Eighter -Extra Voyage-
36ther 〜恐怖!師匠が来る B〜



#3
 ある日篤(あつし)のもとに訪れた篤(あつし)の師匠……彼女は一体何の目的でやってきたのか!?そして、一体過去に何があった
のか!!?……すべての謎が今……解き明かされる……かもしれなくもない!?(うぉい!)
枳篤(からたち・あつし)「で……師しょ……あ、いや平子(へいこ)師匠大明女王様……一体全体何の目的でEighter本部(ここ)にやってきたんですか
!?」
 ギラリと睨みつけられ、言葉を変える篤(あつし)
二階堂平子(へいこ)「うん、よろしい」
 やればできるじゃない……と偉そうに平子(へいこ)はふんぞり返る
一同(ってか本当にあんなの言うか!?普通……)
 相当に頭が上がらない様子……一同、再び篤(あつし)の境遇を憐れんでみる……
平子(へいこ)「……さて、今日、私がここに来たのは……」
篤(あつし)「来たのは……?」
 ゴクリと喉を鳴らす
平子(へいこ)「アンタに逢いたくなったからよ!!」
篤(あつし)「どうえええええ!!!?」
 ヘンな格好で仰け反る篤(あつし)
梓與鷹(よたか)「……良かったじゃないか。師匠がお前に逢いに来てくれたんだぞ……」
篤(あつし)「いや、別にうれしくもなんとも……」
平子(へいこ)「ま、そんなことはさておいて……みなさ〜〜〜ん、何か悩みはありませんか?」
 ……しかし、平子(へいこ)の目的は別にあった……?
與鷹(よたか)「はぁ?何だ?だしぬけに!?」
 はぁ……と篤(あつし)だけは顔に手を当ててため息をつく
篤(あつし)「また始まったよ……」
平子(へいこ)「あ、それ、飛んでけヘンな人ッ!!」
 ばしこ〜〜〜〜ん
篤(あつし)「ぅあ〜〜〜〜れぇえええ〜〜〜〜〜!!!」
 キラ〜〜〜〜ン
 星にでもなったかのごとく吹き飛ぶ篤(あつし)……
 突然の出来事に、一行は何事か!?と平子(へいこ)を見る
百鬼あろえ「あの……いいんですか!?」
平子(へいこ)「さ、邪魔者はいなくなりました。では、早速お悩み相談と参りましょうか?」
 ……何事も無かったかのように平子(へいこ)は営業スマイルで言う
雨水朧(おぼろ)「お悩み相談んん!?」
 剣術の師匠が……お悩み相談!?……と一同は驚きを隠せない……そんな中、平子(へいこ)が続ける
平子(へいこ)「はい、実は私、こう見えてみ全国津々浦々巡り巡って悩める子羊たちの悩みを、相談になってあげているん
ですよ」
與鷹(よたか)「へぇ、そいつは、そいつは……」
 篤(あつし)の奴も、一体何をそんなに恐れているんだ!?……結構いい人じゃないか……と與鷹(よたか)……そして、唐突にお悩
み相談は始まった……

#4
あろえ「……じゃ、早速相談いいですか?」
平子(へいこ)「ええ、どうぞどうぞ」
※……その前に……人前で悩み相談するなよ……朧(おぼろ)
あろえ「えっと……実は私……」
 ごにょごにょごにょ……
平子(へいこ)「なるほどなるほど……実は漢よか女が好き……と」
あろえ「……は……い……」
平子(へいこ)「それなら大丈夫!!ズバリ!レズになる!!」
あろえ「ちょ……」
平子(へいこ)「一度歩んだ道を最期まで貫き通すってものが主義ってものよ!あなたが百合なら人生最後までレズってなさ
い!!」
あろえ「なんでそうなるのよお!!!!」
朧(おぼろ)「へ〜〜、あろえってそんな趣味だったんだ……」
 そして、暴かれるあろえの趣味!
あろえ「……いや……その……あの……」
朧(おぼろ)「今度This is my Masterってのを貸してあげるから……」
※『これが私のご主人様』の直訳。(本当は『He is』?)
平子(へいこ)「はいはい、次の方」
 あろえの社会的ステータスががっつり下がった(?)のを軽く無視してお悩み相談は続く
朧(おぼろ)「あ〜〜、私整理整頓がメンドウなのよね〜〜、いっつも実家じゃあ身の回りのこと全てメイドに任せてるから
……」
平子(へいこ)「つまり、ここでも同じようにすればOK!」
朧(おぼろ)「あ、そっかぁ」
與鷹(よたか)「まてまてまて!根本的な解決になってねぇ!!」
 平子(へいこ)の解答に突っ込む與鷹(よたか)
朧(おぼろ)「そうよ!もう私がS&W財閥の娘って分かった以上遠慮することは無いわ!実家と同じように全てをメイドに任
せればいいのよ!!」
與鷹(よたか)「……メイドの費用はお前もちな……」
朧(おぼろ)「そんなぁ……」
與鷹(よたか)「だったら整理整頓できるように心がけろ!!」
朧(おぼろ)「絶対イヤ!!」
與鷹(よたか)「……あのな……」
平子(へいこ)「さ、次の方〜〜〜」
 ガタッ
 と、そんな折篤(あつし)、帰還……
篤(あつし)「ま……待て!!相談にのっちゃ……悩みを言いふらしちゃダメだ!!」
平子(へいこ)「お早いお帰りで……」
篤(あつし)「人をふっ飛ばしておいて……」
 よくもヌケヌケと……と篤(あつし)
與鷹(よたか)「……で、相談はダメだって……」
 いや、まぁ、確かにあんまり解決していないようだし……と與鷹(よたか)は言うのだが……
篤(あつし)「あいつが橙の悪魔だってのも……自称お悩みパビリオンと称して数々の悩み、秘密を聞き出しているだけだか
らなんだ……俺が今まで師匠のもとにいて悩み相談にて悩みが解決したって報告が1つもない」
一同「……おいおい……」
平子(へいこ)「ああん!?何バラしてんだテメェ!!?死にたいのぉ!?」
 ジャキイッ
 刀を突きつける平子(へいこ)
篤(あつし)「ウヒィイイイ!!!すすすすす……すみま……」
 ザザザザザザッ
 退く篤(あつし)
平子(へいこ)「フン……」
與鷹(よたか)「……なぁ……篤(あつし)……」
篤(あつし)「ん?……何?」
與鷹(よたか)「思ったんだが……」
 與鷹(よたか)が思ったことって……何?いや、分かりますよ……あえて言いますまいが……


続

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