Eighter -Chaos Desorder-
54ther 〜女壬生狼(みぶろ)に終焉が C〜



#5
ウルフ・ミブ壊滅!……これを期に閣氏(カクシ)新撰組の解散を宣言する総花、歳四だが……それをよしとしない
弐(そう)と沢斗(たくと)が……2人に牙を剥く……かくて、閣氏(カクシ)新撰組最大の粛清が始まった……
※沢斗(たくと)は閣氏(カクシ)新撰組じゃないから、最大の粛清に含めていいのかどうか……悩みどころだな……
土方歳四「受けよッ!!」
ゴガッ
河上沢斗(たくと)「はいっと……」
ガキンッ
歳四「な……にぃ!?」
先ほどとは速さも重さもキレも違うのに……やはり軽々と受けられる……
沢斗(たくと)の方といえば……『受けよ』って言われたから、受けたけど、何か!?と言いたげだ……
歳四(コイツ……)
バケモノめっ!と咆える歳四……
歳四「消えろッ!!楔鬼廻(くさびおにめぐり)!」
ゴギャギャギャギャギャギャギャッ
バケモノを斃すべく、バケモノじみた技……沢斗(たくと)の両腕、両足を突き抉り飛ばす刺突を繰り出す歳四
歳四(今度こそ……この奥義の前に……生き延びたものは誰ひとりとして……)
沢斗(たくと)「はい、さようなら!」
ズドバシャアアアッ
歳四「え!?」
勝利を確信した矢先……いきなり背後から一刀両断される。
一瞬、何が起こったのか理解できなかった歳四……
沢斗(たくと)「ちょっとアッサリし過ぎたかな……」
沢斗(たくと)の声を聞き、そして、自分が斬られたということに気が付く……
歳四「ば……か……な!?」
ドシャアア……
……沢斗(たくと) VS 歳四は…………呆気なく勝負がついた……
安村蛟(みずち)「すっごい!凄い凄い!!ね、ね、蟒(おろち)、今の見えた!?」
安村蟒(おろち)「馬鹿にするな!いちいち騒ぎすぎなんだよお前……」
沢斗(たくと)が歳四を瞬殺したのを見て、驚きの声を上げる蛟(みずち)だが、それを冷めた目で見る蟒(おろち)
蛟(みずち)「ええ?だってさ……」
・
・・
・・・
そして……そんな2人を余所に……ウォーミングアップを済ませた沢斗(たくと)と弐(そう)が顔を見合わせる
斎藤弐(そう)「……さて……邪魔者も消えたことだ……」
沢斗(たくと)「うん、そうだね……待たせたね……弐(そう)ちゃん……」
ズズズズズズズズズッ
殺気が……渦巻く……
蟒(おろち)(いよいよ……始まる……)
蛟(みずち)「2人とも……凄い気迫!」
漸く……因縁の死合が始まるのだ……沢斗(たくと)と弐(そう)……2人の気迫に、手に汗握る蛟(みずち)と蟒(おろち)……
ポタッ
弐(そう)、沢斗(たくと)「ぬおああああ!!」
ドッガギャイイインッ
……蛟(みずち)か、蟒(おろち)か……両方か……頬を伝って落ちた汗……その音が引き鉄なりて、一足飛びにかかり
そのまま斬撃を放つ両者……そして組み合う
ギリギリギリギリッ
弐(そう)、沢斗(たくと)「ぬ……うう……」
組み合ったまま動かぬ2人……

#6
……はたして……今日という今日こそは両者に勝負がつくのだろうか!?
ギリギリギリギリ……
蛟(みずち)「どっちが勝つと思う?」
蟒(おろち)「知らん」
蛟(みずち)「え〜〜、ケチケチ!」
蟒(おろち)(……2人の力はほぼ互角……どう戦うかが勝負の決め手……かな!?)
沢斗(たくと)「はっ!」
ジャリンッ
弐(そう)「ぬっ!?」
先に均衡を崩したのは沢斗(たくと)、そのまま刀を捌いて距離を取る
弐(そう)「そこだっ!天狼碎牙(てんろうさいが)」
ゴアッ
すぐさま刺突を繰り出す弐(そう)
沢斗(たくと)「虚転移(うろてんい)!」
ヴオムッ
弐(そう)「ち……いいい……」
ザザザザザッ
弐(そう)の刺突を空間転移で回避する沢斗(たくと)
沢斗(たくと)「はっ!」
ギュンッ
そのまま斬撃を弐(そう)に繰り出す
弐(そう)「甘いぞッ!」
ギュゴアッ
ガギンッ
すぐさま体をひねり横薙ぎを放つ弐(そう)
蛟(みずち)「あ〜〜、ダメだよ刃同士で組み合っちゃ、刃毀(こぼ)れしちゃうよ……」
蟒(おろち)「咄嗟の場合だから仕方ない……」
蛟(みずち)「でもさあ〜」
蟒(おろち)「少しは黙って見学してろよ」
弐(そう)「はあ!!」
ボグッ
沢斗(たくと)「うっく!?」
弐(そう)の右手が沢斗(たくと)に炸裂、そのまま沢斗(たくと)を殴り飛ばす
ドダダンッ
弐(そう)「天狼鎚鏨(てんろうついえ)!」
ギュゴアッ
ジャンプして逆手で刀を持っての天狼碎牙(てんろうさいが)を繰り出す
沢斗(たくと)「疾空刃(しっくうじん)!」
ギャギイイイッ
鋩(きっさき)に対して刺突を繰り出す
蛟(みずち)「わあお!」
蟒(おろち)「なっ!?」
弐(そう)、沢斗(たくと)「ぬおああああ!!!」
ギギャギイイッ
そのまま刃をずらして刺突を続け……互いに鍔で受ける
蟒(おろち)(……なんて攻防!?……これが幕末から続く因縁なの!?)
蛟(みずち)(すごいや!お姉さん)
弐(そう)「もらったぁ!!」
グオアッ
右手が飛んでくる
沢斗(たくと)「どっちがだよ!」
ドガンッ
弐(そう)「ぐ……ぬお!?」
刀の腹に拳を繰り出す沢斗(たくと)……その衝撃により、空中から刺突を繰り出していた弐(そう)はぐらつき、倒れる
ドザンッ
弐(そう)「……くうう……」
ヒュバウウッ
沢斗(たくと)「おっ!?」
しかし、すぐさまその場を離れて体勢を立て直す。
弐(そう)(強いな……沢斗(たくと)……だが、それでこそ殺し甲斐があるってもんだ!)
沢斗(たくと)(さっすが弐(そう)ちゃん。やるなぁ……もっともっと愛死合いたくなったよ……)
※沢斗(たくと)の歪んだ愛発覚の瞬間……?
弐(そう)「そろそろ死んでもらうぞ!沢斗(たくと)ぉおお!」
沢斗(たくと)「死ぬ時は一緒だよ!」
グオアアアアアッ
殺気を吊り上げる
蛟(みずち)「くっ……なんて殺気……息が……」
蟒(おろち)(次で……極まる……)
膨れ上がる弐(そう)と沢斗(たくと)の殺気……次の一撃にて……幕末から続く因縁に終止符が打たれるのか!?……
それとも……
※決着がつくなんてことは……無理だと思います。 by リコ(をひ)


続

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