B.B.B. 学園編
104の馬鹿 〜世にも旻天びんてんな『実習』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ……DIE34段!(DIEじゃないッ!)
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・第一情報室
馬鹿「はぁ〜〜、今日もQUICK BASICか……」
狗訴くそ「いい加減に飽きてきましたよね……」
馬鹿「いや、飽きてきた、飽きてこないという問題じゃなくて……いまどきQBを極めても活用する場所
 ないだろ……って……」
一同「……」
ガラガラッ
紅玉真珠まじゅ「はい、席につきなさい〜〜」
C言語の特にポインタが大嫌いな女教師の登場だぁ!
真珠まじゅ「はい、今日はみんなに嬉しいお知らせがあるわよ……」
生徒「はぁ……」
真珠まじゅ「このたび、ウチの授業はQUICK BASICを離れ、RGSSを行う事になりました」
一同「んなっ!!?」
生徒「せ、先生……一体何があったんですか!?……アナタ本当にあの紅玉先生ですか!?」
真珠まじゅ「失礼ねぇ……そこの君……私がQBしか授業しないと思ったら大間違いよ!」
一同「いや、どの口がそれを言う!?」
金盞花こがね・せんか「そもそもなぜRubyじゃなくRGSSなんですか!?」
真珠まじゅ「フッ、良くぞ聞いてくれました……あれは丁度私が合コンに言ったとき……」
一同「回想するのかよ!……ってか合コンて……」
・
・・
・・・
そして、唐突に回想は始まる……
天四斗あまよと、某居酒屋
真珠まじゅ「紅玉真珠まじゅ、24才!嫌いなものはC言語!特にポインタ!趣味はネットサーフィンとブログ!現在
 怒零湖ドレイコ工業にて教師やってます……以上ッ!!」
ドドンと宣言する真珠まじゅ……
※アンタ何叫んでいるんだ!?
一同「……」
会場がシ〜〜〜ンとする……まぁ、当然だわな……
*「……あ、ひょっとして……ぱぁるさんですか!?いつもブログ、楽しく拝見させて頂いてます……
 ライムGこと嫩草わかくさ鋭郎です」
真珠まじゅ「え!?……ウソ!?ライムGさん!?」
嫩草わかくさ鋭郎「ええ。まさかこんな場所で逢えるなんて思っても見なかったですよ……」
真珠まじゅ「私の方もです」
鋭郎「昨日のアレ……面白かったです」
真珠まじゅ「ですよね〜〜、実はアレ、半分実体験だったりするんですよ……」
鋭郎「えええ!!?そうなんですか……それはそれは……」
真珠まじゅ「あ、今、想像したでしょ……もう、エッチ……」
和気藹藹……とする2人
*「……いつからここ、オフ会になったんだ!?」
*「……さ……さぁ……」
*「と、とりあえず、積もる話もあるみたいだし、2次会行こうか……」
一同「ああ、そうすっか……」
そして、合コンに来ていた一同は2人を残し2次会へ……
生徒「ってちょっと待て!!」
回想を中断させる一行
真珠まじゅ「何よ!?これからが盛り上がるところだってのに……」
偽馬鹿「……つまり、早い話が惚れた漢のためにQBをやめてRubyを勉強することにしたってことでしょ
 ?」
真珠まじゅ「……ち、違うわ!」
一同「ウソつけぇ!!」
真珠まじゅ「あのね……話がゲームの話題になって……それで彼と共同でゲームを造ってみないかってな話に
 なったの……そして、彼がRGSSの素晴らしさを教えてくれたの……」
一同「つまり、同じだろうが!!!」
真珠まじゅ「ええい!うるさい!とにかく、これからは私の授業ではRGSSの勉強を行うから、各自ツクールXPを
 インストールすること!」
一同「ちょ、マテコラ!!」
真珠まじゅ「何よ!?」
生徒「Rubyの勉強するのなら、もっと他の方法とかあるんじゃないですか!?」
真珠まじゅ「五月蝿いわねぇ……私は彼のためにRGSSを習得したいの!!」
一同「それは趣味として授業の後にやれ!!」
真珠まじゅ「却下!!」
初雪そゆきカズラ「……女心と秋の空……恋する乙女に何を言ってもムダ……」
一同「……」
盞花せんか「ってか先生、学校のパソコンに勝手にインストールしちゃマズイんじゃ!?」
真珠まじゅ「だったらパソコンを買えばいいのよ!!」
一同「マテぇ!!」
……そして……紅玉先生の自分の恋を成就させる為のRGSS授業は始まったのであった……


END

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