B.B.B. 外伝
3の馬鹿 〜瀬戸際博士の招集!!〜



……なぜ馬鹿が自分の研究所を持っているのか(それを言ったら偽馬鹿だって……)……まぁ……今回は
そんな素朴な疑問にお答えしてみましょうと、いう企画(企画!?)
天四斗あまよと、馬鹿研究所
ひや信子「ダーリン♪メールだよっ!」
抱きっ
馬鹿「分かった!分かったからとりあえず離れろ!!メールが読めない!!」
※馬鹿も結構抱きつきに耐性が出来てきましたねぇ……(え〜〜!!?)
馬鹿「何々……なっ……こ……これはあ!!!?」
狗訴くそ「ど、どうかしたんですか!?」
馬鹿「……あるお方からの……召集メールだ……」
凌霄花しのぎ・そうか「あるお方!?」
『とりあえず、足早に来てね。 正朔せいさく』とのメール
狗訴くそ正朔せいさく……って誰ですか!?」
馬鹿「……移動しながら話す……」
信子「じゃ、さっそく行こう♪」
と、言うわけで一同わけも分からず(馬鹿以外)馬鹿についていくことに……
馬鹿「……なぁ、狗訴くそ、なぜ俺が中学生なのにも関わらず研究所なんて持っているんだ……なんて考えた
 ことは無かったか?」
狗訴くそ「え!?……ん〜〜、まぁ……阿呆に払ってもらった……と思っていたんですけど……」
馬鹿「そうか、その手があったか!」
※コラコラコラコラ!
霄花そうか「……話を戻してくださいな」
馬鹿「うむ。俺の研究所の設立に出資してくれた人物が居てな……それがさっきのメールの人物で……名を
 瀬戸際正朔せいさくと言い……」
信子「へぇ〜〜〜」
馬鹿「……一言で言うとトンでも発明家……だな……」
一同「……」
・
・・
・・・
天四斗あまよと、瀬戸際研究所
馬鹿「博士〜〜、居ます……かああ!!?」
中に入った途端驚く一行
霄花そうか「な……何ですの!?これ!?」
荒れ放題……というか、散らかり放題……
馬鹿「は、博士!!瀬戸際博士!!無事ですか!!?」
瀬戸際正朔せいさく「おう、俺は無事だぞい!!」
馬鹿「は、博士……一体……この荒れようは!!?」
正朔せいさく「うむ。儂はな、来る日も来る日も研究に勤しんでいた。そして発明したのがこの物質変換装置……この
 物質変換装置はな、あの物質復元装置にヒントを得て儂が開発したスヴァらしい機械で……」
狗訴くそ「あの、博士、ご自慢の発明もいいですけど……この惨状の説明をしていただけると……」
正朔せいさく「おう!実はな……そのことなんだが……」
ゴクリッ……
正朔せいさく「……研究に勤しんでいて、気がついたらこんなに散らかってしまったのだ」
一同「だぁあ〜〜〜〜!!!」
馬鹿「……博士、まさかとは思いますがその掃除のために呼び出したり……」
正朔せいさく「おう!鋭いな……馬鹿……」
馬鹿「帰らせてもらいます」
正朔せいさく「マテマテ〜〜い!!貴様の研究所がどうなってもいいのか!?」
馬鹿「は!?」
正朔せいさく「俺は貴様の研究所を作った漢だぞ!」
馬鹿「いえ、正確には出資しただけだと思いますが……」
正朔せいさく「その際お前に分からぬように要所要所に高性能爆弾を仕掛けておいたのだ!」
馬鹿「んなっ!?」
正朔せいさく「フハハ!!どうだ!馬鹿!掃除をするか!?それとも研究所を爆破するか!!」
馬鹿「……ぬぬぬぬぬぬ……」
信子「ダーリン?」
馬鹿「……分かった……」
しぶしぶ了解する馬鹿
正朔せいさく「フフフ……では、早速取り掛かってもらおう。俺は発明に忙しいのでな……」
・
・・
・・・
3時間後……
一同「ゼハ〜〜、ゼハ〜〜〜……」
正朔せいさく「おう!見違えるほどに綺麗になったじゃねぇか……さすが馬鹿!!」
馬鹿「はぁ……はぁ・・博士……」
正朔せいさく「じゃ、また散らかったら呼ぼうか……フフ」
狗訴くそ「勘弁!」
馬鹿「……分かった……分かった分かった!HMR−017bとHMR−017cをあげますから……
 それで勘弁してください」
※まだハイパーメイドロボあったのか!?
正朔せいさく「……まぁ、いいだろう……」
……と、言うわけで、今回のお話は終了……
※……ってか瀬戸際研究所には博士以外に誰もいないのか!?


END

前の話へ 戻る 次の話へ