Eighter -Chaos Desorder-
54ther 〜女壬生狼(みぶろ)に終焉が A〜



#0
ウルフ・ミブ跡地にて行われていた歳刑星天(さいぎょうせいてん) VS 閣氏(カクシ)新撰組+明殺(みょうさつ)者一行……死合は神ではなく、人間に
軍配が上がり……そして、今度は……沢斗(たくと)が閣氏(カクシ)新撰組への明殺(みょうさつ)依頼を果たそうと牙を剥く……?

#1
天四斗(あまよと)、ウルフ・ミブ跡地
斎藤弐(そう)「……沢斗(たくと)……」
河上沢斗(たくと)「ふふん……」
チキチャキッ
互いに刀を構え……やる気十分……
一触即発……と、そのとき……歳四が声をかける
土方歳四「ま、待って」
弐(そう)「何?今、忙しいんだけど……」
沖田総花「いいから、聞いて……2人とも……」
総花もまた、会話に割って入る
沢斗(たくと)「……何!?」
歳四「……閣氏(カクシ)新撰組……は本日をもって解散とするわ……」
安村蛟(みずち)「え〜〜〜!?」
安村蟒(おろち)「フン」
唐突の解散宣言に、蛟(みずち)は不満げ……・
総花「ほら、ウルフ・ミブもこんなになったことだし……」
歳四「やっぱり……無理があったのかな〜〜って思うわけよ……」
今更になって、壬生の豺の言葉も黄泉帰る……この現代に……人を殺してまで正義を貫くのは……無理が
あったのでは……と……
弐(そう)「……で?」
だから、何だ!?と弐(そう)が切り返す
歳四「だから、閣氏(カクシ)新撰組は解散……明殺(みょうさつ)者さん……あなたの閣氏(カクシ)新撰組明殺(みょうさつ)依頼も白紙に戻るってこと
 になる……だから、弐(そう)……もう死合うことは無いのよ……」
弐(そう)、沢斗(たくと)「……そうか……」
弐(そう)と沢斗(たくと)……その両者にあった因縁も……今日で無慈悲に……永遠に終わる……と、思いきや、弐(そう)と
沢斗(たくと)は別のことを考えていた……
弐(そう)「……人斬りは人斬り……壬生狼(みぶろ)は壬生狼(みぶろ)……どんなに月日が変わろうとも……それは変わりは
 しないと思っていたのは……どうやら私の思い違いだったみたいだ……」
沢斗(たくと)「……同感だ……壬生狼(みぶろ)はどんなことがあろうとも壬生狼(みぶろ)だと思ったのになぁ……」
ため息をつき、がっかりする弐(そう)と沢斗(たくと)……
チチャキッ
そして、そのまま総花、歳四に対して刀を突きつける弐(そう)と沢斗(たくと)……
総花「ちょっと、弐(そう)……本気なの!?」
まさか、自分たちに刃が向けられるなどと考えてもいなかった総花と歳四は突然のことに焦る
弐(そう)「沢斗(たくと)!コイツら2人を粛清した後にお前の相手をしてやる!」
沢斗(たくと)「う〜〜ん、バテてもらっちゃこまるから1人もらうね」
弐(そう)「……好きにしろ!」
総花「まさか、こんなことになるとはね……」
歳四「ガッカリよ……」
チャキッ
仕方ない……降りかかる火の粉は払わなければならない……と総花、歳四も刀を構えなおす

#2
沢斗(たくと)「でさ、どっちが俺の相手してくれるの?歳四(鬼)?それとも総花(天才)?」
弐(そう)「決まっているだろ……早い者勝ちってな!」
バッ
総花めがけて一足飛びにかかる弐(そう)
総花「はっ!」
ギギインッ
そのまま組み合う弐(そう)と総花……
・
・・
・・・
沢斗(たくと)「うむぅ、残り物には福があるってね」
ギギンッ
歳四と組み合う沢斗(たくと)
弐(そう)、沢斗(たくと)「うおああああ!!」
ドギャアアッ
総花、歳四「ぐ……くううっ……」
ザザザザッ
共に弾き飛ばされる総花と歳四
蛟(みずち)「ねぇねぇ……」
蟒(おろち)「何?」
蛟(みずち)「どっちが勝つと思う?」
そんな中、蛟(みずち)は呑気に死合の勝敗を聞いてみる。
蟒(おろち)「……興味無い……」
蟒(おろち)(フン、だが、悪いがこの死合は大人と子供の差だ……逃げたものに勝機など無い……)
一言で斬って捨てる蟒(おろち)……だが、内心、弐(そう)と沢斗(たくと)しか勝ち残らない……とは思っている蟒(おろち)であった……
・
・・
・・・
と、ここで、死合は弐(そう)VS総花に移ります……
総花「弐(そう)……あなたの剣は私には通用しないわよ!」
ギャガインッ
刀を捌きつつ総花が言う……
弐(そう)「天才と呼ばれた沖田総司の血を継ぐ……か……」
総花「そうよ!そして、さらに、最強の剣士……とも呼ばれた総司の血は私に受け継がれているのよ……」
ヒュゴアッ
迫る兇刃
弐(そう)「最強なのは……『天然理心(てんねんりしん)流で』……のことだろう!」
バシュンッ
総花「ぐっ!?」
総花の刃を回避しつつ返す刃で斬りつける
弐(そう)「……あなたの祖が天才ならば……私の祖は不死身……その不死身の一の血を継ぐ私を斃(たお)せると……
 思わないことね!」
総花「斃(たお)してあげる!」
ズオオオオオッ
両者、憑祖……
総花「はっ!無想三段(むそうさんだん)」
ゴゴゴッ
瞬時に首、喉元の部分を3回突きかかる
弐(そう)「天狼禍亂(てんろうからん)」
ギャギャギャギャッ
乱れ撃ちで三段突きを破る
総花「ぐ……くう!?」
弐(そう)「くたばりなさい!天狼邪斜(てんろうやしゃ)!」
ドギョアアアアッ
斜め上から突き下ろしが入る
総花「見切ったぁ!」
ヒュオアッ
回避して背後を取る総花
総花「はっ!刹那五段(せつなごだん)」
ドドドドドッ
すぐさま5回の刺突を繰り出す
弐(そう)「う……おあああああ!!!」
バッ
そして、それを回避する弐(そう)……だが……
ブシュウッ
弐(そう)(チッ……回避しそこねたか……)
白熱する壬生狼(みぶろ)同士の死合……果たして……両者の死合はどう決着つくのか!?……そして一方の沢斗(たくと)の
方は……
※で、萌さん……あなたいつになったら帰ってくるの!?(いや、無理に帰ってこなくてもいいけど……)


続

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