B.B.B. 学園編
145の馬鹿 〜狂瀾の学園祭…! その2〜
怒零湖(工業に3年に1度の学園祭が迫る!!……馬鹿一行はそれにむけて出し物を決めることに……
天四斗(、怒零湖(工業・J3
初雪(カズラ「……と、言うわけで……J3の出し物はコスプレ喫茶『理想を抱いて溺死しろ!』に決定
しました……」
一同「……決まっちまった……」
一同、『誰だよ!?こんなのに投票したヤツ』なんてな顔をしている……
木美(椎造「……決まったようだな……フム、喫茶店か……」
一同「……あの……先生……」
椎造「いいか!店を出すには必ず売り上げ第1位を目指せ!さもなくば……殺すぞ!」
一同「やっぱりかいッ!」
生徒「で、コスプレ喫茶はいいとして、コスプレ用の衣装はどうやって調達するんだ?」
金盞花(「はいはい、任せなさい!私が責任を持って今流行りのコスプレ衣装を揃えてあげます」
一同(今流行り……ってどこで流行っているんだろう!?)
椎造「いいのか!?てめぇ……漫研やら文芸部、パソ部を掛け持ちしているんだろ!?」
生徒「……あ、そうか……部活でも出し物をやるんだよね……」
盞花(「大丈夫!その点においてぬかりはないわ!!パソ部は自作のゲームを配布するだけだし、文芸部には
カズラと沙華がいるし……そして……漫研はぁ……」
一同「ゴクリ……」
固唾を呑んで見守る中……
盞花(「ドキッ!?季節外れのコミケを開始します!!」
一同「なんじゃそりゃあ!!?」
盞花(「今年の夏、惜しくもコミケに落ちてしまった同人作家さんが集まり、同人誌を売り出すの……どう?
いい企画でしょ!?」
一同「……」
※どこから同人作家を集めてきたんですか!?盞花(さん……
生徒「……全年齢指定の同人誌なんすよね!?」
盞花(「……う〜〜ん、流石にそこまでは……」
一同「ちょ!それ、さすがに問題あるだろうが!!」
椎造「いいだろう……朔の夜叉が許す!!」
一同「そこも許すんじゃない!!」
馬脱「なぁ、鳳(仙花は……お菓子を出展するのか?」
鳳(仙花「そうだよ。秋のお菓子フェスタ……来てね」
馬脱(「お、おう」
※仙花の成功率は60%です……う〜〜ん、大丈夫なんだろうか!?
椎造「おっし!では、今日はこれにて解散!!いいかぁ……どんな手を使ってもいい!必ず売り上げを1番に
するんだ!!」
一同「マテマテ!まだ朝のHRが終わったばかりじゃねぇか!!何が解散だぁ!」
忽然……
馬鹿「あれ!?……あいつ、もういないし……」
・
・・
・・・
そのころ……唐突に姿を消した椎造はというと……
台力抜君(「ほう?……なるほど……」
椎造「うむ、他のところはどうなっている?」
抜君(「保健室ではすヴぁらしきクスリの世界と銘打って無限の薬製(を見せつつ客にクスリを投与するとか……」
※それ、誰も行きませんて……
抜君(「物理室では『私だけを見て……』と……まぁ、ヤツのことだ、ストリップショーでも行う気だろ
……」
※ンな企画OK出したの誰ですか!?ねぇ……この高校……本当に大丈夫ですか!?
椎造「化学室にはゲッターの歴史についてを展示するとして……他に出し物をやる教師は……?」
抜君(「銅振璃屡夢(のスケッチ会場、毒電波祐(のワタシとルパン、剴原(直樹……は製菓研の顧問だからなぁ……
奇蹟のお菓子展でも開くんじゃないか?」
椎造「……パソ部の顧問は……紅玉真珠(……ヤツは彼氏との合作ゲームも配布するそうだ……」
抜君(「フン……ならば……俺たちは……」
椎造「売り上げを分捕る!」
抜君(「おうよ!やるぜ!!」
※マテマテマテ……ンなことやるんじゃないッ!!……ってかきっとカズラにブチのめされますよ……
本当に懲りないヤツラですねぇ……
……かくして、怒零湖(工業学園祭は着々と進んでいった……
続
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