Eighter -Chaos Desorder-
12ther 〜九星は闇に惷(うごめ)いて D〜



#7
九星団構成員ももはや残り少ない……そういえば、敢(いさむ)の仇敵もこの中にいるんだったっけ……
さて……そいつは……
*「天宮ったら……俺が全員ブチのめすって言っておきながら……何よ、全然ダメじゃないの!」
次のエリアでは拳銃のお手入れをしながらブツブツ言っている留(るーぶる)がいた……
*「まぁ、いいわ……ようこそ、私、海源留(うみもと・るーぶる)の射撃場(シュート・レンジ)へ……このRUSP50が貴方たちを
 狙い撃ちってね……」
くるくるっと銃を回しながら喋る留(るーぶる)
梔曹(くちなし・つかさ)「……銃なら俺の出番だな……」
チャッ
基本的な愛用の銃、ワルサーP-99を構える曹(つかさ)
留(るーぶる)「ワルP!?……ふん、そんな時代遅れな銃で、この最新鋭のRUSP50に敵うと思っている……の!」
ダダンッ
言い終える前に両者、発砲……
そのまま弾丸は衝突し、互いに軌道からそれる
百鬼あろえ「いや、ワルPって……普通ワルサーP-38のイメージだし……ワルサーP-99だってそれなりに
 新しい銃だと思うわよ……」
あろえ素朴に思ったことを言ってみる
白拍子かんな「……1996年に登場したモデルですね」
そして、かんながいつの銃なのかを超運をもってしてこたえる。
留(るーぶる)「ハッ!関係ないわ……そんなの……」
ダンダンダンダンダンダンッ
曹(つかさ)「ぬっ!?」
留(るーぶる)の連射を回避するべく走る曹(つかさ)
あろえ「ってちょっと待って……流れ弾がこっちに向かってきているんですけど……」
某敢(それがし。いさむ)「てええいあああ!!」
ガキキキキキッ
だが、心配無用。全ての流れ弾は敢(いさむ)が斬り払う
敢(いさむ)「……精進……でござるよ……」
留(るーぶる)「ふふん、どう!?このエアガンのラピッドファイア機能に注目して開発した連射システムは!?」
カチッ
曹(つかさ)「そんなおもちゃなんかでな……俺と渡り合えると思うな……2連射(ダブル・バースト)」
ダダンッ
カァ〜〜〜ンッ
留(るーぶる)「はっ!?」
弾切れの隙を突いて1度に2回の銃撃を行い、RUSP50を撃ち飛ばす
曹(つかさ)「終わりだ!」
ダンッ
一歩踏み出す曹(つかさ)……だが・・
留(るーぶる)「へへ〜〜ん、大丈夫……まだRUSP50はいっぱいあるんだから……」
ジャカッ
曹(つかさ)「チッ」
ダンダンダンダンダンダンダンッ
今度は両手に装備し、ラピッドファイア機能にて連射を行う留(るーぶる)
転がるようにして留(るーぶる)の銃弾の雨から逃れる曹(つかさ)
曹(つかさ)「銃の性能に頼ってるんじゃ……2流だな……」
ちょっとした物陰に隠れたのち、ぽつりと呟く
留(るーぶる)「何を!!?」
ガチッ
と、そこで片方のRUSP50がジャミングを引き起こす
留(るーぶる)「あらっ!?」
曹(つかさ)「そこだっ!3連射(トリプル・バースト)」
ダダダンッ
ジャミングに注意を取られている隙に3連射(トリプル・バースト)を繰り出す曹(つかさ)

#8
瞬時に3つの銃弾が留(るーぶる)を襲うも……
留(るーぶる)「くっ……」
ババッ
咄嗟にしゃがみこみ、銃弾を回避する留(るーぶる)
留(るーぶる)(やるじゃないの……確か、P-99の装填数は16+1……ちぇっ……こっちの装填数もっと増やしておけば
 よかった……)
※RUSP50の装填数は12+1です。でも、連射機能がついているのですぐ弾切れになります。
留(るーぶる)(……仕方ない……)
バッ
両手のRUSP50を投げ捨てる
ギャラララッ
曹(つかさ)「むっ!?」
その音に反応して曹(つかさ)はそちらを振り向く……そして、その一瞬の隙を逃さない留(るーぶる)は一気に躍り出る
留(るーぶる)「はあっ!」
ガウンガウンガウンガウンッ
曹(つかさ)「くっ!?」
一瞬出遅れたが、何とか転がりつつ銃弾を回避……
曹(つかさ)「……今度はFNファイブセブンかッ!?」
留(るーぶる)が持っていたのはRUSP50ではなく、FNファイブセブン……
留(るーぶる)「そう……ライフル弾を撃てて、しかも装填数20!……うふふふ……」
ジャカッ
曹(つかさ)に照星を合わせ、留(るーぶる)が笑みをこぼす
曹(つかさ)「……銃の性能に頼っているのは2流の証拠……そういったはずだが……」
留(るーぶる)「だったら……FNファイブセブンを破って見せなさいよ!!」
曹(つかさ)「よかろう」
ガウンガウンガウンガウンッ
留(るーぶる)が発砲……それを曹(つかさ)は反撃せず逃げに徹する。
留(るーぶる)「息がった割に大したことないわね!?」
そのまま物陰に隠れた曹(つかさ)を留(るーぶる)が嘲る
曹(つかさ)「……」
ジャッ……ガシャッ
一方、罵倒されつつも冷静に、曹(つかさ)は物陰にてマガジンを別の物と交換する。交換前のマガジンにはまだ数発弾が
残ってはいるのだが……
バッ
カンカ〜〜ン
留(るーぶる)「そこっ!!」
ガウンガウンッ
先ほど留(るーぶる)が曹(つかさ)にやったことと同じことを……返される
留(るーぶる)「はっ!?」
ババッ
すぐさまオトリだと気がついた留(るーぶる)は、飛び出してきた曹(つかさ)に照星を合わせる。
ジリジリジリ……
両者……対峙し……そのまま動かない
留(るーぶる)「……愚かね……ライフルの弾を普通の銃弾で防げると思って!?」
曹(つかさ)「……」
ガウンッ
ダダダンッ
暫く沈黙ののち、高を括った留(るーぶる)はただ1発……に、対し、司は3連射(トリプル・バースト)……
曹(つかさ)の1発目はライフル弾に弾かれたが、続く2発目にて互いの軌道が反れ、3発目がFNファイブセブンを弾き飛ばす
留(るーぶる)「ぐ……くぅ!!?な……」
カラカラカラッ
地面を転げまわるFNファイブセブン……
ダンッ
ジャカッ
そして、一気に間合いをつめ、銃を突きつける曹(つかさ)……
曹(つかさ)「勝負あり……だ!」
留(るーぶる)「……くっ……」
※ちなみに、曹(つかさ)は……徹甲弾(アーマーピアシング)を使った模様です。……いや、まぁ、どうでもいい情報ですね……
留(るーぶる)「……でも、私に勝てたからって……いい気にならないことね!」
一同「……」
残るは2人……このどちらかが敢(いさむ)の仇敵……あれ!?……ってことは……ひょっとして……


続

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