B.B.B. 学園編
115の馬鹿 〜朔氣さっきの修学旅行! その7〜



木美きび椎造プロデュース……敗北続きのデストラップ修学旅行……最早終盤にさしかかっても……
やっぱりこの漢は懲りないのであった……
翌朝
北海道、札幌、ホテル遠野・1102号室
木美きび椎造「フフフ……早速ヤツらのオートロックを操作するか……」
カタカタカタッ
ホテルのホストにハッキングを仕掛けて馬鹿たちの部屋のオートロックを操作する
椎造「フハハハハ!これでヤツらは部屋から出れん!!クックックックック……今度こそ俺の勝ちだぁ!!
 ……おっと、勝利の余韻の前にカズラのトコには強力な仕掛けを施しておかなくてはな……天蓋てんがいあだめ
 ……人間をなめるなよ!!」
カタカタカタッ
初雪そゆきカズラ「……そう……」
椎造「って……なぁにぃい!!?」
背後にカズラ
カズラ「……出口が無ければ作ればいい……とこの惑星ほしの知識にあった……」
椎造「しぃまったぁあ!!!その手があったか!!?」
※ってかどこから登場した!?カズラよ……
椎造「……あ、あの……カズラさん……いえ、カズラ様……これは……つまり……」
カズラ「……真マッハスペシャる〜んVer.2.0」
どこからとも無くノイエの青き紋章機イーグルゲイザーエデンの紫の紋章機ハッピートリガーがやって来る
ズドゴガアアアアアッ
椎造「ちにゃ〜〜!?」
・
・・
・・・
生徒「……先生……ナゼにそんなにボロボロなんですか……」
椎造「くっ……てめぇら……後で殺す!」
一同「いや、意味分かんねぇし!」
椎造「おっし、てめぇら……今日は修学旅行最後の日……死なないように気を抜くな!」
……そして、一行は小樽へとバスで移動し、また班別行動を行うことに……
偽馬鹿「ほう?期間限定販売……赤い恋人……」
金盞花こがね・せんか「期間限定!?……それは聞き捨てなら無いわね!」
ドドッ
真っ先に商品の元へ駆け寄る盞花せんか
盞花せんか「何々?あのブレア氏の午後○○時で有名なソースをたっぷりと染み込ませた……」
一同「ソレはもはや殺人兵器だから買うのはやめとけ!!」
※期間限定ってのはもうじき違法で処分されちまうから短い期間しか売れない……ってな意味なんですね
 (マテコラ!)
と、その一角で……
椎造「ロォン!おうっしゃあ!その新巻鮭もらったぁあ!!」
*「のぉお!!!しまったぁああ!!!」
*「くそっ……朝一で釣った新巻……持ってけ!!」
椎造「ふははは……このまま丸裸にしてやるから次の局行くぞ!!」
*「ぬぅ……次は勝たせてもらいます!!」
と、何やら博打をしている椎造
馬鹿「……あの、先生……さっきから何をやっているんですか?」
椎造「ああ?見て分からねぇか!?鮭賭場だ!鮭賭場!」
一同「『とば』の意味が違う!!」
※鮭賭場……鮭の鮮度と博打のスピードが勝負の新鮮なギャンブル……なわけは無いな……
馬鹿「……ってか何やってんだ……あいつら……」
一同「……本当にな……」
と、言うわけで鮭賭場に終始関わっていた椎造……おかげで束の間の安らぎを得ることが出来た一行だった
・
・・
・・・
そして、一行は帰ってくる……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
椎造「しぃまったぁ!!!」
一同「ぬなっ!?何ですか!?イキナリ!?」
椎造「最後の最後に一大イベント……ファーストクラスを賭けた異種格闘技があったのをすっかり忘れて
 しまった……くそっ……なんたる不覚……こんなことなら鮭賭場をもう2〜3時間早く切り上げれば
 ……」
カズラ「……では、私が……」
ズゴゴゴゴ……
やる気十分のカズラ……
椎造「いや……ちょ……ヤメテ……」
ズドムッ
椎造「ヒギャ〜〜ス!!おのれぇ……これで終わったと……思うなよおおお!!!」
……こうして、木美きび椎造プロデュースの修学旅行は木美きび椎造の全敗に終わったのであった……


END

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