Eighter -Chaos Desorder-
49ther 〜裏切りの非情剣戟 C〜



#5
陸堕威蔵(おかだ・いぞう)、窮地に追い込まれる……と、そんな時、岡田以蔵の霊が、正当なる子孫、岡田半以に怒りを顕(あら)わに
する……彼はどうやら武市半平太の魂を継ぐものらしく……かくて、威蔵(いぞう)は憑祖(ひょうそ)を得、死合は振り出しに戻る
岡田半以「……はっ!我流・不知火(しらぬい)!!」
ドドドドドッ
無数の炎の弾が威蔵(いぞう)を狙う
しかし、威蔵(いぞう)は回避も受けもしない……
半以「……そのまま焼け死ねぇえ!!」
陸堕威蔵(おかだ・いぞう)「こんなくだらぬモノで俺は殺(と)れん!!」
パアンッ
松原忠美「なっ!気合だけで!?」
半以「弾いた……だと!?」
気合だけで迫る炎の弾を弾いたことに、閣氏(カクシ)新撰組の面々も半以と同じく驚愕す
ヒュオアッ
半以「はっ!?」
半以が呆気にとられていると……いつの間にか威蔵(いぞう)が姿を消す
威蔵(いぞう)「いつまでもぼ〜〜っと突っ立てんじゃねぇよ!」
ドゴギャアアアッ
半以「おごへああああ!?」
どこだ!?と辺りを探していると、突如背後を取られて弾き飛ばされる半以
ドガシャンッ
半以「ぐ……ご……」
半以(何だ!?こいつ……さっきまでと動きが全然違うじゃねぇかよ……)
仕方ない……ここはひとまず撤退を……と半以は動くのだが……それを見逃す威蔵(いぞう)ではない。
威蔵(いぞう)「はああっ!�яM(とうせん)・断駆(だんく)」
ドゴシャンッ
上から下に切り下ろして衝撃波を放つ
半以「お……ごあああああ!?」
ドダダダンッ
もはや勝負は一方的……逃げ腰の半以に勝ち目などあるはずもなく、剣閃をまともに受けて弾き飛ぶ
沖田総花「す……すごい……」
松原忠美「……弐(そう)の言っていたことは……これなの!?」
半以(く……そお……桁が違うぜ……このやろう……だが……)
半以「この秘剣はキサマには破れん!!我流・不知時(ときしらず)」
キュオアアアアッ
瞬時に別方向から別角度の5つの刃が飛んでくる
半以(この……時すら自在に操る秘剣はなぁ!!)
威蔵(いぞう)「そんなもの、技のウチに入らんわ!!!」
ドガシュアアアアアアッ
半以「な……何いぃいい!?……馬鹿なぁああ!!?」
これまで数多の敵を必ず屠り、絶対無敵と信じてやまなかった斬撃は、全て返され、更に追加の斬撃を喰らい、
盛大に弾き飛ばされる半以

#6
忠美「圧倒的じゃないの……」
半以「ぐ……な……何故だ!?何故……時すら自在に操るこの秘剣が……何故通用しないッ!?」
威蔵(いぞう)「キサマの止める時間は生者の時!……時間の止まっている死者にそんなもの通用せんのだ!」
以蔵の魂が憑依している今の威蔵(いぞう)はさしずめ死者……そんな死者に生者を屠る剣など通用せん!と威蔵(いぞう)は
咆える
威蔵(いぞう)「さぁ……そろそろ死んでもらうぞ……半以!いや……武市半平太!」
ズゴゴゴゴッ
威蔵(いぞう)から殺気が迸(ほとばし)る
半以「……なめるなよ!亡霊があ!!我流・不知屍(ししらず)!」
ギョギュアアアアッ
黒き無数の刃が威蔵(いぞう)に飛んでいく
半以(相手が生者じゃないのなら、死者の剣で殺す!)
威蔵(いぞう)「秘�яM(ひとうせん)・三世相(さんぜそう)」
ドズガガッ
半以「え!?」
だが、半以の技が威蔵(いぞう)に届く前に……*字に斬り裂かれる半以
半以「か……はっ!!?」
ドシャリッ
こうして……半以は散った……
・
・・
・・・
忠美「……すごい戦いだったわね……」
近藤�i(いさみ)「ええ、全くだわ……」
こんな死合が展開されるだなんて……想いもしなかった一同はそのまま感慨深く想いにふける……
威蔵(いぞう)「……さて……」
そして、威蔵(いぞう)はくるりと振り向く
威蔵(いぞう)「……続きをしようか……」
ビシイッ
�i(いさみ)に向かって�K獅子斬馬(くろししざんば)を構える威蔵(いぞう)
�i(いさみ)「くっ」
こんな相手に……どう死合えばいいのよ……と�i(いさみ)……だが、新撰組に退くなんて選択は無い……�i(いさみ)は
覚悟を決めて威蔵(いぞう)と死合おうとしたのだが……弐(そう)が突如死合を中断させる
斎藤弐(そう)「待て……お前の死合う相手は�i(いさみ)じゃないだろ……」
威蔵(いぞう)「何!?」
ジャリッ
一同「……」
満を持して……萌、帰還……
�i(いさみ)「萌……」
冥時(みょうじ)萌「お前は……」
威蔵(いぞう)「来たかぁ!……孤高の剣鬼ぃ!!」
ビシイッ
萌が現れたことですぐさま萌を睨み、�K獅子斬馬(くろししざんば)を突き付ける威蔵(いぞう)
威蔵(いぞう)「……続けようぜ……」
萌「何をだ!?」
唐突に主語のない会話をされ、思わず問いただす萌
威蔵(いぞう)「……決まっているだろ?修羅の門(あの時)の続きだよ」
萌「……あの時の続きか」
チャキッ
元屠歳殺(げんとさいさつ)流……四屠(しと)の陣を取る萌
萌「……フ……いいだろう……今度こそキサマを殺す!」
ズゴゴゴゴゴゴッ
威蔵(いぞう)の邪悪な殺気と萌の邪悪な殺気が辺りを支配する……相乗効果で行きも苦しいフィールドが形成される
忠美「……どど……どうなっちゃうわけ!?」
歳四「いや、知らないって……」
トンでもないことになっちゃったんじゃないか……と閣氏(カクシ)新撰組の面々は戦々恐々……だが、そんな中、
弐(そう)だけが冷静に物事を見つめる……
弐(そう)「フン……神のみぞ知るってところか……」
・
・・
・・・
萌、威蔵(いぞう)「のおおおおりゃああ!!!」
ドガギンッ
両者、飛び込んで斬りかかり、組み合う……
萌「……ほぉう……少しは腕を上げたようだな……」
威蔵(いぞう)「あたりきよ!!この前と同じだと思うと死ぬぜ!!」
この死合……どう決着付くのか!?


続

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