Eighter -Grand Harmonise-
4ther 〜毅然と猛る復讐者リヴェンジャー C〜



#5
季良きよしの仇敵が1人……ライ・ソーの社長社歌酉しゃかとりを前に季良きよしは猛る……と、そのとき、彼の前にしんぎが立ち
はだかるのだが……まぁ、アッサリ撃破……かくて、季良きよしの本当の復讐は始まったのだが……奴は、この日
が来ることを計算に、あらかじめ備えていた……!?
社歌酉討馬しゃかとり・とうま「フフフフ……覚悟決めたか……季良きよし……いい度胸だ……」
貴様に勝ち目はない……とっとと死ね!カスが!と討馬とうま……しかし、まだ、勝負は終わってはいない!
杜季良やまなし・きよし「覚悟するのは貴様の方だぜ!社歌酉しゃかとり!」
討馬とうま「ほざけぇ!!」
ダアアンッ
S&W M500が火を噴く……人間が生身で銃弾に敵うはずなどない……と討馬とうまはほくそ笑むのだが……
ガゴオオオンッ
討馬とうま「……な……んだとッ!!?」
だが、その弾丸は……を凝縮した季良きよしの右手に阻まれる
※……そういえば……社歌酉しゃかとりさん、リボルバーをガンガンぶっ放していたけど……リロードとかしたの
 かしらん?通常なら少なくて5発、多くても8発で弾切れになると思うのですが……俺の思い込み!?
討馬とうま(こ、コイツ……バケモノか!?)
内心焦りつつも、平静を装って討馬とうまは叫ぶ
討馬とうま「ハッ……それで勝ったつもりか!?俺のマグナムが貴様に通じなくとも……貴様も俺に打ち込む
 ことは出来……」
ズドオオンッ
だが、言葉を言い終える前に弾き飛ばされる討馬とうま
討馬とうま「おごはあ!!?」
季良きよし「余裕だな……社歌酉しゃかとりぃ!!」
ダダンッダンダンッ
ガシャアッ
一同「しゃ、社長!!?」
盛大に吹き飛ばされ、デスクに激突する討馬とうま……それを重役一行が心配そうに駆けつけるのだが……
すっ
腕をあげて制止する討馬とうま
一同「はっ……!?」
討馬とうま「ゲホッ・・貴様ぁ……」
ゆらり……と立ち上がる討馬とうま
討馬とうま「……あまり、調子に乗るな……このボケがぁ!!」
季良きよし「うおおおっ!!」
ガドオオンッ
断氣魔甲だんきまこうの一撃……それに対し、季良きよしを込めた一撃で応戦する
季良きよし「はああ!!連斃射断れんぺいしゃだんッ!」
ゴドガガガガガガガガッ
更に、オーラを纏った拳で何度も断氣魔甲だんきまこうを殴りつける季良きよし
討馬とうま「ハッ!……ムダだといっているのが……分からんか!」
……しかし、その全ての拳打は、断氣魔甲だんきまこうの前に虚しく散る……
※……時に、討馬とうまさん……今更なんだが、季良きよしの篭った拳は腕の手甲で防げるけど……他の場所は
 ……どうなってるんでしょうか!?それとも、素早く手を動かして受けているのでしょうか……

#6
季良きよし「……フン……」
ババッ
連斃射断れんぺいしゃだんを放った後、距離をとる季良きよし
討馬とうま「フッ……もう終わりか……ならば、次はこっちから行くぞ……」
万策尽き果てたようだな……だったら、そろそろ死ね!と討馬とうま……だが……
季良きよし「終わりだ!社歌酉しゃかとり砕陸駆断さいりくくだん!」
ゴグオオッ
オーラを纏った拳で大陸すら叩き割る威力を秘めた左の拳を突き出す季良きよし
討馬とうま「貴様の拳など……」
バキャイアアアアアッ
討馬とうま「んな……んだとぉおお!!!?」
と、その時……断氣魔甲だんきまこうが砕け散る……先ほどの連斃射断れんぺいしゃだん……全てを無効化できたと思っていたが、
とんだ計算違いだったようだ……
季良きよし「おおおお!」
ズドムッ
左の拳で断氣魔甲だんきまこうを打ち砕いた季良きよしはそのまま渾身の右で討馬とうまを撃ち貫く
討馬とうま「が……はああ!!?」
ガクリッ
一同「しゃ……社長!!?」
討馬とうまくずおれ……一行も、すかさず討馬とうまに駆けつける……
季良きよし「貴様らも……歯向かうなら……容赦はしねぇ!!」
一同「ヒッ……」
季良きよしの裂帛の表情に一同後退る……
・
・・
・・・
と、言うわけで……ここに・ライ・ソーは潰えたのであった……
※ちなみにしんぎの恋人とか言う人ですが、どうやら無事だったようです。めでたしめでだし……
季良きよし「……そして……あと1人!!!待っていろ……よ!!」
……季良きよしは更なる復讐の相手に咆哮し、Eighter本部へと帰還する……
・
・・
・・・
そのころ……
某所
*「……申し上げます……ライ・ソーが潰された……との情報が入りました……」
*「フン……」
……某所の某部屋ににふんぞり返っている漢こそが……季良きよしの次なる復讐の相手にて……社歌酉しゃかとり季良きよしの
妻、娘を殺させた張本人……名前はわけあって今は出せぬ。
※考えていないわけじゃないんだからね!!
*「捨て置け……」
*「は……しかし……社長……彼は……あなたの片腕だったはずでは!?」
*「……かつてな……」
*「……」
*「今は違う……と、言うわけだ……やつも自立したってことよ……後のことは……ヤツ自身がケリ
 をつけなくてはならん……そういうことだ……」
*「……はっ……」
*「……で、誰だ?ライ・ソーを潰したのは!?」
*「……杜季良やまなし・きよし……だそうです」
*「ハッ……あいつか……生き延びた生命……大切にすればよかったものを……フン、まぁいい……
 ヤツを迎え撃つ準備をしておけ……」
一同「はっ……」
……そして、季良きよしの真の復讐は……始まる!!?


END

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