファイリングした結果だよ……はっはっはっは!これで
一件落着だな!」
白拍子かんな「……」
斬子(「おし、一同撤収!」
生徒一同「いやいやいや……」
そんなこんなで慌ただしく帰って行く一行。
後日、心あてに沼斑(モーターからお礼が届いたのは言うまでもない
#5
さて、心はああ言ったものの真実はたったひとつ!……とは限らないのがこの世界
※いや、違うでしょ!
かんなが何やら言いたげだったのは心が言ったことは真実ではないためである……では、事件の真相とは……?
天四斗(工業、生徒会室
心「うむ、やはり来るころだと思っていたぞ、我が妹、かんな」
別にアンタの妹でも何でもないんですけどね……
かんな「あの事件、モーターは最初から盗まれてなどいなかったんですよね……」
心「うむ」
徹夜続きで正常な判断ができなくなっていたあいつが間違って持ち帰ったとかそんなオチでもない……
全ての鍵は社長室にあったのだ!
いや、実際には社長室にあったのは鍵じゃなくてモーターなんですけどね……
まぁ、ぶっちゃけると、社長は秘書にイタズラしていたら……唐突にノックもせず奴が入ってきて決定的瞬間を
みられてしまった……けど、あいつは怪訝(しなテンションでそれに気付いておらず……
新型モーターが完成したのはうれしいが、じゃ、報告していた時、社長はナニしてたの?とかになるとマズイ…
…と、言うわけで盗まれたていにしようと……そんなこんなで今に至ったわけであった……
まぁ、イタズラするときはちゃんと施錠しましょうって話ですね
※違います
END
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