B.B.B. 学園編
92の馬鹿 〜世にも煢然けいぜんな『音楽』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業パラレル堂々の30段!(だからパラレルじゃなくシリーズだっての!)
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J2
はざま黒姫「さぁ、砌奈せいなちゃ〜〜ん、今日はこのウシみたいになるおクスリを……」
また何やらアヤしげな色の液体の詰まった注射器を取り出す黒姫
黒波砌奈せいな「ぐっ……イヤですよ……これ以上」
黒姫「あ〜〜ら、ひょっとしたら元に戻れるかもしれないわよ」
砌奈せいな「おお……ってンなワケないでしょうが!!」
今日も砌奈せいなは災難のようです……
と、そのとき……ポンっと肩を叩かれる
砌奈せいな「ん?」
初雪そゆきカズラ「……ウシのようになる……と言うのは数のこと……」
砌奈せいな「はい!?」
唐突にそんなことを言われる
曼珠沙華まんじゅ・さか「……つまり、6つになるってことですね。……それにしても巨乳=ウシみたいって誰が決めた
 んでしょうか?ナゾですね」
一同「……」
一同沈黙……
黒姫「さ。どう?」
砌奈せいな「イヤだぁ!!これ以上大きくなるのも増えるのもごめんだあ!!先生!アナタのせいで僕の恋も終わった
 んですよ!どう責任とってくれるんですか!?」
黒姫「ええ!?恋人なんていたの!?」
砌奈せいな「いましたよ……」
生徒「ははぁ、女装趣味があったのね……って破局に……」
砌奈せいな「違います!そんな些細な事で破局を迎えるほどヤワな恋じゃないです!ちゃんと理解してくれました!」
一同「マテマテ!普通そんなの理解されるわけないだろ!!」
偽馬鹿「じゃ、一体……」
砌奈せいな「『私よりも胸が大きいなんて許せない!』の一言です」
一同「……」
黒姫「面白いじゃない!だったらもっともっと大きくしてあげるわ!任せなさい!!」
砌奈せいな「何故にそうなるんだぁ!!!」
黒姫「もちろん、『人の不幸は蜜の味♪』だからに決まっているでしょう!!んふふ……」
一同「最悪だ!」
ガラッ
と、そのとき、ドアが開き……不機嫌そうな顔で1人の女性教師が入ってくる
黒姫「あ、ストリップショー先生、どうしました?今、授業中なんですけど……」
松葉隆美「誰が真っ裸よ!シメるぞ!!」
馬鹿「いや、あの、先生、もう音楽の授業は無いと思うのですが……」
隆美「今日は授業のことで来たんじゃありません!!」
偽馬鹿「じゃあ……」
隆美「アナタといい、紅玉先生といい、銅振璃どうぶる先生といい……なんでこう、恋と授業を両立できるのかしら、
 不思議でたまらないわ」
生徒「はい!?」
カズラ「つまり、1人だけ独り身なのが寂しいと……」
隆美「簡単に言わないで……」
生徒「と、言うか、先生恋人なんて居たんですか!?そっちの方がオドロキですよ!」
黒姫「んふふ、そんなのおクスリ1本でイチコロです!」
一同「それは恋人じゃねぇ!!!」
銅振璃どうぶる先生も黒い眼差しで同じ要領でゲットしたらしいです。
ひや信子「あ、先生、朱汰陰しゅたいん先生は……?」
隆美「ハッ!あんな恥女と一緒にされちゃたまったもんじゃないわ!」
一同「……」
隆美「とにかく!私と付き合ってくれたら音楽の成績を上げるわよ!」
一同「いや、音楽の成績はいいから……」
隆美「あ〜〜、そう……じゃ、付き合ってくれないと音楽の成績を下げるわよ!」
一同「鬼か!アンタは!」
信子「そもそもなんでウチのクラスに来たんですかね?」
隆美「ハッ!決まっているでしょ!J2このクラスはカップル率が異常なの!」
生徒「……まぁ、確かに少なくとも6組いるしな……」
カズラ「一方的な百合を入れればさらにプラス2……」
一同「いや、カズラさん……」
※了承と受理&葵とカズラだ……
隆美「と、言うわけで、合コンを要求するわ!」
一同「生徒に何を要求しているんだ!アンタは!!」
黒姫「んふふ、面白いじゃない!私も飛び入り参加よぉ〜〜〜♪」
一同「ヤメテください!!」
と、言うわけで……ここに間違った合コンが開催される!?


続

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