B.B.B. 外伝
17の馬鹿 〜台力(たいりき)家世代交代鉄の掟〜



……抜君(ばつぐん)の代わりに魔拿(まな)が授業をしたことがあった……じゃあ、その時、抜君(ばつぐん)は何をしていたのか……
それは……
天四斗(あまよと)、台力(たいりき)家
台力抜君(たいりき・ばつぐん)「来たぜぇ……オヤジ……」
台力絶岱(たいりき・ぜつだい)「きおったか!抜君(ばつぐん)……今日呼んだのはほかでもない……貴様に台力(たいりき)家、当主交代の儀を行う
 ためだ……」
抜君(ばつぐん)「……やっとか……」
台力泯殪蠱(たいりき・みえこ)「分かっていますね。当主交代の儀……それはまず嫁を貰うこと……それがこの儀式
 を行うためのチケット……そして……」
抜君(ばつぐん)「……その後、現当主と台力(たいりき)流の全てを駆使してバトル……勝って初めて当主となれる……」
絶岱(ぜつだい)「分かっているなら、話は速い……ならば、いくぞ!」
抜君(ばつぐん)「おうよ!」
泯殪蠱(みえこ)「五爪の龍の待つ戦場へ!」
・
・・
・・・
某所
絶岱(ぜつだい)「貴様の弱点は知れているッ!貴様は弓道が弱い……」
ぐくおっ
弓を構える絶岱(ぜつだい)……
抜君(ばつぐん)「ハッ!その分は……別の部分で補えばよしッ!」
絶岱(ぜつだい)「だったら……受けろ!玖生滅鏃(ナインライブズ)」
ズドゴガガカアアッ
無数の1つ1つが一撃必滅の力を宿した矢が飛んでくる
抜君(ばつぐん)「だが、アマイ!紅き殲滅弾(ローアイゼン・ツヴァイ)ッ!!」
ズドゴガガガガガガガッ
大量の剣閃を拡散させて打ち出し迫る矢を全て撃滅する
絶岱(ぜつだい)(むぅ……漆重の防壁(ロー・アイアス)を使うかと思いきや……ローアイゼンとは……やるな……
 当主代理ッ!)
抜君(ばつぐん)「現当主ッ!貴様の時代はもう終わった!大人しく幕を退けぇ!!」
絶岱(ぜつだい)「ハッ!当主代理ッ!貴様にまだ当主の座は渡さんッ!」
ズドゴガアアアアッ
かくて、2人は激突し……
・
・・
・・・
そして……
絶岱(ぜつだい)「フ……フフフ……流石だ……当主代理……いや、これより新当主ッ!!」
ガクリと跪く絶岱(ぜつだい)
抜君(ばつぐん)「あ……ぶなかったぜオイ……」
※まぁ、激しいバトルは割愛です。(ヲヒ)
すすっ
そして、絶岱(ぜつだい)は崖へと歩みより……
泯殪蠱(みえこ)「あなた……」
絶岱(ぜつだい)「この、当主交代の儀は……負けた前当主は死あるのみ!新当主!我が死を見届けよ!」
バッ
かくて、そのままひもなしバンジーする絶岱(ぜつだい)
抜君(ばつぐん)「前当主〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
ダダッ
あんまりな急展開に抜君(ばつぐん)は駆けつけ……崖をのぞき込む……
抜君(ばつぐん)「そ、そんな……前当主……いや、絶岱(ぜつだい)……オヤジ……クッ……」
抜君(ばつぐん)……漢泣き……
泯殪蠱(みえこ)「……抜君(ばつぐん)……今日からあなたが当主です……これを……」
と1通の手紙……
抜君(ばつぐん)「これ……は!?」
泯殪蠱(みえこ)「あの人の手紙です……私はこれよりあの人のもとへ行きます……いいですね、抜君(ばつぐん)、私があの人
 の元にいったらその手紙を読むんですよ!」
抜君(ばつぐん)「お……おふくろ!?」
ババッ
そして……泯殪蠱(みえこ)もまた……ルパンダイブ……いや、普通にダイブですよ。露出狂じゃないんだから……
抜君(ばつぐん)「くっ……そおおおお!!!」
咆える抜君(ばつぐん)……そして、最後の言いつけどおり手紙を読むと……
『ハッハッハッハ!ひっかかったな……新当主……南斗鳳凰拳の伝承者じゃあるまいし、前任が死亡する
 わけねぇだろ……大体なぁ……俺が当主になったとき、爺さんも生きていただろ……それを忘れていた
 お前が悪いんだ……』
グシャリッ
抜君(ばつぐん)「……あんのクソオヤジィ!」
手紙を握りつぶす抜君(ばつぐん)
ドドッ
絶岱(ぜつだい)「ふはっはっはっはっは!!」
そして、絶岱(ぜつだい)は無傷で妻・泯殪蠱(みえこ)と共に崖下から生還
絶岱(ぜつだい)「見事に引っかかったな!新当主よ!我が一族はこうやって世代交代を行ってきたのだ……貴様も今の
 出来事……絶対に忘れずつたえていけよ!!」
抜君(ばつぐん)「……わかったぜ……くそオヤジィ!!」
ドゴスギャカアアアッ
……そして、その後、当主交代の儀よりも激しい私闘が始まったのであった……


END

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