Eighter -Noble Gathering-
56ther 〜破天荒の情報復帰 A〜
#0
突如訪れた情報化社会の崩壊……そして、情報化(社会を牛耳った存在はカトリーヌ・ド・メディアを名乗り、
地球圏国家統一連合・パンゲア帝国を築くと宣言……その全ての原因は究極のオーパーツCP・レムリアにある
……そうとは知らずアトランティスを破壊された一行は、辛うじて判明した敵の場所へと向かう……
果たして、情報化(社会を復帰させることは可能なのか!?
#1
歴史の墓場、情報の墓場(・最奥
メディア機甲師兵「カトリーヌ様……何者かがこの地にやってきたようです」
カトリーヌ・ド・メディア「ほぉう……ここまでやってくるとは……なかなかやるじゃないか……」
まさかレムリアの眼をかいくぐってここまで来るやつが現れようとは……ふふふ……面白い……とカトリーヌ
メディア機甲師兵「いかがいたしましょう?」
カトリーヌ「フ……消せ!メディア機甲師団の力……見せてやれ!」
一同「御意!」
シュバタッ
メディア機甲師団……動く……
歴史の墓場、情報の墓場(
梓與鷹(「……どうにか、情報の墓場(へ忍びこめたな……」
ルシャーティー・エィユスミス「……はい、こちらの九大オーパーツCPも全て損傷することなく……」
ルシャも空間スクリーンにて会話を行う
上(総介「だが、気を抜くなよ、ルシャ……相手は究極のオーパーツCP……」
某敢(「そして、ここは既にカトリーヌ(の居城……何が起こるかわからんでござるよ……」
與鷹(「いや、行ってる傍から団体様のお出ましだぜ……」
ボバッ
地面から、空から……メディア機甲師団が襲いかかる
メディア機甲師兵「カトリーヌ・ド・メディア様に逆らいしものには死を!」
総介「山咲(、そこを動くなよ!」
山咲(桜「はい、警部」
白拍子かんな「遅いです!」
ドガガガガッ
かんなが、総介が、與鷹(が、あろえが、敢(がメディア機甲師兵を駆逐する……
カトリーヌが用意した私兵とはいえ、かんなら一行の敵ではない……
ボシュウウッ
百鬼あろえ「え!?消え……」
襲い来るメディア機甲師兵を返り討ちにした途端、メディア機甲師兵が塵と化して消える……いや、よくよく
眼を凝らしてみると塵と思しきものは数値の0と1に見えた……
與鷹(「……こいつぁ……」
総介「……レムリアで作り上げた影の兵だ!」
敢(「影の兵でござるか?」
総介「……ああ、データに等しい存在だけにレムリアをとめない限り無限に現れる……」
あろえ「あ〜、なるほど、マトリ○クスでいう100人スミスみたいなもん!?……厄介ね……」
敢(「フ、ならば……ここは拙者たちに任せて、おぬし達はカトリーヌを、レムリアを止めに行くでござるよ……」
殿(は拙者に任せるでござる!と敢(
#2
かんな「分かりました……リーダー、行きましょう」
與鷹(「え?……あ、ああ……任せたぞ!」
総介「フン、言われなくともだ……」
メディア機甲師兵「させるか!」
総介「だが、遅いわ!」
ゴドガッ
行く手を阻むかの如くメディア機甲師兵が迫る……
しかし、総介の蒼王の刃(が、藍后の刄(が唸る……
敢(「キェエエエ!」
敢(の明星幻爪(が煌めく……
あろえ「いくらでも相手してあげるわよ!」
あろえの虹雷牙(が敵を斬り裂く……
メディア機甲師兵「コイツら……」
メディア機甲師兵「怯むな!」
メディア機甲師兵「カトリーヌ様に光あれ!」
メディア機甲師兵「カトリーヌ様の元へ行かせるな!」
あろえ「そっちこそ、かんな達の元へは行かせないわ!」
ザムッ
ボシュアアアッ
斬っては消え、斬っては消え……のいたちごっこ……
しかし、相手はレムリアが作りだすデータ……つまり、疲れを知らない……しかし、こちらは疲れることがある
……最初の方は総介らが圧していたのだが……しかし、徐々に……だが、確実に、総介らが圧されていくことと
なっていった……
総介「クッ……」
桜「警部……」
総介「いや、心配はいらん!」
桜「……ですが……」
守られているだけというのも辛いものがある桜……だが、総介の命には絶対な桜は総介を信じて動かないので
あった
※あれ?ってなことは、総介の命があれば桜も闘うのか……とか桜も何か力でも持ってるの?突っ込まないこと
そのころ、かんなと與鷹(は……
かんな「こっちですね!」
與鷹(「そうか……おらっ!」
ドドッ
バシュアッドシュッ
かれんたちみたいに大勢とはいかないが迫り来るメディア機甲師兵を斃しつつカトリーヌのいる場所を目指す
かんな「……あ、あれ!」
そして、與鷹(、かんなが突き進む先……荒野に佇む一つの扉……
與鷹(「何だ?扉!?」
かんな「……リーダー、行きます」
神滅超越者(を構え、茜瑙哭(覚醒したかんなが呟く
與鷹(「あ、おう……」
キィンッ
ザバシュアアアアッ
扉を切り裂いて中へ……そこは、荒野ではなく、室内だった……
與鷹(「……ここは!?」
かんな「最奥……」
カトリーヌ「……ぬぅ……ここまで……来るとは!?」
與鷹(「観念しろ!カトリー……ぬ!?」
そして、そこにいたのは……1人の漢……
與鷹(「……あ〜〜〜、えっと……」
カトリーヌという名前で女性だと思っていた與鷹(……だが、相手は漢……困惑するばかりの與鷹(であった……
続
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